立知曾婆<タチソバ>について宣長は
“八枛棱<ヤソハ>か、又八十葉ノ木か、何れならむ詳ならず。また枕冊子に木はと 云る中に、そばの木・・・・、”
と書いていますが、その枕草子をちょっと紐解いてみました。第三十七段に
“花の木ならぬは
楓
桂
五葉
たそばの木。品なき心ちすれど、花の木ども散りはてて、おしなべて緑になりたるな かに、時も分かず濃き紅葉の、艶めきて、思いもかけぬ青葉の中よりさし出たる、めづ らし。
檀・・・・・”
とあります。此の木ではいだろうかというのですが???
たそばの木の実は
ですが、古事記に書かれているジンムの歌ですが、もう一度、書いてみますと
“多知曾婆能微能 那祁久袁 許紀志斐恵泥”
<タチソバノミノ ナケクヲ コキシヒエネ>
「たそばの木の実のように、長く切って置いてあるクジラの肉をいかほどにも多く切って。」で、「それを与えよ。」です。
“八枛棱<ヤソハ>か、又八十葉ノ木か、何れならむ詳ならず。また枕冊子に木はと 云る中に、そばの木・・・・、”
と書いていますが、その枕草子をちょっと紐解いてみました。第三十七段に
“花の木ならぬは
楓
桂
五葉
たそばの木。品なき心ちすれど、花の木ども散りはてて、おしなべて緑になりたるな かに、時も分かず濃き紅葉の、艶めきて、思いもかけぬ青葉の中よりさし出たる、めづ らし。
檀・・・・・”
とあります。此の木ではいだろうかというのですが???
たそばの木の実は
ですが、古事記に書かれているジンムの歌ですが、もう一度、書いてみますと
“多知曾婆能微能 那祁久袁 許紀志斐恵泥”
<タチソバノミノ ナケクヲ コキシヒエネ>
「たそばの木の実のように、長く切って置いてあるクジラの肉をいかほどにも多く切って。」で、「それを与えよ。」です。