― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

紅葉は遅れていたけれど…

2024-11-20 | 散歩
 
急に寒くなりました。
これが通常の寒さなのかもしれませんが
暑ければ〔なぜいつまでもこんなに暑いんだ!〕と思うくせに
寒くなれば〔急に寒くなると身体に力が入って疲れちゃう!〕なんて思ったりする。
身体に優しい 気候のいい時期って無くなってきちゃったなー!
歳を重ねてから 尖がっていない 春や秋のほうが より好きになったのに
その季節がどんどんと短くなっていって きつい季節ばかりが永く居座ってるみたい!
さらに驚いたのは 今日は40年ぶりの寒さだというニュース。
自然は自分好みに変わってくれるわけではないとはいえ
差がありすぎでしょう!
… うーん! 愚痴が止まらなくなってきちゃうなぁ!


数日前までは…
11月も半ばだというのに 寒いと感じた日はまだ数日。
外出先で寒かったら嫌だなと思って上着を着て出かけると
暑くて途中からは持ち歩くなんてこともあったりして後悔することも…!
今はいったい何月なんだか!?
ボケたわけじゃなくてもわからなくなるようでした。

今までは 9月の後半あたりから11月頃までを と認識していた でしょうか。
だんだんと肌寒くなってきて 葉の色も徐々に変わり枯れ落ちる。
という言葉はピッタリで それがあたり前のように思えていました。
なのに今年は異例の温かさが続いて を感じることが出来なくなっているような…!
地球温暖化の影響は 紅葉も遅らせることになりました。
とはいえ このところ寒い日も増えてきたことから
紅葉はやっと季節に追いついてきたようで
テレビで京都など美しい景色を目にすることができるようになって
寒いのは嫌だなぁと思いながらも癒されています。

   紅葉の遅れは 日本の美しい風景を楽しみにやって来た外国人観光客などを
   戸惑わせていたようでした。
   外国にだって感動するような紅葉は見られるのに…と思ったら
   日本のように 多色にわたる葉の色が同じ場所で見られることがないんだとか!
   〔やっぱり日本って素敵なのねー!〕
   でもねー こんな素晴らしい四季がぼやけて来ていることには不安も過ります。


ただ 秋の植物たちは あんがい季節をずらさずに
咲いたり実ったりしていたような気もしています。


あんなに暑かった9月に ヒガンバナは今年も咲いていました


カラスウリも実をつけ 種を育てていました

ノアザミが枯れる前にと イチモンジセセリは蜜集めに一生懸命なようでした

ボタンクサギの開花時期は永いようで いまだに咲き続けていますが

ボタンクサギにも付いていたウリハムシは 今は一匹も見つからず
いったいどこへいったのかと不思議に思うほどです
それにしても 一匹がむさぼり喰う葉っぱの量が けっこう凄い!

クズの葉にはウリハムシとは色の違う 大きなイモムシのようなものもくっついていました
このよくわからない濃い色の虫、見ていたらばらけて来て…
ウリハムシくらいの大きさの虫が固まっていたものであることがわかりました
どちらの虫も食欲旺盛なのか、
芯だけしか残っていない葉があるのを見つけてびっくり!
あの小さな虫たちがあんな大きな葉っぱをこんなに食べちゃうなんて
クズの葉ってそんなに美味しいのかな!?



紅葉はこれからが見ごろになりそうですね。
咲いたり実を付けたりする時期をちゃんと知っているように見える植物たち。
体内時計みたいなものがあるのかなー?と不思議に思えます。
ちなみに、ウリハムシは成虫のまま土の中で越冬するそうなので
この辺りは来年も被害に見舞われるのかなと思うとちょっと心配になります。

   ※ 遅れていた紅葉 私のブログはそれ以上に遅れた感じになりましたぁ! (^┰^)ゞ

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昆虫たちも大変なんでしょうね!

2024-10-16 | 散歩
 
もう10月も半ば。
一瞬かと思うほど速い月日の流れです。
今年はうだるような暑さがいつまでも続いていたので
急に縮こまるほどの寒さがやって来て 今の気候だと言われても俄かには信じがたいよう!
前日との気温差が10度もあると 体のこわばりと共に疲れの蓄積も感じてキツイ!
ただ 天気予報がいくら伝えてもピンとこないと感じていた温度差が
はっきりと認識できたことは学びとなりました。



飛んでいった季節。
これは8月、あの暑い夏の時期のことになります。

最近は昔より昆虫の姿を見なくなったような気がしています。
夏といえばセミ。
このセミも私が小さかった頃は 7月~8月なんてうるさいくらいに鳴いていたのが
旧家の時は8月に入ってから鳴き声が聞こえるようになるという感じ!
今は公園に行ってもうるさいと感じたことはないどころか
まったく気づかないくらいの時のほうが多くなっている。
前回投稿のオオクワガタなんて生きている姿は見かけたこともないし
近年 トンボや蝶も いっぱいいるなんて思ったことがない。
ここ数年、特に今年の暑さは恐ろしいほどだったので
夏の虫たちでさえ暑すぎると感じて
陽が出ている間は隠れているのかもしれないなと感じています。

ある日
公園で 葉に停まっている 小さな シジミ蝶 を見かけました。
でも 何だか形がおかしいような…!?
この違和感はなんだろう?
その理由は 2枚の翅の間がやけに広いように思えたことにありました。 
近寄ってよく見ると それは 1匹ではなく2匹の蝶でした。




子孫繁栄のため奮闘中!

近寄り過ぎたせいか 飛び去ってしまいましたが
2~3m先の葉に舞い降りたら まだ繋がっていました



考えてみたら 蝶々さんのオスとメス
見た目での大差がないため
違いを考えたことは なかったような気がします

   この子たちは ヤマトシジミ という種類のようです。
   分布は東北地方から沖縄までの広範囲。
   都市部などでも4月から11月頃までの長い期間見かけられ、
   人間社会とうまく共存できているといえる種だそうです。
   北海道には生息しておらず、山地にもいないと言われているようですが
   地球温暖化の影響で こういった分布も変わってきてしまうのかも
   しれないなと思えてきます。

   なお オスは翅の表面が青色に輝き、メスはグレーだということです。
   写真を見返すと 色に違いはあるように見えるのだけれど
   この写真の場合 逆じゃないの? と思うのは私だけでしょうか?
   もしかしたら 色の違いは翅を開いた状態の時のことを言っているのかな!?
   よくわかりませんでした。
   ただ 写真から気づいたのは 蝶々さんの顔がすごく可愛いな!という点と
   オスのほうが体が太めってことはあるのかしら?という疑問でした。


人間がワガモノ顔で地球を支配してきたせいで
植物も動物も甚大な被害を被ってきた。
そのせいで絶滅してしまった動植物も多いと聞きます。
小さい頃からよく目にしてきた蝶たちの数も減っているそうで、
日本を代表する鳥とも言えるスズメでさえ生き残るのは大変な状況と聞けば
不安はさらに募ります。(そういえば確かに 昔は朝 必ずチュンチュンと
うるさいくらいに聞こえてきた鳴き声を 最近はまったく聞かなくなりました。)

「みんな頑張って!」と言いたいけれど 地球が良くなる兆しが見えない中では
簡単に言えない気もしてしまって悲しくなります。

近年 子どもの数が減少し続けているというけれど
  子どもを育てるのが怖いくらい! とか
  育てる自信もないから子ども自体ほしくないな! とか
  お金もかかるので子どもはひとりで充分だ! とか
  もちろんほしくてもできないこともあるでしょうし、
  ひとりのほうが自由でいられるから結婚もしたくない! などなど
子どもがたくさんいた時代とは違った事情や考えかたも生じているようです。
〔今の世の中、生きていくのも大変だ!〕と思うのは
もしかしたら人間だけじゃないのかもしれません。
もちろん動植物たちがそんなことを考えているとは思えないけれど
生きにくい世の中になったのは事実でしょう。
考えさせられるなぁ!
 
種存続のための真剣な瞬間に
お邪魔してしまったことを申し訳なく思っていたのに
そこまでして撮った写真に あまりいいものがなくて 申し訳ない気持ちが倍増!
さらに、学ぶものがあったことには感謝もしたい気持ちです。
お返しは これから産まれるであろうその子たちが
無事に育つよう心から祈るというくらいしかできないけれど
どうか次の世代もその次も ちゃんと受け継がれていきますように…!


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誰のしわざ!?

2024-09-14 | 散歩
 
一向に収まらない猛暑のせいで熱中症の心配が消えず
出かけるのを断念しようかと思うこともしばしばあるお散歩ですが、
〔今日はご近所一周くらいしか歩けないな!〕と思っても
とりあえず一度家を出てみることが続けるコツ…と考えて頑張っています。

この日も暑くて炎天下を歩く気はしない。
かといってショッピングセンターなどの室内を歩く気もせず、木陰を求めて公園へ…。
そうはいっても行き帰りも公園の中も 日陰のない場所は多くて
汗ダラダラになるのはわかっていたため
とっとと回ってしまおうと思っていました。

そんな早歩き気味のお散歩の帰り際、
前回カラスウリを見つけた時のように
またしても何かに呼ばれたような気がして足が止まりました。
前回同様 気がしたというだけなので確信は何もない。
それでも周りを見回したら道の傍らに 何か違和感のある小さな物が目に入りました。
〔紫色の実?〕
〔皮が剥けたような状態なのかな?〕
そう思ってすぐ傍まで行って顔を近づけてよく見たら
鳥肌が立つほど異様なものが目に入って のけ反ってしまいました。
〔ひどい!!〕
〔なんでこんなものがこんなところに…!?〕
〔なんでこんな状態で落ちてるの!?〕
〔なんでこんなにいくつもあるの!?〕
頭はパニック!
まったく想像がつきませんでした。


ゆっくり楽しみたいけれど 暑すぎて体力が奪われるので
とっとと終わらせようと 早歩き中でした

誰かに呼ばれたような気がして足が止まったので周りを見回したら

紫色の実?  潰れて皮が剥けた感じ?

えっ! なんか違うものに見えるけど そんなことある!?

やっぱりーー!  なにこれ!

酷すぎる!  どうしてこんなことになったの!?


暑いからすぐに乾燥しちゃったのか すでに何日か経っているのか?
中身がカラカラのスカスカ!


溝の中には他にも何匹分もの上部だけの死骸が落ちていました

こんな酷いことするなんて
いったい誰の仕業なんでしょうか!?
なんだか腹が立ちました
それにしても この写真だって拡大しているのだから
早歩き中に これに気づくってありえないと思うんです
誰かに気づいてほしかったから呼んだの!?
次に生まれてきた時は せめて命を全うできますように…!


 
自然にこうなったなんて考えられません
これを人間がやったとも思いたくはありません
それならいったい誰のしわざ???
公園に住んでいるタヌキさんや他の動物がやったのでしょうか?
角が刺さって食べにくいから頭だけ残したの?
それにしても 周辺の側溝を探し回っのだけれど他では見つからなかったので
この辺りだけにこんな数がいたというのでしょうか?
少なくとも ここに集めて食べたなんてのは あり得ないお話です
それなら これは一日で起きた出来事ではないのでしょうか?
解明されない不可解さが心に残って 暑さを忘れた出来事となりました


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秋への気配

2024-08-22 | 散歩
 
歳のせいもあって
昔のように夏を楽しむという意識が薄れてしまい、
猛暑続きに体力が奪われるようで うんざり気味!
それでも少しは動かなきゃと日傘を差して出かけてはみるのだけれど
照り返しや湿度の高さにやられて汗ダラダラのグッテグテ!
帰宅後にはすぐにシャワーを浴びないと不快でとても休む気にならないという状況です。
そんな猛暑の中 毎日頑張ってくれているクーラーさんにも休める時間をあげたいと
夕方あたりから何度か窓を開け 外気温や風の具合を探る日々ですが
たとえ止めたとしても扇風機さんと交代してもらうのがせいぜいという暑さです。

そんな中、
久しぶりの公園で
何か呼ばれているような…
そんな予感がして周りを見回したら
懐かしいものが見えた…ような気がしました。
気がしたと言ったのは まだ確信が持てたからではなかったからなんですが、
よくわからない自信のようなものはありました。
でも このあたりでは一度も目にしたことがなかったので
〔こんな所にある?〕という思いもありました。

暑いので人気がない公園散歩の帰り際

呼ばれているような気がして見回したら…       
 「えっ! こんなところにある!?」 そう思えるものが見えた気がしました        

        近づいてみたら

やっぱり! カラスウリだ!      

スイカみたいな しましま模様が可愛いなぁ!

ひと足先に色づいたこの子は ちょっと傷ついているようでした
ここまで育ったんだから大丈夫だよね? ちゃんと赤くなれますように…!

カラスウリのツルはこの低木の周りをグルっと何周も廻っているようでした

これから育つおチビちゃんを見つけました

2015.07.31に撮影した旧家の目の前に咲いていたカラスウリの花たち
夜に咲いて朝には萎んでしまうため 今は見ることができなくなってしまいましたが、
こんなきれいな花が毎日見放題だったなんて なんと贅沢だったことか!
今さらながらに懐かしく、ちょっと寂しくも思えました
 
   カラスウリは雌雄異株で 一つの株には雄花か雌花かのいずれかのみがつくとされます。
   なので 今回見つけたのは雌株。 花筒が非常に長いカラスウリは 夜行性で長い口吻を
   持った大型のスズメガ級の蛾を引き寄せて受粉させるために 非常に特殊な目立つ花を
   咲かせるようになったとされています。結実した雌花は ウリボウと呼ばれる縦の線が
   通った緑色から 濃い目の黄色やオレンジ色、朱色へと色を変えていき、枯れたツルに
   ぶら下がった姿は まるで提灯のように風に揺れ秋を彩る。
   旧家で見たカラスウリたちは雄株だったため果実は見たことがありませんでした。



花茎の付け根に膨らんだ子房があるのが雌株の特徴のひとつ   
       この子はほぼきれいにお花を萎ませられたようでした

お花が枯れて萎むにしたがって果実が大きくなっていく    
                クルンとなったガクの裂片が可愛い!

こんなお花もありそうですが          

こちらも これから咲きそうにも見える咲き終えた花
レースのようになった部分をきちんと仕舞うのはかなり難しいようです

この子は まだ閉じ切っていないので花びらがよくわかります           

          どうやら閉じる際にレースの部分が葉に引っかかってしまったようです

大きな葉が果実を守ってくれているように見えます

もうすでにかなり大きく育ってきているものが多いことにびっくりでした

元気に育って赤い提灯が見れますように…
 
 
猛暑が続き、
この暑さはいったいいつまで続くのだろうか!?と
不安になる日々も続いています
そんな中で見つけた秋への気配!
もう少しの頑張りと思わせてくれたカラスウリちゃんに
感謝です
それにしても、遠めの緑の中の緑色によく気が付けたものです
やっぱり呼ばれたとしか思えない!


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可愛そうなのに可愛くて笑っちゃいました

2024-08-02 | ロック・ユキ丸・チャチャ丸 話
 
我が家の可愛い3ニャンたち。
みんなが甘ったれのため
いつも誰かが触ってアピールをしている感じで
それに応えていると写真を撮るのも忘れてしまう。

ところが今回
ロックの写真を撮らずにいられない状況となり… 
可愛くて載せておきたくなりました。

   ロックお嬢が首の後ろあたりを掻き壊してしまって
   薬をつけても また掻いてしまうから なかなか治らない。
   
   そこで軽く包帯を巻いてみたのだけれど
   うまい具合にカバーできなかったため
   百均で使えそうなものを見繕って購入し試行錯誤。
   痛々しく見えるので 触らないようにさせたいのに
   試している時の様子が 可愛すぎる&面白すぎる で
   目が離せなくなってしまいました。



ぬいぐるみやマスコットに着せて楽しむコスチューム。
(ちなみにこれは パッケージを撮るために後日撮影した色違いです)

      初めはそのまま被せてみたのだけれど

耳の部分が浅くて浮いてしまうので      

       そこを切り落として耳を出すようにしてみました。

でも 喉の下のリボンをあまりきつく締めるわけにもいかないので            

どうしてもちょっと浮いてきてしまう感じ!


       気分は浮かないけどね!

少し動くと                  

        耳が中に入っちゃう!


もう一度 前を深めに被せながら


可愛ーい!って言ったら 横向かれちゃいましたが …

可愛くなくていいから取りたいなー!

抵抗することもないまま寝ちゃいました。     

     でも… 起きたら取れてました。

取れちゃった!


次に挑戦してみたのは 膝用のネット包帯。

そのまま被せたら 長くて首の部分にいっぱい余ってしまってちょっとキツそう!

その分を前に戻したら 今度は顔がキツそうになっちゃいました。

目が見えないんですけど…!

そこで 半分に切って耳の部分にも穴を空けました。

メイドさんみたいだけれど すでに ほつれてきちゃってます。      

お手入れはソーッとしましょう!

お顔がちょっとプクッとなって まだ保てているようでしたが…       

      我慢できなくて掻いちゃったため

急にボロボロになってしまいました。     


 そこで次に使ってみたのは タオル地のアイマスク。

ゴムの紐を切って前で結びました。      

      耳も邪魔にならずきつくもないため一番楽そう!

…ということで 最終的にはこれで過ごすことになりました。

それにしても このおとなしさ。
治そうと頑張っている私を見て 察してくれている
あるいは 自らも治したいと思っているのなら嬉しいのだけれど
抵抗しても無駄だと悟っているのか
好きにすればと諦めているのか
その心情が知りたくてしかたがないミッチーでありました。


お薬を付けて 触らないようにすれば 治りは早い!
ここに辿り着くまではちょっと大変でしたが
お嬢が良い子でいてくれたおかげで助かりました。
その良い子さが笑いも誘って ますます愛おしさが募ります。


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