アマテラスはその両手には「八坂勾璁」<ヤサカノマガタマ>をつけます。勾玉です。八坂というのは何かわかりませんが、何かまじない的な目的があったことには違いありません。あの衣通姫の場合も勾玉を付けた棒を立てたという記事が見えます。それ珠を一つではなく、なんとその時アマテラスは五〇〇個も紐に通してその腕に結びつけます。この八尺璁玉(やさかにのまがたま)は八咫鏡・天叢雲剣と共に三種の神器内の一つで、天壌無窮の天皇家の「三種の神器」のうちの一つになります。
でも、この時アマテラスは左右の腕輪として500個もです。大分小さな物ででなかったら、これから戦闘が始まろうと言う時にですよ、腕が自由に動くことができません。もしかしたら、これが今に伝わる「三種の神器」ではなかったのかもしれないと思われますが、どうでしょうかね???
さて、それはそうとして、アマテラスは、更に、戦闘準備をします。その背中”曾毘良<ソビラ>”には、千本もの弓矢が入っていたと思われる様な「靫<ゆき>」を背負います。それだけではありません。傍にも500本もの弓矢の入った靫を備えて待っておりました。まだそれでは足りないと思われたのでしょうか、更に
“伊都乃竹鞆<イツノタケトモ>”
さて、これをどう解釈すればいいのでしょ云うかね???まあ、どうでもいいようなことですが、これ以後、天照はどのようにして須佐之男命を迎え撃つのでしょうか。少々込み入ってきますがついでの事に説明しております。