私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

知ったかぶりして「論語」を少々・・・

2019-01-06 10:21:12 | 日記
 「論語読みの論語知らず」の通りですが、昨日の閑谷学校の「読初の儀」について、あまり分かりもしないのですがもう少しお話してみたいと思い書いております。お暇なら御読みください。
 
 昨日は、四日の閑谷学校の講堂の席で論語のどの部分が解説なされたか不明だと書きましたが、今朝の新聞によると、今年解説された論語は「泰伯第八」にある

                 

 という所だそうです。
  「士は心を弘く毅く以っていなくてはいけない。何事にも強く耐え忍ぶ心を持ってなくてはその責任を十分は果たすことはできない。此の事は、それぐらい重くて永遠の道でもあるのだ。己の持つ人としての道「仁」によって死ぬまでその責任を果たさなくてはならないのだ。」
 と、云うくらいな解釈になると思いますが???
 
 特に、この中の「仁以為己任」(仁を以って己の任を為す)ですが、この部分を読むと、近頃の社会情勢と相反するような響きが感じられ、何かしらどきりと心に響き入るような不思議な感覚に陥るのですが、私だけの感覚でしょうかね??????口先だけで総てをごまかして、それで「一件落着!!!」と、大見えを切っているような何処かの国の誰かさんに是非読ませたい言葉だと思うのですが???