ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




いよいよ、明日は玉置さんソロツアー

「玉置浩二CONCERT TOUR2018~60'CARNATION~」

の最終公演です。

8月17日から始まったツアーも、気が付けば、今日でもう丸三か月経っているのですね。

 

先日の旭川公演も、大きな節目でございましたが、やはり明日の最終公演こそ、素晴らしき集大成になるよう、心から願っております。

こうしてツアーを周って、やはり実感することは、

コンサートは、本当にステージの上だけでは、完結しませんし、完成もしません。

会場のお客さまあっての、コンサートなのだと思います。

そしてそれは、盛り上がって頂いているなあとか、拍手の大きさが凄いなあ、といった目や耳に見える、聴こえるものではなくて、

例えば、静かに聞いて頂いていたとしても、それは起こることなのですよね。

熱量といいますか、集中力の集合体のようなものが、力、オーラになって会場を覆うといった現象を、

このツアーで何度も感じました。

 

勿論、ステージ上の演奏や歌、PAの音響などがあって、それが届いて化学反応が始まるわけですが、

なんでしょう・・・、時には、最初の音が出る前に、すでに、ものすごいオーラに包まれているような日もありました。

 

バイブレーションというようなものなのでしょうか。

バイオリズムの波が、偶然合うのでしょうか。

もしかしたら、天候や気温なども含めて、様々な事の小さな積み重ねで作られる、

割れやすい、大きなシャボン玉のようなものかもしれません。

 

そのシャボン玉を、より大きくし、音で、最後までしっかり紡ぐことが、僕たちの役目なのかもしれません。

そして、お客様にも、一緒になって支えてもらうものなのかもしれません。

 

コンサートって面白いですね。

大勢で、一つの真っ暗で、音の無い空間に集まって、

音と光を、共有する体験のですから。

 

明日の最終公演、どうぞよろしくお願い致します。

僕も精一杯心を込めて、天才・玉置さんの音楽を、歌を、サポートさせて頂き、

しっかりと最後の一音までシャボン玉を紡ぎ、よきファイナルを迎えたいと思います。

 

ではー。



コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )