太古の昔から「男の身勝手」というか、本当に、わが国だけではないのですが、女性軽視の習慣が日常化していたのですよね、昨日か??サウジアラビアだと思うのですが、女性が車を運転してもいいと言うお触れが出たという報道がされていましたが、一夫多妻の制度はそれが普通の世の中だったのでしょう。
「なぜ、そんなことを、今。」と思いでしょうが、古事記を呼んでおります、神代の世界でも、一人の神様にも多くの女性が「妃」になられております。オホクニもその例には漏れません。よくぞそんなにと思うような記事に出くわします。その例を・・・・・
ヤガミヒメがその子供を木の股に置いて伯耆の国に帰られたのですが、これで後は何事もなくて・・・・と思ったのですが、そうは問屋が卸しません。このオホクニが為されたのは
”高志国之沼河比売<コシノクニノ ヌナカハヒメ>”
です。此の時オホクニの名は
“八千矛神<ヤチホコノカミ>”
とあります。この神様は、これも理由は分からないのですが、五もの名前があります。
“大国主神”
“大穴牟遅神”
“葦原色許男神”
“八千矛神”
“宇都志玉神”
です。母親は“刺国若比売<サシクニワカヒメ>”です、父親は、勿論、「須佐之男命」です。念のために、このスサノヲのお妃さまにも多くの女性神が居られます。