私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

“弓彎”と日本書紀にはあるよ・・・

2019-07-04 08:49:16 | 日記
 彼は言います。

 「おめえはこれは素晴らしい絵だと、さも自慢そうに、けえているが、そりゃあちがうで・・・」

 と、又もや今日も、ご忠告です。それも写真を付けてです。
 
 「きにょう、あめえが どこからとってきたんかはしらんが 絵を付けて さも自慢そうに、『大久米命が、今にも、矢を兄宇迦斯に向かって番がえようとした所だ』とけえておるが、書紀には、その場面を

          “弓彎<ユミヒキ>”

 と書いておるんじゃ。そりゃあ おめえが きのう けえたのとはちごうて、弓を一杯に、今にも、矢を放とうとしていることを書き表しておるんじゃ・・・・」
 などと、例の通り くじゃくじゃと書いて説明してくれます。そして、付けてくれた写真は

                

                

 です。平櫛田中の彫刻の「活人箭」という題の写真だそうです。その心にせまりくる緊迫した様相には人を威圧する鋭い眼光があり。これこそ大久米命のその時の姿であり、

 「おめえのは ちごうておる。」

 とご指摘です。

 でも、私は

               

 この絵からでも、結構、「弓彎」の説明になっているのでは思いますが???