源氏物語の「光源氏」の美しさに付いて書いているのですが、昨日、紫式部が、その美しさを書き著している文章で、一番に取り上げなくてはならないのですがそれを忘れておりましたので、今日!!!どうぞ。
”この御子、三つになり給う年、御袴着のこと、一の宮のたてまつりしに劣らず、内蔵寮・納殿の物を尽して、いみじうせさせ給ふ。それにつけても、世の謗りのみおほかれど、この御子のおよずけもておはする御かたち、心ばへ、ありがたく珍しきまで見えたまふを、え嫉みあへ給はず。物の心知り給ふ人は、
「かかる人も、世に出でおはする物なりけり。」
と、あさましきまで、目をおどろかしたまふ。
と、書かれている「桐壺」の項に見えます。
是非、声に出して御読みいただきたい、光源氏のこよなく美しき三歳の姿なのです。
この解釈はまた明日にでも???