塩椎神<シホツチノカミ>は言います。
「このまま舟に乗って行きなさい。暫らくすると綿津見神の宮殿につきます。その門の傍に井戸があります。そこにある湯津香木<ユツカツラ>の木に登って待っていなさい。そこの姫様が来て、
“見相識者也”」
と。
<ミテ ハカラムモノゾ>です。「その姫君が木の上の貴方を見つけて、失ったは鉤を見つけてくれる何かよい知恵を与えてくれるはずです。」
と、教えてくれました。そこで火遠理命は、教えに従って行くと、不思議な翁が云った通りの所に到着し、傍にあった木に登って待つことしばらくと、これまた教えられた通りに、「海神之女<ワタノカミノムスメ>」がやってくるのです。
この話の場面を画家「青木繁」は、次のような絵に描き表わしておりますので見てください。
「このまま舟に乗って行きなさい。暫らくすると綿津見神の宮殿につきます。その門の傍に井戸があります。そこにある湯津香木<ユツカツラ>の木に登って待っていなさい。そこの姫様が来て、
“見相識者也”」
と。
<ミテ ハカラムモノゾ>です。「その姫君が木の上の貴方を見つけて、失ったは鉤を見つけてくれる何かよい知恵を与えてくれるはずです。」
と、教えてくれました。そこで火遠理命は、教えに従って行くと、不思議な翁が云った通りの所に到着し、傍にあった木に登って待つことしばらくと、これまた教えられた通りに、「海神之女<ワタノカミノムスメ>」がやってくるのです。
この話の場面を画家「青木繁」は、次のような絵に描き表わしておりますので見てください。