ジンムに付いても、あちらにいったりこちらに戻ったりと随分と曲がりくねった道を通ってきましたが、まだまだ当分の間、終わりそうもありません。良かったらお付き合いいただければ幸いです。ということで、又、その続きを・・・・
さて、ジンムの家臣「道臣命」と「大久米命」を派遣して、宇陀の兄宇迦斯<エウガシ>を刀と弓で、己が作った「大殿」に
“追入之時<オイイルルトキ>”
いやいやながら押入れさせられます。入ると「押機<オシ>」に挟まれて押しつぶされることは分かっているのですが、この二人のものすごい迫力・威力に、唯々、たじろいて後ろに一歩一歩と後ずさりし、遂に自分の作った大殿に入らされるのです。
それが、この4字に中に強く込められて語られているのです。「うまい」としか言い様のない書きぶりです。どうですか!!!!!!
そして次には又
“乃己所作押見打而死”
です。どう読めばいいでしょうかね??
「所作」を、宣長は<ハリオケル>と読んでいます。また、「押見」を<オシ>とです。
<オノガ ハリオケル オシニ ウタレテ シニス>です。
さて、こう読んで、また疑問です。どうして「押機」でななく「押見」なのでしょうかね??・・・・・・・
多分、私の推量ですが、「押機」は、まだ、その仕掛けが作動してない時の状態を言い、その仕掛けが動いて実際に機能したた時は、その場が一転して、大地震に打たれたように破滅状態になっており、様が異なり、兄宇迦斯がその仕掛けに押しつぶされて死んでしまっています。こようにその場の状態が一変しているので、わざわざ、「機」でなく「見」という字を使って<オシ>と二つの場面に違いを書き分けたのではないでしょうかね。どうでしょうか。宣長も何にも言ってはおりませんが???
「兄宇迦斯はジンムを殺害しようと自分で計画して作った「押機(見)<オシ>」に打たれて死んでしまうのです。」
これでメデタシ・メデタシで話が終わらないのも。この物語の面白い所でもあるのです。
さて、ジンムの家臣「道臣命」と「大久米命」を派遣して、宇陀の兄宇迦斯<エウガシ>を刀と弓で、己が作った「大殿」に
“追入之時<オイイルルトキ>”
いやいやながら押入れさせられます。入ると「押機<オシ>」に挟まれて押しつぶされることは分かっているのですが、この二人のものすごい迫力・威力に、唯々、たじろいて後ろに一歩一歩と後ずさりし、遂に自分の作った大殿に入らされるのです。
それが、この4字に中に強く込められて語られているのです。「うまい」としか言い様のない書きぶりです。どうですか!!!!!!
そして次には又
“乃己所作押見打而死”
です。どう読めばいいでしょうかね??
「所作」を、宣長は<ハリオケル>と読んでいます。また、「押見」を<オシ>とです。
<オノガ ハリオケル オシニ ウタレテ シニス>です。
さて、こう読んで、また疑問です。どうして「押機」でななく「押見」なのでしょうかね??・・・・・・・
多分、私の推量ですが、「押機」は、まだ、その仕掛けが作動してない時の状態を言い、その仕掛けが動いて実際に機能したた時は、その場が一転して、大地震に打たれたように破滅状態になっており、様が異なり、兄宇迦斯がその仕掛けに押しつぶされて死んでしまっています。こようにその場の状態が一変しているので、わざわざ、「機」でなく「見」という字を使って<オシ>と二つの場面に違いを書き分けたのではないでしょうかね。どうでしょうか。宣長も何にも言ってはおりませんが???
「兄宇迦斯はジンムを殺害しようと自分で計画して作った「押機(見)<オシ>」に打たれて死んでしまうのです。」
これでメデタシ・メデタシで話が終わらないのも。この物語の面白い所でもあるのです。