― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

友達なら…  ― ジョニィへの伝言 ―

2008-02-19 | 赤ちゃん・子供 が心配なお話
某日 夕方、 川崎駅。          具体的だけど、
京浜東北線、四号車 乗車口付近。      ほとんどの方はわからないですよね!
中学生 くらいの 男の子が 四人。
少し混雑し始めたホームに 紛れていました。
誰も 気にする人などいないほど 普通に … 。
ところが、
   何を思ったのか、 その中の一番小さい子が
   仲間の 一番大きな 白いトレーナーの子の 背中を、
   突然 靴のまま 蹴飛ばしたんです!
   意味を持たない行動! 足加減は強めに見えました !   
思いもよらない動き でした。       
   予期せぬ出来事に、
   白いトレーナーの男の子は 当然
   バランスを崩して 2~3歩 前へと よろめいた
通常、何気なく電車を待っている私達ですが、
その瞬間、アッと声が出た方、ハッと息を呑んだ方 …
思わず手や身体まで 動きました!
幸い 線路に落ちることは なかったんですが、
ホームには 「電車が来ます。 白線の内側まで おさがりください!」 という
アナウンスが 流れている中での 出来事でした!    電車はすぐに 進入!
          彼らがいたのは前の方。 その子のガタイが大きかったから そんなもので
             済んだけど、 もし逆だったら … !!  考えただけでも 鳥肌が立ちます!

   一瞬 喧嘩なのかと思ったけど、そんな様子は なく、
                  ただただ ふざけただけ のよう!!
   白いトレーナーの子の背中には くっきりと
                  スニーカーの後 が ついていました。
   それって…、 ふざけるにしても 度が過ぎ ませんか     
      危うく 大惨事 に なるかもしれないような状況 ですよ

それなのに、
四人とも さほどのことでもないような顔 をして
   白いトレーナーの子 は
      背中に スニーカー模様を つけたまま 何も気にせず … !?
   蹴飛ばした子 も
      汚したことすら 気にする様子も なく … !?
   他の二人 も
      我 関せず で … !?
四人は何事もなかったように 電車に乗り込み、次の駅で降りて行きました。

               ………   
信じられません !!  

今の子達 って みんな そんな感じの付き合い方 なの!?

   蹴った子は ドキッともしなかったの?
           友達の服を汚して 悪いとも思わないの?
   蹴られた子は 「ホームに落ちたらどうするんだ!」 と思わなかったの?
             靴で蹴られたんだから、服が汚れたんじゃないかと
                                気にならなかったの?
   他の二人も 何故 「危ないよ!」 って注意しないの?
           汚れた服を 指摘して、きれいにしてあげようと しないの?
 そんなんで 友達なの?          
                       疑問ばかりが 浮かんできます!  
私は、
唖然とし過ぎて注意も出来なかったことを、大人として 反省しています。

 昔の大人は平気で注意したものでしたが、今はかなりの勇気 を 要します。
 立派な風貌の男の方でも 見て見ぬ振りをして 決して言ったりしません。
 「触らぬ神に祟りなし」。
 大人の こんな考え方も、現代社会の問題点。
 子ども達だけが悪い とばかりは 言えません!

私の、 知人・友人 に対する考え方 の ひとつに、  

相手のためになると思うことは 少し言い難くても

言ってあげたい。 そして 言ってほしい というのがあります。

親しくなければ言えないこと も あります。

相手に失礼になってはいけない と 思えば 言えないことも ある。

それでも、自分に置き換えてみたら

       どうされたら嬉しいか知らせてもらいたい !
                  だから 
   どうすることが相手にとって良いことなのか伝えること !?

そう思える時には 出来る限り 言うようにする。
          時には言わない方が良いこともあります。その判断は状況に応じて … !
これは私独自の考え方 なのかもしれませんが、

たとえ 嫌なこと を 言われても

それが再確認 や 新しい考えに繋がることも あるから、

何にも考えず、気づかず に通り過ぎるよりは 聞くだけお得 !

自分のためになる と思うんです。       

それでも かつて、 

皆がどう見ているか、どう思われているかを 教えてあげたくて

自分の言葉として 伝えたり したことが あったんですが、

いくら言っても わからない人 は わからない !   
                        自信があり過ぎるのも 良し悪し です!
そんな再確認を 私の方がしてしまったことも ありました。

その時 知ったのが プラス思考の人間の恐さ !
      プラス思考の方 すべてのことを 言っているのでは ありませんので、悪しからず!
でも それも勉強 !

言わないでいて、 「言ってあげれば良かったな ~ !」 と 後悔するよりは

伝えることは した訳だし、

ちゃんと その人が見えて 良かったと 思っています。

付き合い方は難しい けど、 私はやっぱり

友人とは きちんと言える仲 で ありたい !    
    何も言えないのも、何も感じないのも、独りよがりになることも…、寂しいですからネ !
改めて、そんなことを感じさせられた出来事 でした。


今回の 〈友人蹴飛ばし事件 〉 で 改めて感じたことが もうひとつ !

無差別殺人 とか 深く考えない行動 とか、 

わけのわからない事件 って もしかしたら、

こんな風に 当人達にとっては 大したことでないこと の

ちょっとした “手違い” や “力加減のミス” などからも 起きるのかも ?!

                  ゾッとします。

        人の痛みのわからない、 自分の痛みさえもわからない!?
              そんな人間で ありたくは ない です!



  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



今回は、

友達なら … ということで 、

1973年 発売、
ペドロ&カプリシャス『ジョニィへの伝言 』。 
             (作詞 = 阿久悠さん。作曲 = 都倉俊一さん)。

「わりと元気よく 出て行ったよと お酒のついでに 話してよ」
   「もとの踊り子で また稼げるわ 根っから陽気に できてるの」
     「サイは投げられた もう出かけるわ わたしはわたしの 道を行く」   

     ジョニィに伝えてちょうだい。 2時間も待ったけど もう行くわって。
     ホントは寂しいけど…、
          陽気に 元気に 出た行ったって言ってね!
     行き先は決めてないわ。 でも…
          元の踊り子で稼ぐから大丈夫よって!
     私は私の道を歩いていくの。
     友達なら、そして 私の気持ちがわかるなら、
     ジョニィには 呑んでいる時にでも そんな風に話しておいて!

   寂しいって言いたくない。 最後にちょっと強がってみたい 女心!?
    それでも、カッコ良さの他に、可愛くて けな気な感じ がするのは、
    昔 ロングストレートだった頃の 真梨子さんのイメージからかな!?
    2時間も待って 踏ん切りをつけながら、友達にだけは 本音を言う。
    信頼している友達には、
    弱さも 強がりも みんな見せられるんでしょうね。
    
2時間も待っていたのは 何処で!?    今の季節を想像したら、 外は寒い~!
     来るか 来ないか 花占い!?  ドキドキしながら待つ間に 今後を決めたのでしょうか?
伝言を頼んだ友達は 女性 なのかな!? 男性 か!?
                     それによって 伝え方は違ってくると思われます!
同性なら 繊細に 微妙に、彼女の気持ちを うまく伝えられそう!?
               自分に置き換えて 上手に 強がれせてあげられるでしょうね!
「何故、引き止めなかったの?」 とか 「何故、見送ってあげないの?」 とか

ちょっぴり責めたり しながら … !  

異性なら 大まかになるのかな!?

「独りで行かせちゃっていいのか?」 とかは 言うのかもしれないけど、

彼女が 伝えてと言った通りに 言いそうな 気が します。  
      きっと、男友達自身に 彼女の微妙な心模様が 伝わりきれないような気がします! 
       だから ジョニィにも 伝わらないかも しれません!  
       でもそれが、良いといえば良いのかも!? …って 複雑過ぎ ですかね!
       いずれにしても、男性には “一から十まで ” 細かく言わないと、
       女性心理は 伝わらないような気が するんですけど…!? どうでしょうか?
       決して男性を馬鹿にしているわけではありませんよ。 
                 女性がそれだけ 複雑怪奇(!?)だってこと … なんでしょう。


ペドロ&カプリシャスは、女性が メインヴォーカルを担当する バンド。

初代は 前野曜子さん(故)で、1971年に 「別れの朝」 を、

二代目が 高橋まり(高橋真梨子)さんで、

1973年から1978年まで務め、『ジョニィへの伝言』

         『五番街のマリー』 『陽かげりの街』 などを ヒットさせました。

1978年から現在までは

         三代目の 松平直子が 受け継いでいらっしゃいます。

高橋真梨子さんは1978年に ソロ歌手 となり、

ペドロ&カプリシャスの曲も カバーしているんですが、

この曲は 『ジョニーへの伝言』 と、タイトルが微妙に違うのが面白いです。

              この違いに 意図や こだわりは あるんでしょうか!?

ついでに、

友達なら(ば) … ということ言葉が出て来る曲 には

門倉有希さんの 『泣かせてよ』 も あります。

こちらも とても良い曲です。
      ただし、未練心 は こちらの方が 強い感じ ! 



五番街のマリーへ
ペドロ&カプリシャス
キング

このアイテムの詳細を見る






イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「GTA」 「SOHOママの食卓」

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする