渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

古墳と認定されていない場所

2025年01月03日 | open



備後安芸地方(芸備地方)に
は、古墳とは
認定されていな
くとも、明ら
かに前方後円墳
である地形の
場所がかなり多
くある。

赤外線衛星写真で調査したら
確実に古墳形状の地形があか
らさまに確認できる
だろうが、
そこまでせずとも
一般的な衛
星写真ですぐにそれと判
る。
だが、現在は私有地となって
いる場所が殆どで、踏み込ん
だ調査には困難が伴うのだろ
う。ノータッチ、アンタッチャ
ブルになっている場所が殆ど
だ。

古墳推定地は切り崩され、住
宅地や農地に転用されたりも
している。
なおさら、学術調査が困難に
なっているのだろう。

広島県の備後國や安藝國エリ
アには無数の古墳が存在する。
ヤマト中央政権との密接なつ
ながりのある在地勢力が統治
していた痕跡はいたるところ
に存在している。
私の先祖筋の教育関係者が戦
前に発見し古墳認定により史
跡指定された場所が三原市に
あるが、まだ未認定の古墳は
備後安芸地区にかなり多くあ
ると思われる。
広島県福山市から岡山県井原
市にかけてのエリアも古墳群
エリアだが、未認定の場所が
多くある。
上空から見ると前方後円墳の
地形になっている。
西日本中国地区の未認定古墳
群だ。

古墳は毎年膨大な数が古墳と
して認定されている。
認知された古墳の数は増え続
けているのだ。
単なる「権力者の墓」では説
明がつかないほどの数が日本
国内の古墳として存在する。
古墳というものが一体何であ
るのかは、実際には学術的に
も明確に解明されてはいない。



 


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