木花之佐久夜毘売の生んだ第一子「火照命」と第三子「火遠理命」ですが、夫々役目が違い兄の火照命は
“鰭広物鰭狭物<ハタヒロモノ ハタサモノ>”
を大海原で大小の魚を獲って、また、弟の火遠理命は野山で
“毛麤物毛柔物<ケノアラモノ ケノニコモノ>
大小の獣を獲って暮らしておりました。だから、此の二人は、別名「海佐知毘古<ウミサチヒコ>」「山佐知毘古<ヤマサチヒコ>」と呼ばれていたのです。
所がです。ある時、弟の火遠理命が兄の火照命の所にやってきて
“各相易佐知欲用”
と、云ったのです。これをどう読むと思われますか。「佐知<サチ>」は海佐知、山佐知の「サチ」です。さてなんと???
“鰭広物鰭狭物<ハタヒロモノ ハタサモノ>”
を大海原で大小の魚を獲って、また、弟の火遠理命は野山で
“毛麤物毛柔物<ケノアラモノ ケノニコモノ>
大小の獣を獲って暮らしておりました。だから、此の二人は、別名「海佐知毘古<ウミサチヒコ>」「山佐知毘古<ヤマサチヒコ>」と呼ばれていたのです。
所がです。ある時、弟の火遠理命が兄の火照命の所にやってきて
“各相易佐知欲用”
と、云ったのです。これをどう読むと思われますか。「佐知<サチ>」は海佐知、山佐知の「サチ」です。さてなんと???