稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2019年12月19日)

2019年12月20日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時過ぎから21時20分まで。
今年42回目。参加人数20名ほど。

本日も、自分で気をつけたい事のみ記す。

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素振りには右足を出しながら振りかぶる方法と、
竹刀を振り上げてから右足出す方法とがある。(ここでは前者)

顎(アゴ)の入れ方一つで打てたり打てなかったりする。
顎を入れ体勢が崩れない素振りをすることが大切。
左足の湧泉(ゆうせん)に力が加わるように。

切返しでは左足の引き付けを速くすること。
左足が右足に揃ってはいけない。(もちろん追い越しては駄目)
左足が残っていると打突力は弱まる。

間合が遠い場合も打突力は弱くなる。打ちは押さえつけては駄目。
近くまで入って打つのは「打った時の形を身体(筋肉)に覚え込ませるため」である。
打つ前、打った時、打ったあとの全てで上半身がブレないこと。

右膝攻めの時は左足の踵を少し下ろすと良い。
右膝出しても頭を出すべからず。頭を引く感じ。

右足で出るのではなく、左足で身体を送り込む意識で。
相手との間合は左足で決まる。左足の引き付けが甘いと相手との間合は遠い。

気攻めは風船を膨らますがごとく。
遠間触刃で瞬間的に息を吸って(吐きながら)前に出る。
未発未萌(みはつみぼう)の場合は一歩で入れるが、そうでない場合は慎重に入っていく。
不敗の間合(遠間)でいかに自分の構えを作れるかを意識する。気迫気勢を作る。
構えた時に左手が上下に動いていては絶対に駄目。調子を取ってるだけになる。

普段の稽古でも手順を大事にすること。
礼をする。蹲踞をする。息を吸いながら立ち上がる。構えを作る。構えを作った中から気迫を出す。
そこから、触刃、交刃、一足一刀のところまでを、いかに手順を踏んで出来るかが大切である。

構えました→触刃交刃から入ろうとしたら逆に相手に入られました・・・では駄目。
それには相手が迂闊に入ってこれないような溶鉱炉のような「気迫気勢」を作ること。
例えば「鉄の塊が真っ白に燃えている状態」のような「怖くて近寄れない」というイメージ。




【感想・反省点】

蹲踞を連続して行うと、昨日の稽古で突かれた右足太ももがだんだん痛んできた。
最後のほうでは蹲踞をするとふらついてしまう。ああ情けない。

いつもよりも重く、重心が先にある竹刀を使ったら、途中まで剣先がブレまくりだった。
構えを作り、気迫気勢を整え、自分の打ち間に入って面を打つのだが、
しかしこの面が決まらないとなると「な~んにもならない」のである。
右手打ちになっているのかとも思ったが、慣れたら打てるのでそうでも無さそう。
先重でも何でも、竹刀の調子は同じようなもので揃えるべきだと反省した。
コメント
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