あの〜私ひねくれ者でしてね。
たまに元オリンピック選手のような方の、
子供は褒めて育ててください!絶対叱らない!
みたいな記事を見ても、あんまりピンとこないんですよ。
ま、昔から散々、言われ続けてきてうんざりってこともあると思うんですが、正直、そんな簡単な話じゃないと思うんです。
そりゃ、スポーツの楽しさを伝える為、楽しんで取り組む為のきっかけとして褒めるというのは分かります。
ただ、そこからは、褒めて伸びるタイプもおれば、褒めると天狗になるタイプ、叱らないと動けないタイプもおれば、叱るとダメなタイプ、いろんなタイプがいるので、褒めて育てる=正解という浅はかなものではないと思うんです。
しかし、講習等で1日、2日接するだけの関係なら自分も同じようなこと言うかな〜・・いや、きっと言わないな。苦笑
でも、そんなことを言いながらも、実は、私、褒めて育てる派なんです・・・。
嘘つけ!!
なんて言う声が聞こえてきそうですが、まるっきり嘘ではないんです。
褒めるべき時に褒める派
という感じでしょうか。
何でもかんでも「いいよ〜それいいよ〜♪」って褒め倒してると、褒められた側からすると、それが間違っていることでも「あ、これでいいのか」と思い込んでしまうと思うんじゃないかと。
だから、やるべきことをし、「これでいいのか」と正解に導くための褒めるであって、そうでないのに、
いいよ〜よく頑張ったね。
なんて事を言ってしまうと、
あ、この程度でいいのか・・。
となってしまうと思うんです。
なので、やるべきこと、今出来ることを精一杯した結果に対しては、次の一歩を踏み出せる為の、
よくやったな。
よく頑張ってたな。
という褒め言葉をかけたし、そうでなければ違った言葉も必要じゃないのかなと。
現状、10しか能力のない者が、10.11.12の力を出して練習していたり、勝負に挑んだ結果に対しては当然褒めてやる。
100の能力があるのに、60.70.80の力しか出さずに練習や試合をしたならば、勝とうが勝とまいが檄を飛ばす。
こちらが褒めるタイミングを間違わなければ、小学生であっても、
この人に嘘の頑張りは通用しない。
この人は頑張りを認めてくれる。
となって、嘘偽りない頑張りを見せてくれていたと思います。
時代に逆行したような内容かも知れませんが、基本的には、褒めて育てる派なんです。
ただ、厳しさの中で、嘘偽りのない頑張りの中でという話ではありますけど。
子供は十人十色なんで、十人十色の指導をする必要があるという話であれば、「ほ〜!」と興味津々となりますが、結論的に、何が正解なんて指導はないと思ってるので、断定的な話をされると
いや、ちょっと待ってね・・
と素直に受け入れられないひねくれ者の私でした。