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なぜ?どこが違うんだろうか?何が足りないんだろうか?という疑問の日々を送ってきて、指導している選手や子供さんが結果を残されている方々に共通していたことは、
試合の敗因、選手の弱点、課題を把握している。
ということでした。
体格や成長の差を抜きにすると、敗因って大体同じであって、負けた時にそれを把握出来て、初めて進歩に繋がるのかなと。
敗因、弱点を把握出来てこその課題であって、それが把握出来ていなければ、課題に向けての取組みも変わってきます。
だから、子供が変わらないんです。強くならないんです。と言われたところで、本人が何が足りなくて、何をすべきか理解していないとただ単に練習をこなしているだけになってしまうし、ある程度、親の導きがないと変わるものも変わらないとも感じていました。
自分的に、選手に進歩がなければ、指導者であり親の責任だと思っていたし、何でだろな〜どうしてだろな〜と敗因が分からないうちは同じことの繰り返しになるので、自分なりに感じていた弱点や課題は言わせて貰っていた。
選手個々の課題をいかに早く把握し、克服していけるか、同じミスをなくしていけるかだったのかなと。
技術面は当然ながら、精神面でも、試合に向けての気持ちの高め方が苦手な者、高まり過ぎて普段の動きが出来ない者、試合終盤になると守りに入る者と、本当人それぞれの弱点があるので、それに応じた指導をする必要がある。
我が子にもそれぞれ弱点があり、課題があります。
その分析が正しいのか正しくないのかは分かりませんが、子供達の進歩に関わってくるので、たくさんの方々と出会い、感じたこと、学んだことを生かしながら分析し、これからも課題克服に努めていくつもりです。
時に、考えれば考える程、答えが見つからない時もありますが、
楽しければいいじゃない。
今勝てなくても、中学、高校からでいいじゃない。
そう思い込めば解放されるかも知れませんが、それから逃げたらいけないと思ってたし、また、選手と接する者として、「鈍感は罪」だと思っています。
人からいろんな事を感じ、現実を受け止める。
そして、課題を浮き彫りにしたうえでの努力をする。
使命感の度合いにもよるけど、やるならとことんやりたい。