武内宿禰の不思議な神力で雷を呼び、その力で、さしもの大岩も吹っ飛び、無事に溝が完成し那珂川の水を神田まで通すことが出来ました。その雷の力によって出来上がった溝を人々は、「雷が落ちてその炸裂でできた神田まで通じつ溝」と言う意味の
“裂田溝<サクタノウナデ>”
と呼んだのですが、この溝は、現在、福岡県筑紫郡那珂川町に、実際に、あるのだそうです。一度、来年の春にでも、訪ねたいと思っております。なお、この「溝」ですが、「みぞ」ではなく「うなで」と読ませております。それについても、多くの人により、そう呼ばれた理由が語られているのだとか・・・・
現在、この溝に沿って12kmほどの遊歩道も作られており、吉野ヶ里遺跡と一緒に、是非、見学したいものです。