“七媛”が高佐士野<タカサジヌ>で遊行<アソバ>します。
大変美しい場所で大変美しい七乙女たちが楽しそうに春の行事に参加しています。その中に大久米命がジンムの大后<オホギサキ>にと進めている大物主神の娘
“伊須気余理比売<イスケヨリヒメ>”
がいます。(大久米命が計画的に配したのだろうと私は想像していますが???)
「あれあれあの高佐士野に大変美しい乙女が若草を取っていますね。あの先頭に立っていらっしゃるお方が、先日申上げた比売です。なんとお美しい方でしょうか???」
“夜麻登能 多加佐士怒袁 <ヤマトノ タカサジヌヲ>
那那由久 袁登売杼母 <ナナユク オトメドモ>”
と歌って、最後に
“多禮袁 志摩加牟 <タレヲカ シマカム>”
「どうでしょうか。美しい乙女ばかりではありませんか??あの中のどなたを妻にいするとしたらいいとお思いになられますか??」
と、歌われます。
ここら辺りの書きようが古事記の古事記たる所以でしょうかね???面白い書きぶりです。古風と云いましょうか、誠に、情緒的な表現方法をとっている文学作品としても高い評価の下せる作品に仕上がっているように何時も思うのですが???
大変美しい場所で大変美しい七乙女たちが楽しそうに春の行事に参加しています。その中に大久米命がジンムの大后<オホギサキ>にと進めている大物主神の娘
“伊須気余理比売<イスケヨリヒメ>”
がいます。(大久米命が計画的に配したのだろうと私は想像していますが???)
「あれあれあの高佐士野に大変美しい乙女が若草を取っていますね。あの先頭に立っていらっしゃるお方が、先日申上げた比売です。なんとお美しい方でしょうか???」
“夜麻登能 多加佐士怒袁 <ヤマトノ タカサジヌヲ>
那那由久 袁登売杼母 <ナナユク オトメドモ>”
と歌って、最後に
“多禮袁 志摩加牟 <タレヲカ シマカム>”
「どうでしょうか。美しい乙女ばかりではありませんか??あの中のどなたを妻にいするとしたらいいとお思いになられますか??」
と、歌われます。
ここら辺りの書きようが古事記の古事記たる所以でしょうかね???面白い書きぶりです。古風と云いましょうか、誠に、情緒的な表現方法をとっている文学作品としても高い評価の下せる作品に仕上がっているように何時も思うのですが???