<タカキ>とは「高城」だそうです。この「城」ですが、一般にいう「お城」ではなく、「小高い丘」ぐらいな場所です。
ジンムは高らかに歌います。
「宇陀にある小高い丘にシギを捕ろうとして罠を仕掛けて、じっと待っていたのですが
“志藝波佐夜良受<シギハ サヤラズ>”
鴫はいっこうに掛かってくれません。そして、その次の言葉が、また、難解な大問題を起す原因になるのです。
“伊須久波斯<イスクハシ>久治良佐夜流<クジラサヤル>”
とあります。<イスクワシ>とは何でしょう。辞書によると「鯨に掛かる枕詞」(一説によると鷹の意も」)とあります。そこで、また、宣長先生です。彼は、これを
“鯨を「イサナ」と言って、万葉に勇魚<イサナ>と書り・・・”
そして、「イスクシ」を「イス」と「クワシ」に分け、「イス」は「イサ」で、「クハシ」は「イサ」の美称だとし「クジラ」を引き出すための言葉だとして、次の“クジラサヤル>”に重きを置いているのですす。
でも、多くの現代の訳者は『鷹』を取り上げている人が多いのですが???
だって、小高い丘に仕掛けた“志藝和麻那”に“佐夜良受”で、クジラがどうして書かるのでしょうか、道理的には『鷹』の方が正しいのではないかと思いますが???
では、次の“久治良<クジラ>”は何でしょうかね???大問題です!!!!!
ジンムは高らかに歌います。
「宇陀にある小高い丘にシギを捕ろうとして罠を仕掛けて、じっと待っていたのですが
“志藝波佐夜良受<シギハ サヤラズ>”
鴫はいっこうに掛かってくれません。そして、その次の言葉が、また、難解な大問題を起す原因になるのです。
“伊須久波斯<イスクハシ>久治良佐夜流<クジラサヤル>”
とあります。<イスクワシ>とは何でしょう。辞書によると「鯨に掛かる枕詞」(一説によると鷹の意も」)とあります。そこで、また、宣長先生です。彼は、これを
“鯨を「イサナ」と言って、万葉に勇魚<イサナ>と書り・・・”
そして、「イスクシ」を「イス」と「クワシ」に分け、「イス」は「イサ」で、「クハシ」は「イサ」の美称だとし「クジラ」を引き出すための言葉だとして、次の“クジラサヤル>”に重きを置いているのですす。
でも、多くの現代の訳者は『鷹』を取り上げている人が多いのですが???
だって、小高い丘に仕掛けた“志藝和麻那”に“佐夜良受”で、クジラがどうして書かるのでしょうか、道理的には『鷹』の方が正しいのではないかと思いますが???
では、次の“久治良<クジラ>”は何でしょうかね???大問題です!!!!!