ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




24日、夜8時ころ、空港に着く。

空港内のコンビニ(セブンイレブン)で、部屋で飲むお水、ビール、ワインを買う。

ホテルまではクルマで3分でした。・・・歩いても10分程度かと。

皆で、ホテル内で中華をご馳走になり、あとは部屋で、翌日のライブに備えて・・・、

中国語のテレビを見ながらビールを飲む。ワインはライブが終わるまでのお預け。



やたらと冷房の効いたホテルなので、こんもり色々と着てどうにか眠る。


翌25日朝、会場に向かう。

クルマで3分、これまた、歩いても余裕で行ける距離でした。

会場で朝ごはん兼お昼ごはんを頂いて、リハーサル、そして夕ご飯を頂いて、ライブ。

ライブ前、外に出ると、むんとした湿気の中に、オレンジ色の綺麗な月が。

タバコを吸っていた香港のアーティスト(男性のシンガー、36歳)となんとなく友達になって、30分くらい、色々とお話をしました。

お互い母国語でない英語ということで、いわゆる英語圏のネイティブと喋るよりも、なんだか全然喋り易かったし、分り易かったです。

お互いが、思いやって喋っていたのもあったかも、と思います。英語圏のネイティブは、聞き返しても、まずゆっくり発音したりなんてしてくれないので(笑)。



コンサートは、8時から。開場は7時でしたが、7時45分の段階でも、まだ、まばらにしかお客さんが入っていませんでした。

これは、こちらのデフォルトで、香港では1時間押しとかもよくあるそうです。

結局、日本時間で、夜9時半くらいから始まりました。開場はエクスポで使われた広ーいアリーナ。客さんは、びっちり満杯。


「香港のお客さんは、なかかな立たないんだったよね」と、玉置さんはじめ、経験者のメンバーさんたちは口を揃えてそう言ってました。


確かに最初は皆座ってましたが、でも、一曲目から立ってるお客さんもいて、座ってる方々も皆、すっごく楽しそう。


だんだん、とんでもなく盛り上がってくるお客さん。ステージの僕らよりも、派手に手を振り回したり、歌うお客さんも沢山で。


なんかやっぱり、日本の感じとは違うんですよね。


・・・コンサートを楽しむのは、オーディエンス。つまり、・・・主役は、お客さんなのかもなー、と思いました。

でも、そんなお客さんを見てると、こっちも俄然、盛り上がります。




本当に楽しかった。

いつにも増して、もの凄い意思と集中力が合わさった感じがして、とっても真摯で、そして、ものすごくエキサイティングで、

・・・本当に、最高のコンサートになったと思います。



終演後は、会場で夜食(・・・夕食と同じもの(笑))を頂いて、ホテルに帰って(幾人かのスタッフさんは、ラーメンを食べにタクシーで30分ほどの街まで繰り出したようですが、さすがにちょっと、exhausted(笑))、フルーツをつまみながら、やっぱり中国語のテレビを見たり、持っていった本を読んだりしながら、ちびちびとワインを飲んで、就寝。


6時間ほど眠ったら、集合時間。朝、8時半。


勿論、空港はホテルの目の前(笑)。



なんのことはありません。僕の香港は、寝ていた時間を除いたら、20時間弱。そのうち、会場にいた時間が11時間。残りの9時間をちょいちょい割って、でも、街まで行く時間は無くて。


「今度日本に行くんだよ!」と勢い勇んで出かけてきた人が、成田空港に降り立ち、その半径500mで三日間過ごして、帰っていったようなものです(笑)。


写真は、帰りの飛行機で出た、ピンク色のお蕎麦です。

ちなみに、行きの機内で「フィッシュorポーク?」と訊かれて、「フィッシュ、プリーズ」と答えて、出てきたものは、カマボコでした(笑)。


旅って、たとえ短くても、やっぱり面白いです


ではー。


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