「追影求響」と云う言葉を何処かの本で読んでノートに書き出してはいるのですが、福沢諭吉あたりの本かとも思うのですが、どの本かは分かりません。そのメモには<トリトメ>とルビがふってあります。それでいいのでしょうか???、辞書にもありません。どなたかご存じのお方がおられたらお教えいただければ幸いですが・・・・・
まあ、それは兎も角として、この<トリトメ>のないことばかりを書いておりますが、結構、此の私のブログにお目を通しいただいているお方が多くいらっしゃいます。ついでにと思って書いたのですが「小宰相」についてはこれで終わります。
このようなまことに親切なお人が周りにいたからこそ彼女の物語が生まれたのですが、さて、本論にもどして、「沼河比売」ですが、この比売には、小宰相の女院の様な人の存在は何も書かれては無いのですが、多分、それに似たような人がいたのだろうと、私は想像しております。
あざけるように「その内、あなたを向い入れて上げますから、死なないようにそこら辺りで、わいわい騒いでおりなさい。
“許登能過多理碁登母。許遠婆<コトノカタリゴトノモ コヲバ>”
と。その言葉を聞いて、傍にいた母親かもしれません、姥であるかも??そのようなお人が、先の女院のように、オホクニに言葉かけをした比売に代わって、「そんなことを云ってはだめですよ」と、呼びかけたのだと思うのですが?????