キーボード・マガジン 2017年1月号 WINTER、
「理想の鍵盤」という特集が組まれているのですが、僕も100人のキーボーディストの一人として、アンケートに答えました。
お気に入りの鍵盤を一台挙げるとしたら、ということでしたが、
今回は、こちらをセレクト。なんといっても、9000、9500合わせて5台も買ってしまったほどですからね。
また、MinimoogやJupiter-8などは、他の方が選ぶこととおもいましたし、
逆にMPを挙げる人はいないのだろうなあ、とも思いましたので。
こんな素晴らしいデジタルピアノは、・・・秘密にしておいてもよかったのですが(せこいなー)、
でも、ね。良い情報は、シェア致しましょう。
なんといっても重いし、新品ではもう手に入りませんし、
それでも欲しいと思う方は、是非です。
ちなみに、もう大学の僕の教え子のキーボーディストの学生の半数以上が、このMPシリーズを手に入れております。
僕が、薦めたから、ですが(笑)。
勿論、事前に音を聞いてもらって、です。
皆、「うわ、これは・・・」といって、ヤフオクなどで出品されたのを知らせると、すぐ買うのです。
そして、皆、「すごくいいです」と言います。
なので、いいのですよ。
今の18歳の子が弾いても、48歳の子・・・じゃないですね、お〇さんが弾いても、
同じように素晴らしいと思えるのですから。
minimoogの復刻が決定しましたね。
正直、おお!まじか!という感想なのですが、
これが単純に喜びかと言いますと、・・・複雑な気分もいたしますね。
気になるサウンドですが、勿論、ネットの動画で見る限りは、かなり本物なのですが、
その手作りの一台一台のサウンドを、その耳で確認した、開発者のモーグ博士がお亡くなりになってしまっている今、
このかなり、が完全に、なのか、まったく同じ音が本当に再現されているとは、思えない(・・・思いたくない?)のですが・・・。
いつか、実機に触れる機会がございましたら、またここは改めてー。
でも、他のメーカーも、復刻モデルを色々出してきています。
コンピューターの中のものでなくて、いよいよ、ちゃんとした良いキーボードが、また、世の中に生まれてきている期待があります。
もしかしたら、キーボード界が面白くなってくるかもしれません。
嬉しいで。
ではー。