昨日13日8:30から、吉備津神社で、我が町向畑町内の新春の御祈祷がありました。まず、拝殿に登り、お祓いを済ました後、神殿に上がって、里人の今年一年の安全を祈願するのです。これまた吉備津にしかない独特の神事です。町内の老若男女が三々五々と吉備津神社に集まり集団で祈願して戴くのです。
それから神殿で、今、祈願したことが、実際に、実現する否かを確かめていただく神事が、場所を移動して、境内にある御釜殿で行われます。「鳴る釜神事」です。
此処では、阿曾女<アゾメ>と呼ばれる巫子が、大きな鉄製の御釜の上で、お米を入れた甑を揺り動かすと、その御釜がウオーン、ウオーンと、御釜殿内にだけではなく、辺りの吉備の野山にも鳴り響いて、今年の吉凶のお告げを頂くのです。その御釜の鳴り具合によって、その年の里は吉凶が分かるのです。今年はどのように鳴り響くか、里人がお釜からの不思議な唸り声に耳を澄まして聴きいっております。もし鳴らなかったならば、その年は凶年になるのです。身を慎んで生活します。鳴ったならばおおらかな年になるとお告げですから、深く吉備津さまに感謝をささげます。そんな独特な神事です。
里人はそのお告げを頂い証拠となるお書き物「お札」を各自の家に持ち帰って玄関先に掲げておくのです。それを見た神々が、この家は吉の家かと、一年間の「幸」を一杯に降り注いでくれるのです。
そのお告げをうける御釜殿
と、神事を行う神官と巫子
です。
それから神殿で、今、祈願したことが、実際に、実現する否かを確かめていただく神事が、場所を移動して、境内にある御釜殿で行われます。「鳴る釜神事」です。
此処では、阿曾女<アゾメ>と呼ばれる巫子が、大きな鉄製の御釜の上で、お米を入れた甑を揺り動かすと、その御釜がウオーン、ウオーンと、御釜殿内にだけではなく、辺りの吉備の野山にも鳴り響いて、今年の吉凶のお告げを頂くのです。その御釜の鳴り具合によって、その年の里は吉凶が分かるのです。今年はどのように鳴り響くか、里人がお釜からの不思議な唸り声に耳を澄まして聴きいっております。もし鳴らなかったならば、その年は凶年になるのです。身を慎んで生活します。鳴ったならばおおらかな年になるとお告げですから、深く吉備津さまに感謝をささげます。そんな独特な神事です。
里人はそのお告げを頂い証拠となるお書き物「お札」を各自の家に持ち帰って玄関先に掲げておくのです。それを見た神々が、この家は吉の家かと、一年間の「幸」を一杯に降り注いでくれるのです。
そのお告げをうける御釜殿
と、神事を行う神官と巫子
です。