― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

みかん狩り  ― 花水仙 ―

2008-02-01 | 季節・時期 に関するお話
先日、家族旅行 で 伊豆 に 行って来ました。

横浜 から 「スーパービュー踊り子」 の指定 を 取った ので

乗り換えなし で 楽々!

本当なら 宿泊先の 伊豆急下田 まで そのまま 行けるのですが、

時間が早い ので 伊豆急稲取駅 で 途中下車 して、

             みかん狩り へ … 。

ひとり500円 で 楽しめるもの なんて、 今どき あまり ないですよね。
                      数種類 を 無制限 に 食べ放題 ですからね~!

    も さながら、とても 美味しい(旨い)お話 です 。

そして これが、 本当に 美味しかったんです ~ !

実際、 野鳥 に食べられている物 も 多かった 青島みかん

ヒヨドリ君 の 保障付き !

保障印 のある枝 付近の物を 選んで食べた ので

失敗は ありませんでした。
              ヒヨドリ君の “甘味察知本能” って 凄いと思いませんか!
     
     ちなみに、ヒヨドリ君 とは、体長27~28センチくらい。
     ムクドリ君よりは 少し大きめの、全体が灰色で 耳羽が茶褐色の鳥。
     里山や 都市部の公園など 木のある環境に 多く生息していて、
     雑食で 昆虫 ・ 花の蜜 ・ 果物 など 何でも食べ、
     食べ物を見つけると 他の鳥を 寄せ付けない という お話 !
     「ヒーヨ 、 ヒーヨ !」 と けっこう うるさく鳴く そうです。

だけど ヒヨドリ君、

大事に育てたものを 断りも無く 勝手に食べちゃうんですから

農家 にとっては 害鳥 でもあるわけ です。

でも ここでは 共存共栄 !?

うまくやっているようで 良かった~ !
私達も、美味しい物を教えてくれた ヒヨドリ君には 感謝 です。 
                                    ありがとさん!
            そんなことを思いながら 次へ …
      青島みかん (直径6.5~7 高さ4.5)
                   温州みかんの中の1種類 で、静岡が原産。
                   青島平十氏によって発見されたことから、
                   その名が付いたと言われています。
                   外見は 普通のみかんより 平たく 大きめで、
                   味は 甘みが強く 味も濃い。

そしたら ……
   その後食べた ポンカン が さらに 美味しくて … 、

                  感 動  

      ポンカン (直径5.5 高さ4.5)
   ポンカン 、 食べたこと ありますか ?
     原産はインドの スンダラ地方あたりのようで、ミカン科の 柑橘類。
     日本には 明治時代に 台湾から 鹿児島に 苗木が送られ、
     沿岸部の 温暖な気候の地域で 広まっていったらしいです。
     産地は、やはり九州(特に 鹿児島・熊本・大分)、
     四国(愛媛・高知)が多く、
     それでも 静岡は 宮崎よりも、和歌山よりも、
     生産量が多い のだそうです。
     栄養面から言うと、ビタミンCと カリウムが
     キウイフルーツの ちょうど半分。
     それでも みかんや 他の果物よりは 多いようです。

ポンカン って

ヘタの周りの シワ の入り方 と ゴツっぽさ が 特徴 なのでしょうか !?

見た目からすると、どう見ても あまり 美味しそうには見えない。
                      器量は 多少 悪くても、中身は 一級品!
ゴツゴツした感じなので 外皮も硬くて 剥きにくい のかと 思いきや、

何の抵抗もなく すっと剥けて

甘さ、後味、香り 共に みかんを抜く 美味しさ でした。

ただ、 種がある のが 特徴 のようですから、
            その種が 柔らかくて 噛めちゃうのが 良いような 悪いような!
それが 面倒 だと おっしゃる方も いらっしゃると思います。

よ く スーパーなどで 見かける 大きい物は

200~250g も ある 高しょう系

ここの物は、みかんより小さくて

80~120g くらいの 低しょう系 でした。

贈答品  にするなど 見た目 から言ったら

高しょう系 の方が良いのでしょうが、

味は 絶対負けないか 勝っているんじゃないか と 思えたくらい

旨さ、濃厚さ に加えて、ジューシーさ抜群 でした。

こんなに美味しいのに、

収穫時期が 12月後半 から 2月中旬 まで と 意外と短いので

淋しいようです。

無くなってしまわないうちに

スーパーのものを 試しに 買って みようかな~

なんて、思っては いるんですが、

スローな私 のこと。

買う前に 無くなっている 可能性は … 大 ですね。

                     あはは ……!
                                           偉い?
   食べましたよ~。 しかも、高しょう系と 低しょう系と 青島みかん。 
   でも やっぱり 稲取の物 の方が 断然 甘くて 美味しかったです。
   よく見たら 産地が 違っていました。
   それって 鮮度の違い と いうことなんでしょうか!? 
   それとも 土地気候 の 問題!?   期待しちゃったから ちょっと 残念!

… と 思っていたら、
   何かが通じたのか、知人から 青島みかん が 届きました。
   産地は 静岡の三ケ日。収穫後、一ヶ月もムロで寝かせたものらしい!
   「蜜柑」って種類かと思ったら、みかんを漢字で書くと そうなるとか。
   <甘い柑橘> から付いたようですが、特に甘いみかんを言うようです。
   さすがに 甘くて美味しかったです。 ありがとうございました ~ !
   ついで のお話ですが…、                 
   みかんの剥き方 って 上からですか? 下からですか?
   上から剥いた方が 繊維が残り難いのは ご存知ですよね。
   私も昔は 繊維を ひとつ残らず取らないと 食べれなかったものでした。
   でも今は、あえて その繊維を たくさん くっ付けたまま 食べています。
                    繊維も 必要!


  ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥



今回は、伊豆に関係がありそうなもの。

時期的に

八代亜紀さん『花水仙』
        (作詞 = 池田充男さん。作曲 = 浜圭介さん)。

で いってみます。

1986年 12月 発売、「オリジナルベスト16」 に収録。
1991年 7月、三度目発売の 『雨の慕情』 のカップリング曲にもなりました。
(『雨の慕情』は、1988年5月と6月にカップリングを変えて発売しています。)

「このゆかしさが おまえに似てると あなたに言われて 嬉しかった」
      「新妻みたいにエプロンかけて あなたを世話した 愛の明け暮れ」
    「思い出が 淋しい気持ちに変わるとき なみだ こぼれる 私です」   

     お風呂帰りに 鉢植えの水仙を買ったのは 一年前。 
     恋しく優しい この花が 私に似ている と 言ってくれた人。
     今も 懐かしく思い出しながら 水をあげているけれど、
     花売りが 今年もまた やって来ました。
     あなたが戻って来るかもしれないので このアパートを出られず、
     お揃いのコーヒーカップの片方は 戸棚に伏せたままです。
     いろいろ思い出すと 淋しくて 泣けてきます。

   優しい言葉が 忘れられずに 待ち続ける。  
    花売りがやって来て、一年前を 思い出す。
    同じような歌詞の繰り返し に、一年間の幸せの短さと、
    思い出を懐かしみ、哀しむ気持ちが 出ているように感じられました。
一年の暮らし は 短くも あり、   

思い出が たくさんあれば 長いとも 言えます。

思い出すものが 多ければ、

寂しさも 比例して 大きくなっていく ような 気がします。


伊豆・爪木崎では
12月20日~1月31日まで 「水仙まつり」 をやっていました。
10万平方メートルのエリアに 300万本にも及ぶ野水仙が咲く
というのですから 見ごたえあり ですね。 
水仙の品種は 多いそうですが、ここのものは 
白い花蓋片に黄色の副花冠(ラッパの部分)のある ニホンズイセン。
( ヒガンバナ科)。       (爪木崎花園では アロエの花 も きれいです。)
   10万平方メートルと言われても、どれくらいなのかわからない!
        (1平方メートル とは、一辺が 1メートルの正方形 の 面積。)
   比較対象 として
     ・山下公園 …………… 約 7万平方メートル
     ・東京ドーム ………… 約 4万7千平方メートル
     ・甲子園球場 ………… 約 4万平方メートル
     ・皇居東御苑(旧江戸城の本丸と二の丸を中心とした地域)
              ………… 約 21万平方メートル
   を 載せてみました。                   
   つまりは “東京ドーム2個分” ということになります。


水仙 には 春咲き種(遅咲き) と 冬咲き種(早咲き) が あるようです。
                                  中間種 も あるみた い!
『花水仙』 の歌 に出てくるのは 春咲き種。(ラッパ水仙 etc)
                    ラッパ水仙 の 花言葉 は “報われぬ恋” です。
爪木崎に群生しているのは 冬咲き種。(ニホンズイセン etc)
                     ニホンズイセン の 花言葉 は “自己愛” です。
ニホンズイセンには 「雪中花」 という 別名 があり、

早咲きで “雪の中に咲いて 春を告げる” という意味から付いたようですが、
 
水仙全般 を 指す イタリア語の “小さなコーヒー茶碗” の方が
                 コーヒーカップは 『花水仙』 の 歌詞に 出てきています。
愛着が沸いて 好きだし 納得!

でも、花言葉のひとつに “ナルシスト” ってあるのには ちょっと疑問も …。

いずれにしても、

育てるのには 比較的 楽 な種類も多く、

地植えるにすると けっこう増えたりもするそうです。


                     『花水仙』 を 推薦 しま~す !





イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。
   「GTA」 「こねこのあくび」> 「SOHOママの食卓」

コメント (4)
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