ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




戻ってきてみれば、日本もすっかり涼しくなって・・・

ってか、ちょっと寒く感じたりもしてます。

夏の次にくるはずの秋はどこへ(笑)。


この先もまだまだハードな日程が続きますので、しっかりケン康管理しなきゃですね。

そのためにも、食べる、そして、飲む、が一番かと思います(個人的には(笑))。

そそ。基本的には、好きなものをね、好きなように美味しく食べたり飲んだりしてれば、人間、そうそう身体を壊したりはしないんだそうです

それなりのトシになれば(←ハイハイ?呼びました?(笑))、食べるものや種類なんかにも、いつの間に気をつけるようになってるものだそうですし。

バランスが崩れてるとすると、やっぱり知らず知らずのうちにもストレスとかが溜まってたりして・・・ということもあるようです。


やっぱり、心身共に健康であることが一番だと思います

皆で一緒に、元気に食欲の秋を迎えましょうね



さて、昨日、「香港でアーティストの方となんとなく友達になって」、と書きました。


開演前、もう衣装に着替えた後だったんでが、楽屋がとっても寒くてね(笑)、身体を冷やしてはいけないな、と思って、楽屋口からしばらく外に出てた時のことだったんです。


その彼のことはは、やはりたまたまそこでタバコを吸っていた、今回の香港サイドのプロモーターさん(年配の女性)が「私がマネージメントしてるアーティストなのよ」、って紹介してくれたんです。

僕も「そーですかー。よろしくねー。」

と握手して、それからプロモーターさんが会場に入ってしまったので、二人で立ち話、となったんです。

彼は、玉置さんの、安全地帯の大ファンということで、前回のソロの時も観に来ていたほどだそうです。玉置さんの作った曲は、シングル、アルバム問わずとっても詳しくて、ニューアルバムも最高だよ!とかって、熱く語ってくれたんです。時折、日本語で歌って聞かせたりしてくれました。

僕も、「歌上手だねー!」 なんて(本当に上手でした)。彼は「ありがとー!」なんて。



「日本の音楽も沢山聴くけど、やっぱり僕はエモーショナルなものが好きなんだよ。」

「コージの歌は、時にツナミように襲い掛かってきたり、でも次の瞬間には、道端に咲く一輪の小さな花のように可憐になったり、あの振れ幅がすごいんだ。本当に憧れるよ」

そんなことを、一生懸命語ってくれました。


「君も色んな曲を書くの?」

訊いたら、ちょっと恥ずかしそうに笑って、

「いやー、僕はまだまだ作曲家としては全然なんだよ。まだ生まれてから25曲しか書いてない。彼には遠くおよばないよ(笑)」

って。でも、

「その曲を、いつか聞かせてね」

「もちろんだよ!もっと勉強する!」

なんて話したりして。

それから、日本の音楽の話とか、言葉の話とか、けっこう盛り上がって色々話してたんです。

楽屋口からは現地のゲストの人が時折入ってきて、中にはアーティストっぽい人もいて。

彼は、そんな人たちとも親しそうに、「ヘーイ!」とかって握手したりしてて。やっぱり地元の人同士は交流があるんだなぁ、なんて。


あと、途中ね、会場の中から、スタッフさんが出てきては、彼と僕に「コーヒーはいるか。欲しいものはないか」、とか何度も聞きに来たのね。

僕たちはすっかり話に夢中になっていたから、「大丈夫、ありがとう。十分ですよ」って答えたりしつつ、「そんでさ」と話に花が咲いてて。


まもなく開演時間がせまり、

「じゃあ・・・タノシンデクダサイ!」

って僕が教えた日本語(Have fun!ってなんていうの?って訊かれたので)で送り出してくれました。


勿論僕も、「キミモ タノシンデクダサイネ!」って答えて、楽屋に置いてあったカメラを取ってきて、一緒に一枚写真を撮って、別れたんです。




(写真が曇ってるのは、結露したからなんです。以下に会場内が寒かったかがお分かりになると思います。本当に、真夏と真冬くらいの差なんですよ(笑))


さて。

ここで、正直に言います。

僕、彼のこと、あちらでこれから頑張って売り出そうとしてるアーティストさんだと思ってました。

ほら、36歳とかって言っても、日本と違って海外では本当に実力があればいつからだって表に出て行ける世界ですしね。


まさか・・・。


今、思えば、色々「・・・そうだったんだー」って話なんですけど(笑)。


今日、香港での公演の様子を伝えた、あちらのニュース映像を見たんです。


そしたら、その中に、あの時の彼が。(0:34くらい)



Twitterならぬ、このTwatterのTシャツ。この帽子。間違いなく、彼。



そして、この彼は、

中華圏を代表する「四小天王」、つまり、凄い歌手の一人、


陳奕迅(イーソン・チャン)氏


・・・だった、


ようなのです


彼のブログ


うーむ。そりゃあスタッフさんも、何度もコーヒー、気遣って持って来たりしますよねぇ(笑)。




終演後、楽屋の廊下で彼に再会しました(勿論、僕は彼が有名人だとはまだ知らず。知ったのはさっき、ですから(笑))。

「ヘーイ!ケン!」

と、興奮した顔つきでハグをしてくる彼。

「最高だった!興奮した!キミのプレイも素晴らしかった!ピュン!ピュン!って(身振りから、グリッサンドのことのようでした)やるのも、カッコよかった!手拍子してお客さんを煽ってるのも良かった!」

って。

そして、チケットの裏にサインを書いてくれよ、というので、「えー?僕のなんているの?」というと、「勿論だ!書いてくれよ」というので、はじっこに小さく、サインと、名前と、携帯の番号を書きました。

「じゃ、もしも日本に来ることがあったら、電話おくれよ。ビールでも飲もうよ」って言って。

そしたら「おー!サンキュー!日本に行ったら連絡するよ!」

って。




えっと、彼は中華圏の四天王・・・なんですよね。


本当に電話が来たら・・・、



その辺の居酒屋じゃ、まずいかな・・・(笑)。




ではー。



---追記。---

楽屋口で、歌ってくれたの、これでした。うむー




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