さくら日記でございます。

うれしいこと、楽しいこと、わたし的オススメ品などなど
書かせてもらってます。読んでいただけたらとっても幸せです。

★若いお父さん、お母さんにオススメ「アグネス・チャン」の「未知に勝つ子育て」

2019-08-22 06:19:27 | 「本」

お疲れ様です。
皆さまお元気ですか?
こちら金沢は雨模様。
少しづつ気温が下がってきてますが
蒸し暑い天候です。
まだまだスッキリとはいきません。
そして、夏の疲れも出てくるころだと思います。
栄養を付けて、体調管理充分にご注意を!

ということですが、
今日は久々に本です。
「アグネス・チャン」
「未知に勝つ子育て AI時代への準備」です。

「アグネス・チャン」といえば歌手です。
といっても、若い方は知らないですよね?
YOUTUBEにあったので載せてみます。

「ひなげしの花」 アグネス・チャン(17歳)


こんな感じです。

その後、スタンフォード大学の大学院教育学博士課程を終了
博士号も授与されています。
そして、飢餓に苦しむ子どもたち、そしてその人権の擁護
支援活動を行う「ユニセフ」の
初代日本ユニセフ協会大使もされているそうです。
その他にも、国際連合の機関である。
国際連合児童基金の東アジア太平洋地域親善大使
世界的に活躍されている方です。

そんな、「アグネス・チャン」が
子育てについて、熱く語るのがこの本です。
いままでの常識、やり方では
この先の将来。上手くいくとは言えない今日この頃
この本のエッセンスを読んでいただけると
将来の子どもたちにとって
なんらかのヒントになることは間違いない
そんなふうに感じました。

なので、特に若い世代の
お父さん、お母さんには強くオススメしたいと思います。

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子育てとは、親が子どもを幸せにするために
未来に向かって賭けをする行為です。
未来はどうなるかわかりません。
でも、運を天に任せてはいけません。
勝負師になりましょう。
これからお伝えする知恵と勇気が
必ずあなたの背中を押してくれるはず。
さあ、ワクワクした気持ちで、テーブルにつきましょう!

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こんな感じで始まります。
どの家庭の親も子育てには真剣。
ですが正直、思考錯誤の連続だと思います。
だれもが初めて、父親、母親になるので
それは仕方がないですよね

そんなお父さん、お母さんに
日本の常識、教育とは少し違った世界を
「アグネス・チャン」が紹介してくれてます。

まずは基本的なところから

◆妊娠後1000日の投資は実りが大きい

そして大切なのは、下の3つ。
1.十分な栄養
 教育学の視点から言えば、妊娠期に充分な栄養をとり
 ある程度の大きさの赤ちゃんを産んだほうが絶対有利

 可能であれば、母乳だけで6ヶ月育てることがベスト。
 太りたくないなあ。職場への復帰の問題もあるので
 様々な心配事があると思います。
 ですが、将来の子ども、そして私をはじめ
 家族を考えると。この基本を外さないことが
 大切です。

2.母親の安定
 「お母さんの笑顔は太陽」というのは、まさしくその通り
 心理学的に言っても、子どもには余計な心配をさせない。
 その事によって、子どもは成長することに
 すべてのエネルギーを使うことができます。

 とは言っても、いろいろと状況があるので仕方がない
 そんな時もあると思います。

 そんな時にこそ大切なのが
 「勉強すること」なんだそうです。
 何もしらなければ、不安にぶちあたると
 どうすればよいのだろう。だれも助けてくれない。
 などなど・・・不安のオンパレード
 
 赤ちゃんを生んでから
 「えっ、こんなに眠れないの」
 「このヨレヨレの首どうしらいいの?」・・・
 こんなことなら、既にご存知かもしれませんが
 いろんな事を知ることによって
 不安は確実に軽減されていると思います。

 なので、繰り返しになりますが、
 「勉強すること」が重要なんですね
 こんな言葉もありました。
 「親の知識と意識が高ければ、すでに赤ちゃんは
 スタートラインで勝っていいるのです。」

 子育ては競争ではありませんが
 それだけ重要な事
 という意味ですね。
 
3.コミュニケーション
 脳細胞どうしのつなぎ目でしょうか「シナプス」
 これが、3歳まで爆発的増加を続け、
 この段階で8割が完成する
と言われています。
 この「シナプス」は赤ちゃんの五感に与えられた
 刺激から生まれます。

 すなわち、親子でコミュニケーションを取るという
 ことです。

こんな感じで、次々と子育てのいろいろが書かれます。
沢山あって紹介しきれないのですが
とりあえず、もう一つ

◆最高の教材は生活にある

まずは、こちら
教材、教育産業とのつきあい方です。

「利用するという意識が必要です。
教育の主導権は自分でもつということを
忘れないで下さい。」

勉強は学校の先生が教えてくれるものではなく
他人任せではなく私が教える。
そんな意識が必要だということですね。

その一つとして、こんな言葉がありました。
「つまり、教材は子供が楽しんで行うものであれば
教科書でもワークブックでもeラーニングでも
何でもいいと思うのです。
一方で、どんな教材を使っても、
それを意味のあるものにする方法は
生活に活かすことです。・・・

これは、私が心理学で学んだことです。
人が何かを学ぶにあたり、一番忘れずらく
意欲がわいてくるのは、どんな時か?
それは、生活と密着している時なのです。

生活と密着していると、
それがないと生きて聞けないと思うから
意欲が出てきてわすれないのです。・・・」

例えばケーキやクッキーづくり
子どもだけで、自分で分量を測って、
時間を測って・・・
これで、算数になるってわけです。

確かに納得できます。
何のための勉強か
その理由が分かってやると
その先を、また自分で考え始める。

親としては
そのためのちょっとした道筋だけを与えるだけ。
子どもは自分で考え、行動して
学びを重ねる
これが、本当の勉強なのかも
しれませんね

今自分のやっていることを
理解しながら行う。
そんな習慣を小さいころから
体験することによって
新しい時代に、チャレンジする気持ちも
育つのかもしれない
そんな気がしました。

もっともっと、なるほどって
思う話がいっぱい詰まってます。
また、繰り返しになりますが
若いお父さん、お母さんにはオススメしたいと思います。
おまけに最後のページをご紹介します。

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宣誓
一、私は、子どもを幸せにします。教育の指導権は誰にも渡しません。
二、私は、子どもの幸せを決めません。決めるのは子どもです。
三、私は、子どもを退屈させません。
四、私は、子供が生まれながらに持っている力を殺しません。
五、私は、子供への愛情に一切の条件をつけません。
六、私は、伝統やブランドより未来に賭けます。
七、私は、子どもが夢中になっていることを応援します。
八、私は、子どものよき情報提供者となるよう学び続けます。
九、私は、自分自身の自己肯定感を高める努力をします。
十、私は、いずれは子離れし、自分自身の人生を輝かせます。
年 月 日
(サイン)

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ここに、この本のすべてのエッセンスが
詰まっているような気がしました。

ということで、
今日は、「アグネス・チャン」の
「未知に勝つ子育て AI時代への準備」
をご紹介しました。