私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

竹取りの翁の名前は!!!!

2016-04-15 09:40:18 | 日記

 「青」の美しさを少々ご紹介したのですが、また、かぐや姫に返ります。

 この姫を始めて見つけたのは竹取翁こと”さるきのみやつこ”(「さぬき」かも????)でした。この翁の名前までは知らなかったのですが、今改めて、読んでみると、そこには”さるきみやつこ”と書かれているではありませんか。又、この翁か見つけた「光る竹」の中には

 “三寸ばかりなる人いとうつくしうていたり”
 と。

 その子を見つけた翁は思います。

 “われ 朝ごと夕ごとにみる竹の中におはするに しりぬ子になり給うべき人なめりとて 手にうち入て家へもちきぬ”
 
 と書かれてあります。
 あるとき、たまたま、竹藪の中でいた子を拾ってきて育てたというのではなく、以前からよく見慣れている竹の中にiいた子ですから、当然 私が育てるのが当たりまえだとばかりに、家に持ち帰ったというわけだと、書かれてあります。これは、この物語は、ただ、竹の中から偶然に拾って来たという事ではなく、そこには、かぐや姫とこの翁との出会いが前世からの運命の必然性として存在しているといことを強調しておるのです。

 このようにして物語が始まります。