私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

「疊々」????

2019-07-18 06:24:08 | 日記
         "疊々”
 
 ジンムが高らかに歌った歌の中にある言葉です。何のことがさっぱりです。宣長先生も矢張りそうらしいのです。「疊々」何と読むのでしょうか<ジュウジュウ>????
 それに付いても、宣長先生は、誰かが「疊」を「盈」と誤って写したのではないかと推測されて、「延々<エエ>」と読まれたのだそうです。今では、この説に殆どの古事記研究者が従っているようです。
 ちなみに、<エエ>を広辞苑で引くと、漢字はなく、ひらかなで「ええ」と出ており

    『驚きあるいは悲しんだ時などの感動をあらわす語』
    『応諾または応答する時に発する語』

 と説明してあります。
 そこで、また、「よくぞ」と、宣長先生に敬意を表し、その研究の造詣の深さに改めて感心すること仕切りですが、それだけではありません。次には又又・・・

        “志夜胡志夜<シヤコシヤ>”

 です。
 何でしょうかね。この歌も???宣長も、度々、書いております。
            「此言甚心得難し」
 と。
 更に、次も
     
        “伊碁能衣曾<イゴノフゾ>”・・・

 とあり、難解な言葉の連続です。私には、到底、理解できないのでは思い、読むのをよそうかとも・・・・・

       "志夜胡志夜、伊碁能衣曾”

  あなたならどうします????