渋谷までライブを観せて頂きに行ってきました。
Mr.JIMMYという、あのレッド・ツェッペリン(ZEP)のトリビュードバンドです。
あの天才ギタリストエディー・ヴァン・ヘイレンが「世の中で一番見てたいもの?そりゃ、ジミー・ペイジ(レッド・ツェッペリンのギタリスト)の頭の中さ!」と、その昔インタビィーで言ってたのが忘れられません。
事の発端は、厚見さんからの一通のメールでした。「ZEPが来日した時の話のゲストとして呼ばれてるんだけど」というものでした。Mr.JIMMYのライブ前に、実際に本物のZEPのライブを観たロック・ミュージシャンの代表として、厚見さんが色々と当時のことなどをお話になる、というのです。ZEPは、71年と72年の二回しか、来日していませんが、厚見さんは二回ともご覧になっているという・・・なんといいますか、羨ましいなんてのを通り越して、もう、ほんとにすごい貴重なことなんですよ。
これは、行きたい。是非、観たい、聞きたい。
ということで、車の中ではZEPのライブ映画「永遠の詩(熱狂のライブ)」のDVDをBGMにしながら、ルンルンで渋谷へ向かいました。あ、勿論画面を見たのは信号待ちの時だけ、ね(笑)。
最初は「20分くらいだと思う」と仰っていたお話も40分くらいに。興味深い当時の(基本的にマニアック!それゆえ、楽しい(笑))お話はとっても盛り上がりつつもライブの時間の為、やむを得ず「では、またの機会に」と、大きな拍手の中、終了(会場の誰もがもっと聞いていたかったはず。だって、皆さんマニアだから(笑))。
ライブはもうね、なんたって72年の武道館公演の完全再現」ということで、一曲目から最後まで、ぜーんぶ知ってる曲で、楽しかったです。
厚見さんと、おなじみGFRバンドのギタリストのエージさんと三人で、「いやぁ、素晴らしい」と三時間、伝説のバンドの演奏を堪能しました。勿論、カバーではあるんですが、それでも、Mr.JIMMYのメンバーさんたちの「本物へのこだわり」が物凄くて。
厚見さんいわく、「本物よりも素晴らしかった」とのこと。いや、ほんと、楽しかったです。ZEPは、もうどうしたってオリジナルメンバーのライブは観ることは出来ないけれど(ドラマーが亡くなってしまっているのです)・・・、こうして本物と見まごうばかりのトリビュート演奏を聴けるチャンスがあることはとっても嬉しいです。感謝感謝の夜になりました。
飲みものはお水でしたけどね。でも、音に酔えたので大満足でした、ほんと。
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そして、今日また、もう、なんといいますか、大先輩の、悲しいニュースがありました。
・・・気が変わった、って、帰ってきてくれないかな。この歌のように。
心から、ご冥福をお祈りいたします。長い間、お疲れ様でした。
では。