稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

がたついた椅子の修理

2019年12月24日 | つれづれ
自宅の食堂で使っている椅子は、千葉に住んでいた頃、奈良に引越しが決まった時に、
鹿島神宮参拝の帰りに茨城県のカインズホームセンターで買い求めたものだ。
奈良の新居の食堂に新しいテーブルと椅子6脚を設置して20年以上が経っている。

確か1つで数千円の安物だが、テーブルと同じウッドハウス的な雰囲気が好きで、
猫が爪とぎにするのでボロボロになってはいるが今でも重宝している。

さすがに20年以上も使っているとガタが出てきて、 最近はギイギイと揺りかごのような動きをする。
さすがに修理が必要かな? 修理が無理なら買い換えようかな?と思っていた。

トイレの通風口の取り付け作業の合間に椅子をバラしてみた。
裏返して座板を止めている8本の木ねじを外す。

あとは木づちでトントン叩くと簡単にバラバラになる。


(バラバラにしたところ)


(愛用の木工用ボンド)

緩んだ接合部に、たっぷり木工用ボンドを付けてあとは元通りに組み立てるだけ。


(ボンドは、はみ出るぐらいたっぷりと)


(組み立てはバラした順序と逆に)


(ほぼ完成)


(少し乾いたら、上から乗ったり木づちで叩いたりして足の長さを調整する)

座板を付ける前、まだ接着剤が固まる前に、 4本の足の長さを同じにするよう木づちと体重で調整する。
これを忘れるとがたつきのある座り心地の悪い椅子になってしまう。


(はみ出たボンドは拭き取っておく)

ボンドが固まったら木ねじを止めて終了。

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しかしね、慣れとは面白い。
ガタつきも無く、しっかり安定しているのだが妙に落着かないのだ。
コメント
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