稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館、月例稽古(2019年12月15日)

2019年12月16日 | 剣道・剣術
長正館の月2回の日曜稽古。
前半(17時~)は一刀流、後半(18時半~)は剣道稽古。
通称「月例稽古」は東住吉区湯里小学校の体育館。
詳しくはホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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---小野派一刀流稽古---

17時~18時。9名+井上館長。
K藤さんは、初心者Mさんの指導。

昨日(12月14日)の定例稽古で、上段霞がうまく遣えない者がいるので、
相手を半身で引き込み萎(な)やして突き返すところを復習する。
ここは長正館独特かも知れないが攻防自在な実戦的な遣い方である。

あとは刃引の稽古。
技を分解し、ゆっくり、あるいは要所要所で止まって理合を説明する。
速く動くと誤魔化し易いので間違って憶えてしまうからだ。
刃引は単純そうな技遣いに見えるが実は奥が深い。
時間が無くなって最後までは出来なかった。


(刃引の稽古)


---剣道稽古---

18時半~20時。参加人数11名+井上館長。
初心者Mさんは面の着け方から。他は自由稽古。






























【感想・反省点】

久々に井上館長に懸かった。
返し胴を打たれる。まだまだ現役剣士93才。
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長正館一刀流定例稽古と宝剣会(2019年12月14日)

2019年12月15日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の中野中学校の格技室で毎週土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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稽古の前にちょっと嬉しい事があった。
中野中学校の裏門の前のコンビニで時間つぶしにK澤君と話していたら、
外から入ってきた作業服姿の人物が近づいてくる。
何者かと思ったら大昔、ホワードの東京勤務時代に部下だった干場君だった。

その後、2人とも前後して大阪勤務になり、冷や飯を食らって彼が辞め、
その後私もホワードを辞めた。紆余曲折のあと、ホワード自体は今はもう無い。

20年ぶりに思わぬところで再開した。偶然も良いとこである。
若者と思っていた彼ももう56才。時間が無いので「また会おう」と別れた。

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稽古は着替えず指導を兼ねて仕方を数本だけした。
今回は後半からスタート。
稽古歴の短い者は大太刀50本全部をした事が無い。
良い経験になったと思う。


(大太刀の稽古風景)


(左は鍼灸の施術、中央は初心者指導、右は通常の稽古)


(井上館長は田村鍼灸師の施術)

鍼灸 潤氣堂(じゅんきどう) TEL.06-7500-9598 大阪府門真市栄町9-16
http://jyunkido.com/medical/

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夜の宝剣会。稽古納めである。
全員が揃ったら記念撮影しようとカメラを持ち込んだ。
H田七段がお休みで記念撮影は無し。残念!
見つかったら叱られるが隠れて稽古を撮影した。




(両方とも左だった!)

面を着けて甲手を着けようとして甲手が両方とも左であることに気づく。
いつもは予備の防具を車に積んでいるのだがきょうは違う車なのだ。
石丸師範に報告に行くと「ワシのを使え」と言ってくださったのでお借りする。
石丸師範との稽古の時はN村五段の甲手をお借りした。

稽古は切返しと基本稽古のあとは地稽古。


(O畑五段と石丸師範)


(石丸師範とN村五段)


(A山七段と石丸師範)


【感想・反省点】

一刀流では上段霞の仕方の捌き方を教えた。
剣道だけをやっている者は手先だけで相手の突きを防ごうとする。
真剣での実戦を想定した剣術には巧みな体捌きが欠かせない。

剣道では間合の近い石丸師範には出来るだけ下がらないようにした。
構えた瞬間に打ち間なので攻めだとか気を溜めるとかという時間は無く、
やもすれば懸かり稽古のようになるが出来るだけ捌いて打つようにした。

しかしながら石丸師範の気迫はすごい。
私に甲手を貸したので、私が甲手を返したら連続4人と稽古。
稽古納めなので1回の稽古が異常に長いのだが勢いが落ちない。

待ち剣では無い。どんどん間合いに入って来る。
少しでも躊躇や迷いがあると嵐のように竹刀が降ってくる。
あの気構え、勢いの継続は見習いたいものだ。

本日、一回の稽古時間が長い。気も抜けない。ここでは体力も気力も必要である。
最後は恒例の打ち込みと切返しになったがこれもいつもよりかなり長い。
文字どうり濡れ雑巾のようにクタクタになって稽古は終了した。
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なんば養正会(2019年12月13日)

2019年12月14日 | 剣道・剣術


大阪は難波駅近くのエディオンアリーナ大阪(府立体育会館)。

なんば養正会のホームページ
http://doujyou.net/youseikai/

養正会はもう20年以上も前、転勤をきっかけに通い始めた稽古会だ。
昔は駅で1駅の心斎橋勤務だったので週に2~3回は稽古していた。

そういや最近稽古に行ってないなあ。
高い年会費(3万円)も払っているのに勿体ない。
・・・ということで仕事を片付け稽古に行った。

案の定、阪神高速13号東大阪線が混んでいる。
慢性的に中野-高井田が混む。このせいで稽古に行く気持ちが萎えるのだ。

近くの駐車場に停めて急いだが、着替えて面を着用したら19時半。
すでに基本稽古も回り稽古も終わっていていきなり自由稽古(地稽古)。


(1分間の回り稽古を4回)


(稽古の最後は切返しで締めくくる)


(稽古終了「面取れ~」)


(六段以上は上座)


(瞑想)


【感想・反省点】

3ヶ月ぶりの養正会での稽古である。
ここは人数が多く、行けば必ず初めての方もおられる。
出来るだけ構えを崩さず、木曜会の剣風を守ることにする。
課題は「鎬を感じて稽古する」である。

若いスピードのある方に何本か面を打たれた。
有効打になるかどうか微妙な軽い面だがともかく速い。
触刃から交刃になる部分で打ってくるので上半身は倒して打つ剣風で速い。
慣れると返し胴は打てるが鎬を感じるヒマが無いのである。

自分の面が決まらないのは自分勝手に打っているからだと感じた。
相手の打とうとしたところを打たねばならないのに我慢仕切れないのである。
自分勝手に打っても頭上で防がれておしまいである。

ぎりぎりの瀬戸際での判断力というか動物的な感というか、
運動神経が元々鈍い初老の剣士としては難しいが重要な課題なのである。

稽古終了後は古株達と年齢の話になった。
F本さん84才、M鍋さん81才、O脇先生79才、K藤さん72才、あれ?T島さんは何才だっけ?
F田女子が還暦だとは驚いた。ともかくみんな元気で何よりである。
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木曜会定例稽古(2019年12月12日)

2019年12月13日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)


四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時過ぎから21時20分まで。
今年41回目。参加人数20名ほど。

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素振りでは、出来るだけ姿勢を保ったまま、
振り上げた腕の形は構えた形のままで振り上げる。
振り上げた時に頭が前に傾かない(首が前に出ない)ように。

---本日の稽古---
切返し3種(1つは相互打ち10本往復連続切返し)。
正面打ち各種。鎬を最後まで感じながらの面打ち。
横の鎬を使っての小手打ち。足を出しながら。
横の鎬を使うときは摺り込まないでそのままの形で。

入って、鎬を感じながら、相手が小手に来たのを、
表から摺りあげて面、裏から摺りあげて面、返して面。
表と裏の摺りは手刀のイメージ。手のひら、手の甲。

返しの時は手元に引き込んでしまうと失敗する。
払ったりしない。乗せてそのまま返して上から落とす。

鎬を感じて乗りながらの出頭面。
鎬を感じながら竹刀を浮かしての面。
鎬を感じながら竹刀を浮かしての出小手。
鎬を感じながら竹刀を浮かしての相小手面。
鎬を感じながら返し胴。

「鎬を感じながら乗る」のと「押さえる」は違う。
押さえてしまうと相手に警戒されて打てない。

出頭面、出小手、相小手面、返し胴の連続技。
打ちの精度が悪いのは距離が足りないので慌てるから。
打ったあとは距離を取り、相手よりも先に準備状態になるのが大事。




【感想・反省点】

鎬を使うときは右足が連動しているのが大事。
やもすると手先だけで鎬を使おうとしてしまう。

連続技では精度が悪くなる。
距離を取っても悪いのは、ただ単に変な力が入るから。
足が遅れるのが自分でもわかる。悪いところ多し。
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長正館定例剣道稽古(2019年12月11日)

2019年12月12日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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荷物の中に小型の電気ストーブを入れる。
自分のためでは無い。体育館の中は冷えるので93才の井上館長のためである。
井上館長は手先の血行が悪く、寒くなると面紐が結べなくなるのだ。

人数は最終13名。うち小学生3名、中学生2名。
寒いと稽古は終らない。本日も21時5分を過ぎて終了。






















【感想・反省点】

自分としての本日の課題は鎬を感じての面。
しかし鎬を合わそうとしない相手は多い。かまわず中心を維持する。
拍子で打ってくる相手は制するか、打ちを凌いで逸らしてみた。

F六段には何回か相面で切落しを試みるがうまくいかない。
身長の高い者のスピードのある面をどう処理してよいのかわからない。

素振りで、複数の者に「大きく伸びやかに」と注意した。
振り上げた時に右肘が曲がり過ぎて、鍔が髪の毛に触れるばかりになっているのだ。
間違った素振りで固まってしまうと剣道全部に悪影響してしまう。
実は私も昔はこのような素振りを続けていて面打ちが変だったのだ。

自分自身が変な剣道だったので悪い見本は得意である。
自慢にはならないが。。。
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デリカ(スターワゴン)のフォグランプを交換する。

2019年12月11日 | バイク・クルマ

(CIBIE ジビエの黄色のフォグランプ)


(入れ換えようと外したところ)

もともと付いていたCIBIEの黄色いフォグランプはの片方が切れた。
バルブを交換するだけなので簡単に考えていた。



フォグランプを外して中を見ると見慣れないバルブである。
ハロゲン、12V55W、口金タイプX511、P0424 ということがわかった。

だめもとでオートバックスとコーナンに行ってみる。
当然ながら無い。帰りに自動車修理工場に寄る。
「ああ、昔こんなのありましたねえ」と懐かしがられる。
道具箱の中を探ってもらったが同じ物は無かった。

ネットで探すと小糸製作所のものが1,000円前後で売られている。

でもね、ここで浮気性が出てくる。
この黄色のフォグランプは暗くて路肩を照らすのにイマイチ不満。
で、オークションで探すと、FETフォグランプ ランドマスター200が2個で即決 8,500円。
思わずポチッって落札してしまった。

経験上、雪国だと、黄色のフォグランプのほうがはるかに良いのだが、
おそらくもう多分、スキーに行くことも無いので白色の明るいほうが良い。

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手に入れたFETフォグランプは、ボルトの口径やコネクターがCIBIEより大きく、
デリカ側の穴を削ったり広げたり、本体との間に地金を挟んだりして苦労して装着した。


(自作の変換コネクタ、FET⇔CIBIE変換コネクタ)


(FETフォグランプのコネクタに差し込んだところ)


(FETフォグランプの装着完成)

FETフォグランプはCIBIEより一回り大きくて結構明るい。
旧阪奈道路の山道で夜間に点けて走ったが、路肩が明るく照らされて快適である。

この FETフォグランプは、普通の夜道(直線道路や市街地)で使うと、
ヘッドライトがフォグランプに負けて逆に見づらくなってしまう。

フォグランプをファッションランプとして使っている例は多いが、
こういう本格的なものを、晴天の夜、直線道路で使うことは無いのだ。
本来の目的である大雨や霧、雪の時こそ大活躍間違い無しの装備である。

外したCIBIEのほうはバルブを購入し、ヤフオクで売り飛ばすつもり。
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宝剣会の忘年会(2019年12月9日)

2019年12月10日 | 剣道・剣術

(特注のキーホルダー、裏面は剣友会の印と個人名が入る)

頼まれていたキーホルダーを製作していたら時間をすっかり忘れていた。
あれ?忘年会は何時からだっけ?19時だっけ?18時半だっけ?


(店の前で暇つぶしに撮影)

ともかく慌てて仕事を切り上げ事務所を飛び出す。
生駒駅のお店に18時20分に到着したら誰もいない。
お店に確認したら「19時から6名様で予約入ってます」とのこと。
寒い通路で待っていたら全員が揃ったのは19時10分前だった。




(生駒の宝剣会のフルメンバー)

飲み放題の悪い癖で、ビール、焼酎、日本酒と延々と飲み続けた。
もうこれ以上は一滴も入らないというまで飲み続ける。健康には悪い。

ここでの忘年会は他ほど剣道の話は出ない。
石丸師範が七段を取ったのが33才だと聞いて驚いた。

仕事や健康、旅行、家の話が多いかな?
ワープロ専用機の富士通オアシス、8インチフロッピー、
記録用の紙テープ(鑽孔テープ)、ポケベルなんかの古い話題も面白かった。

「皆で一度温泉旅行しよう」という話になったが、
「防具担いで行くんですよね?」という私の問いには誰も答えなかった。
聞こえて無いのか聞こえないフリをしてたのかはわからない。
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剣道観戦で礼節欠く、過剰な場所取り慣習化

2019年12月09日 | 剣道・剣術
徳島新聞(2019年12/8、7:00)の記事より

空席に荷物や札で座れず・・・
剣道観戦で礼節欠く、過剰な場所取り慣習化【あなたとともに~こちら特報班】
https://www.topics.or.jp/articles/-/294577


空席に置かれたままになっている席取り用の札。
改善を求める声が上がる=松茂町総合体育館(画像の一部を加工しています)

 剣道の徳島県大会の観覧席に席取り用の札が置かれていて、自由に座れない―。息子の試合観戦で会場を訪れた男性から、徳島新聞「あなととともに~こちら特報班」にこんな投稿が寄せられた。取材を進めると、選手の保護者らがチームの規模に応じた座席数を確保し、利用しない時間帯も占有している実態が長年の慣習となっていた。「礼節を重んじる剣道の精神からかけ離れた行為ではないか」と男性は疑問視する。

 11月3日に阿南市スポーツ総合センターで開かれた県大会には、小学生~社会人の剣士約800人が参加。観覧席(264席)には保護者らが座り、空席にはチームごとに用意した席取り用の札や荷物が置かれていた。空席を譲るよう促す場内アナウンスが流されたものの、改善されなかったという。

 翌4日に鳴門市の鳴門ソイジョイ武道館(500席)であった県中学新人大会では、事前に参加校に席が割り振られていた。にもかかわらず、自由席(約200席)に席取り用の札を置く学校があったという。

 10日に県少年大会の会場となった松茂町総合体育館を記者が訪れた。2階観覧席(386席)には、参加27チームのうち数チームが複数枚の札を置き、10~30人分の座席を確保していた。その中には1時間近く誰も座らない席があった。

 ある保護者に聞くと、小学生の県大会では開場前から並んで席を確保するのが慣例となっている。各チームで席の争奪戦になり、取れない場合は通路や試合場の一角で、子どもの出番を待つこともあるという。

 別の保護者は、席を確保する理由について「防具などの荷物が多い。広い会場で保護者の居場所を決めておけば、低学年の選手も安心して試合に臨める」と説明した。

 阿南で開かれた大会を運営した県剣道連盟阿南支部は「参加選手数に対して席数が十分でなく、早い者勝ちの状態だった」。危険防止のため、午前8時半の開場前に並んでいた保護者が一度に大勢入らないよう規制したという。

 連盟によると、主催大会の観覧席の利用方法については取り決めがない。

 投稿者の男性が指摘するように、席取り問題は解決されるのか。連盟の藤川和秋理事長は「空席に自由に座れないのは常識に反する。保護者ら応援側のマナー向上に理解を求め、ファンが平等に観戦できる仕組みを考えたい」と話した。

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試合会場での席取り合戦は以前から度々問題になっている。

指定席(指定枠)制にすれば良いだとか有料席にすべきだとか、
シートやタオル、ヒモなどを置いての大量の席取りは禁止だとか、
係員が巡回して取り締まる(調整する)だとかの意見も聞いたことがあるが、
いずれも実効性の難しい対策だと思える。

要は、マナーの悪い者が、必要も無いのに余分な席を確保して、
その席が使われないまま長時間空席になっていることが問題なのである。
席を取るほうは「すこしでも多く」の意識があり、
自分が本当に必要な席は何席なのかを把握していないから起こるのである。

大会の規模と観客席の大きさで多少は変動するだろうが、
席の確保は1チーム10席もあれば必要充分と思う。

ルールとして明文化して、周知徹底アナウンスすべきは、
1チームで10席のみ、チーム以外(一般観客)は本人分のみ、
とすれば、絶対では無いが、混乱はかなり治まると思うがどうなんだろう。

礼節を重んじ、譲り合い助け合う精神を、剣道の行事でぜひ育てて欲しいと思う。
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長正館一刀流定例稽古のあとで忘年会(2019年12月7日)

2019年12月08日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の中野中学校の格技室で毎週土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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早めに家を出て駒川中野駅で降りて商店街で酒を購入。
純米吟醸酒2本。夜の宴会用である。

一刀流の稽古参加は12名。
初心者2名はF指導員が指導。
あとは私とK芦さんが打方を務める。
忘年会のため18時で稽古終了。
撮る暇が無く、稽古中の写真は無し。


(稽古前に撮ってもらった)


(井上館長の乾杯の音頭)


(中締めでの集合写真)


【感想・反省点】

K芦さん、久々の打方で、細かい部分など忘れている部分もあり、
横で、仕方の指導をしながらK芦さんの打方指導もするという忙しい稽古だった。
自分的には鎬を意識してみた。鎬を意識すると「中心の変化」がわかってくる。

忘年会は大池橋の味園にて19時から。
参加者は風邪などで急な欠席が多かったので例年より少なめ。
出された肉を全部たいらげ、中締め後も残ったビールを全部飲み、
いつものごとく盛り上がって終了した。二日酔いまっしぐらである。
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剣道審査の合格率が都道府県によって違いすぎる件

2019年12月07日 | 剣道・剣術


上図は、ある県の平成30年度の剣道審査の記録です。
下は同じ年の大阪。比べると上は極端に合格率が高いのがわかります。



実は以前から「大阪は合格率が低過ぎるのでは無いか?」
「儲けたいがために合格率を調整してるのでは無いか?」
という声をちょくちょく聞いたので「おい、ちょっと待ってくれ!」と思った次第なのです。

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剣道をやっている限り昇段審査には受かりたいのは当たり前です。
私の頃は、中学生は級どまり、高校生で二段が最高段位で、
自分の剣道部の主将が二段を取った時は羨ましく、二段の彼は輝いてました。

そんなわけで、22才で剣道を再開した時には「剣道二段」が目的でしたが、
その二段も、2回目でやっと合格したほど、当時の二段はそれなりの価値がありました。

今は中学生でも二段が取れますが、
おそらく剣道人口に歯止めをかけたいとの意図があったのだと推測します。
いずれにしろ、受審する都道府県によって合格率の違いはあるのが現実です。

合格率の高い都道府県は、おそらく初段や二段を奨励段としているのではないか?
初段二段をキッカケとして永く剣道をやってもらいたいという考えなのではないか?
そういう方針で地方審査が行われているのでは無いかと思うのです。

初段二段ではありませんが・・・

私の場合は初段は1発、二段は2回目、三段、四段は1発合格でした。
四段合格は秋田県でしたが、その後転勤し、千葉と東京で稽古しました。
自信はあったのですが千葉と東京交互に受審し30回以上も落ち続けました。
何をどうすれば良いのかわからぬまま年月が経ち、やっと東京で五段を頂きました。

五段クラスにもなると、どこで受けても駄目な者は駄目なのです。
不合格でも、それは自分が悪いからで他人のせいにしてはいけないのです。
私の場合、比較的簡単に四段までするすると合格出来たことが、
逆に、その後の自分の剣道の上達のマイナス要因となったのは否めません。
それは「安易に剣道を考えてしまっていた自分があった」からなのです。

自分と向き合うのが武道です。
自分の至らない点を自分で見つけ、それを克服しない限り、
(少なくとも四段以上は)どこで受けても合格はしません。

大阪の初段二段は確かに厳しいです。
でも私は大阪の規準が当たり前だと思います。
合格率が低いから「金を巻き上げてるのでは無いか」と見るのは悲しいです。
安易に誰でも取れる段位なんてありがたみも無く価値も低いのでは無いでしょうか?

いずれにしろ、厳しい審査であっても、
初段は初段、二段は二段の実力があれば必ず合格します。
そしてその段位は、誇るべき段位だと思います。

もし稽古をほとんどしない技量の低い者が周りにいて、
簡単に初段や二段を取って大きな顔をしていたのなら、
真面目に取り組んでいる者こそ浮かばれないのでは無いでしょうか?

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しかしながら・・・(ここから大きな声です!)

各都道府県によって、基準が大きく異なるのは、
受審する者、保護者、指導者から見れば納得がいかないのも事実です。

審査基準は、やさしくし過ぎても難しくし過ぎても弊害はあります。

各都道府県で考え方や方針が異なり、統一は難しいとは思いますが、
全剣連には、一度明確にして欲しい問題だと思います。
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木曜会定例稽古(2019年12月5日)

2019年12月06日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
20時過ぎから21時25分まで。今年40回目。
体調不良が多いのか参加人数15名ほど。

本日、A立さんが動画を撮ってくれていて大助かり!

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---懸かり手は動かず待ち受けて面---
相手としっかり剣を交える事。
横の鎬の使い方(左の甲で押さえる)→縦の鎬の使い方(相手の打つ気を捉える)
スイッチを入れた状態(いつでも打てる状態)で微動だにせず待ち受けて、
相手が自分の打ち間に入ったら(=縦方向の鎬を感じたら)すかさず面を打つ。
気の動きを打つ。相手が打とうとしたところを打てる技術。

手だけが先行すると体重が乗らず軽い打ちになってしまう。
腰からの打ちは、出来るだけ上半身は止めて(=前傾しないで)足で打つ。

スイッチを入れたまま能動的に待ち受けて、目で見て、鎬で感じて打つ。
打とうとした瞬間(=相手が打とうとした瞬間)は自分が中心を取ってること。

---自分から入って鎬を感じて中心を取って面---
押さえて打つと打てない。中心を取る時は力を入れては駄目。
相手が打とう(出よう)としたところを中心を割りながら乗って打つ。
ほんの少しでも横から出てはいけない。真っ直ぐ入ること。

---鎬を感じての返し胴---
最後まで鎬と鎬が感じている状態であること。
胴は前で打ち、無理やり抜こうとはしないこと。
打ったあとも相手を見ておく(正対しておく)こと。
横から打つのではなく肩から斜めに打つ。


(パソコンに保存した動画のキャプチャより)


【感想・反省点】

本日の稽古はいつもの3人組でなく2人組のため内容が濃かった。
「止めがかかるまで」の号令なので、納得行くまで面打ちが出来た。
これほど面打ちの反復稽古をしたのは久々である。

「これは内緒やで」と言われる内容もあるのだが、
わかっていても出来ないので内緒にも何もならないのが正直なところなのだ。
そのまま人に説明も出来ないし、やってみせる事も難しい。
失敗を恐れず、いかに普段の稽古で試してみるかだけが大事である。

これで課題がより明確になった。
きょうの稽古は最高である。
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長正館定例剣道稽古(2019年12月4日)

2019年12月05日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の矢田中学校の体育館で毎週水曜日19時半から。
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【長正館練習生募集中】
初心者、元経験者、有段者を問わず募集中。
レベルに応じて個別指導を行います。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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外は寒いが体育館の中は稽古にはちょうど良いぐらい。
じっとしていると震えるが動くと汗ばむぐらいが剣道稽古には最適である。
人数は最終14名。うち小学生2名、中学生2名。
初心者のMさんは体調崩してお休み。
今週も稽古は盛り上がり、時間オーバーで終了は21時10分だった。






















【感想・反省点】

右ひじのサポーターを忘れたら稽古終了までに4回ほど肘を打たれた。
肘を打たれるのは面に飛んだ時に相手に出小手を狙われ外れた場合が多い。
右ひじサポーターはどこの稽古でも着用するようにしている。

稽古会によっては、右胴の稽古着の中にサポーターを忍ばせることもある。
これは強い胴打ち、あるいは外れて肋骨にヒビが入った経験から。

あとは右親指の突き指防止には自作の親指ガード。
完全に治れば外すが、まだ痛みが走る場合があるからだ。


(自作の右親指ガード)

いすれもケガをする可能性を減らしたいため。
お互いに遠慮の気持ちが少しでもあれば技が伸びないと思う。

----------------

年に数回だが、非常に乱暴な剣風の人と稽古する機会がある。
最初は「喧嘩したいのか?」と思うのだが本人にはそういう気持ちではなく、
ともかく強く激しく打ちたいだけのようなのである。
これにはこちらも格闘技スイッチがオンになって楽しむことにしている。

40年も前は、投げられたり、組み伏せられて面を外されたり、
のしかかって竹刀で首を押さえられ(落とされ?)たりしたことをあった。
今はそのような稽古は私の近辺で見ることはすっかり無くなった。

剣道には、スポーツ的で、スピードと反射神経で行うタイプと、
激しく叩き合う、乱暴で格闘技のようなタイプと、
高段者審査にみる、理合を追求する美しいタイプがあるように思う。

自分としては、出来るだけ崩れない、美しい剣道をしたい・・ものである。
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No.86(昭和62年9月5日)

2019年12月04日 | 長井長正範士の遺文


○№85に小川忠太郎先生のお話を書きましたが、その席上、引き続いて小城満
睦先生と堀口清先生が仰いましたことを次に、

○小城先生「私はもう90歳にもなりましたので、閻魔さんに聞いたら、そのう
ちに迎えにくるからもう少し待てと言われた」と諧謔(かいぎゃく)味ある言
葉で淡々として話された。さすが。

○堀口先生「斉村先生は剣は心なり。と言われました。皆さんは正しい剣道の
理念を確立して貰いたい。乗って、破って隙に乗ず、これが大切。しっかりや
って下さい」と話され、私ども同窓は、お三方の先生のお話を心に銘じ、これ
からも尚一層精進してゆく事を誓い、あと宴会に入りました。

○尚、小川忠太郎先生のお説、その後お話のあった事など、私は私なりに箇条
書きにしておいたのを次に書きとめておきます。

1)構えが出来ていること。構えで気を抜いていると正しい構えが崩れる。
  この正しい構えは形から。
2)剣道に大事なのは気と間である。ここから技が生まれてくる。
3)剣道の不動心は日常生活で言えば至誠である。即ち真心である。
  不動心は動かない心ではない事。磐石の精神は不可。
4)古流の形が大切である。形から修行していくと、やる事に無駄がない。
  上達が早い。形で練って、剣道の稽古は応用と考える事。
5)正しい切り返しを行うこと。
6)相手に負けまいという気があると右手が堅くなる。
  負けまいと思うと相手と対立になる。この気持ちを足腰の下におろす。
7)一足一刀から剣道と思っているが、そうではない。
  もっと遠くの方から剣道である。
8)刃筋を立てること=人間の正しさを表現すること。
9)石田和外、元会長は「世の中は剣道だ」と言われた。
10)切り返しの最後の正面打ちをしっかり打つ。これが又、技のもとになる。
11)三角矩=剣先と目と腹のこと。
12)相手の身体めがけて打っていくから、みんな障害物に当たる。
  身体じゃない。剣先である。剣先の先に眼がつく。
  相手がわかるということは、相手の剣先がわかるということである。
13)首切り浅右ェ門は、鼠小僧次郎吉の首を斬る時、小僧が「お願いします」
  といったひとことで斬れなかった。三度めにやっと切れたという話を聞い
  て、山岡鉄舟は感心したそうである。情が入るとかくの如し。
  ついでに申し上げると吉田誠宏先生に聞いた話ですが、芸妓「花鳥」が
  「浅右ェ門さまですか本望です」と言ったので、この時も一回二回と失敗
  し三度目にやっと斬れたという話。
14)たたかれて感謝する。こうでなければならない。
15)切り返しで気剣体一致が大切、これには呼吸が下がっていなければならない。
16)間の手本が一刀流である。

以上、小川忠太郎先生のお話ですが一応これで終っておきます。
また折にふれ書かしていただきます。

さて、次の№87からは吉田誠宏先生から聞いた話やご指導頂いたことなど申し上げます。
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「ながら運転」厳罰化に思うこと

2019年12月03日 | バイク・クルマ


「ながら運転」厳罰化、懲役刑も 改正道交法施行
(産経新聞 2019.12.1 00:16)
スマートフォンなどを使用しながら車を走行させる「ながら運転」について、違反点数と反則金を引き上げ、懲役刑も重くするなど厳罰化した改正道交法が1日、施行された。スマホを操作しながら運転した車による死亡事故が相次ぎ、遺族らが罰則強化を求めていた。

運転中の携帯電話での通話や、画面を注視する違反「携帯電話使用等(保持)」の点数をこれまでの1点から3点に、通話や注視により交通の危険を生じさせる違反「携帯電話使用等(交通の危険)」を2点から免許停止となる6点にした。「保持」の反則金は、「大型車」は7000円から2万5000円に、「普通車」は6000円から1万8000円に変更。新たに懲役刑を加え、違反を繰り返すと「6月以下の懲役または10万円以下の罰金」の罰則が適用される可能性がある。

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12月1日から「ながら運転」が厳罰化した。大賛成である。
毎日、片道20kmを自家用車で通勤しているが「ながら運転」は本当に多い。
青信号に変わっても発進しない。
妙にゆっくり走って左右にふらついている。
なんとなく妙な雰囲気があり不自然な動きをしている。

片側2車線で追い抜いてみると左手でスマホを持って下を向いている。
文字を打ち込んでいたり、中にはマンガを読んでいる者もいた。

スマホ中毒の者はけっこういるらしく、
先日も映画館に入って映画で2時間ほど拘束されるのが出来なくて、
映画の途中でスマホを取り出していじくるという記事を見た。

おそらく多分、スマホのながら運転も、必要に迫られて操作するのではなく無く、
運転に集中することに耐えられずに信号待ちでスマホをいじり、
青に変わってもそのままいじって運転してしまうことも多いのかも知れない。

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今回の罰則には無いが、カーナビ付属のテレビも危ない。
カーナビではなく、テレビを点けっぱなしで運転する例も頻繁に見かけるのだ。


(昨夜の信号待ちの前の車のカーテレビ、乗車は運転手だけ)

これも「テレビ依存症」と言えるだろう。
こういう人は、家の中で見もしないのにテレビの電源を入れていると思う。
手に持つスマホほどの危険性は無いが、点けっぱなしのテレビも危険には違いない。
これも処罰の対象にして欲しいものである。

車だけでなく、自転車のスマホも車以上によく見かける。
死傷者が出る事故が何回起きていてもこうなのだ。
「自分だけは大丈夫に違いない」そう思っているわけだ。

つくづく平和ボケしているのだとあきれている。
いずれも危機管理、自己防衛が出来ていない例なのだ。

事故や事件、災害を考えた場合、
「自分だけには起こるまい」はプラス発想では無い。
「自分にも起こるかも知れない」がプラス発想なのである。

人生、プラス発想を「お花畑思想」と勘違いしてはならない。
健全なる危機感を常に持つことが本当のプラス発想なのである。
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臨海合宿で歌った思い出、讃美歌312番の「なぎさのやしのみ」

2019年12月02日 | つれづれ
キリスト教には興味は無いが讃美歌は好きである。
310番「しずけきいのり」、167番「アメイジング・グレイス」、
239番「さまよう人々」、320番「主よみもとに」など、YouTubeで聴いていた。

312番「いつくしみ深き」の曲で「ああ、これは椰子の実の歌だ」と思った。

椰子の実は、島崎藤村の詩「名も知らぬ遠き島より・・」が超有名だが、
私にとっては、小学校の臨海合宿で配られた「なぎさのやしのみ」のほうが
今でも口ずさめる思い出のある歌であり歌詞である。
(ちなみにこの詩は他で見たことが無い)

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「なぎさのやしのみ」

あかるい月夜の なぎさにひとつ
はるばる流れて うちあげられた
やしのみやしのみ さびしゅはないか
夢にもみるだろ みなみのしまを

しらないおくには ザボンがにおう
なぎさのおふねと おはなししても
やしのみやしのみ ことばがちがう
そこでさびしゅて なおさらなける

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奈良女子大学文学部附属小学校では、5年生と6年生の夏、
福井県の高浜で、3泊4日の臨海合宿を行った。

今では高速を使って2時間だが当時はバスで5時間もかかった。

奈良から京都市内を抜け山陰線に沿って綾部まで。
綾部で方向を変え、舞鶴を通って高浜まで。バスの5時間はけっこう長い。
舞鶴を抜けたぐらいで海が見えると「海だ~!」の歓声があがる。
海の無い奈良の子供たちにとって海は憧れの存在だったのだ。

臨海合宿の班分けはクラスではなく所属するグループで活動する。
グループは、放送や図書、劇、音楽などがあった。

6年生が5年生を導く形で水泳を中心に城山や魚市場の見学などを行い、
夜には宿の外の海岸でキャンプファイヤーを行い全員で歌詞集の歌を歌った。


(全員に配られた臨海合宿のしおり)


(5年生の時に演劇のグループにいた)(Nameかと思ったら、Namaeだった)

夕食後、夜空に舞い上がる火の粉を見て全員で歌った経験は、
半世紀以上経った今でも鮮明な感激の記憶として焼き付いていて、
その後、バイクを使ってソロキャンプにはまっていた時期があったのも、
小学校の頃の、この臨海合宿のキャンプファイヤーが原点なのかも知れない。


(「なぎさのやしのみ」と「赤いかわの谷間(The Red River Valley)の歌詞」)

「なぎさのやしのみ」が讃美歌312番だとは知らなかった。
下の「赤い川の谷間」とともに、切なく哀愁のある曲である。
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