私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

“如先期”???

2017-10-01 14:28:02 | 日記

 「ヨミガエリシタ」オホクニは須世理毘売と共に出雲の国の主となります。で、めでたし、めでたし。コレデオホクニのお話は終わるのではないかと思いきや、あにはからんや??です。その後、またまた話が複雑になるのです。
 どうしたいきさつかは何も書かれてなく、知る由もないのですが、オホクニには、その時、「嬌妻」スセリヒメの外にもう一人の女性がそのお側近くにいらっしゃいました。なお、この古事記を呼んで行きますと、太古の神様には、大変羨ましいと・・・と、と、と、と、大変、女性には失礼な話ですが、その奥さんになられる女性の人が多数いらっしゃったのです。

 オホクニもその例外ではありません。あの白ウサギの時の旅も「八上比売」を娶るための、兄達八十神の求婚旅行だったのですが、結局、その比売を得たのは兄達ではなく、その荷物の運び屋として連れて行かれた末弟「スサノヲ」だったのです。その時、既に、どのようにしてか分かりませんが、オホクニは八上比売と結ばれていたのです。その関係が須世理毘売を得てからも続いていたのです。それを説明する言葉として書かれているのが

                   “如先期”

 です,これを<サキノ チギリノ ゴトクニ>と、「古事記傳」では読ましておるのです。
 ということは、あの♪♪・・あの大きな袋を肩にかけて♪・・・・と歌われた時には、既に、オホクニとヤガミヒメは「チギリ」が済んでいて、それがそのまま続いておって、出雲の国王に鳴った時には、子供まで生まれていたのです。

 此処まで読んで、次の文に、又、頭をなやます、どういう意味かさっぱり分からない言葉が出て来ます。

                 ”美刀阿多波志都”

 とです。これは何?????。それは明日にでも・・・・