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じっくりと落ち着ける時間がほしいのに 月日に流されアップアップで、頭が回らない
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もう 1ヶ月以上前のことになってしまいましたが、
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今回は 友人の誕生日プレゼント に関するお話を投稿 します。
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彼女の誕生日を祝うため、5日ほど過ぎた頃に会いました。
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プレゼントは <似た物> に しよう と決めたまでは良かったんですが、
私のは ほとんどが <古い物> であるため <類似品> を見つけること自体が 至難の業!
<干 し草の中から針を探す> という ことわざ がありますが、
まさに、<見つかる当てのない探 し物> といった感 じ となりました。
アクセサリーを販売 しているお店には 腐るほどの品物が並べられています。
それでも 購入 しようという気持ちにまで至る品は そうそうあるものではありません。
そこに 今回のような、<古い品>、<似た物> という二つの <縛(しば)り> が加わると、
見つかるほうが奇跡的だと思えてきます。
歩き回ったけれど 予想通り、<似た感 じ> という物でさえ目にすることは出来ませんでした。
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だからといって 〔 しょうがないから 適当に選んじゃお~! 〕 という気持ちには なれるものでもなく、
私の持っている物を思い浮かべ、彼女を思い浮かべ、
好きそう、似合いそう …
そんな物を探 し、思い悩んで決めました。
少 しでも良い物を … と思って、迷いに迷って やっと決めた品です。
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それでも 相手の反応を見るまでは 〔 喜んでくれるだろうか? 〕 と ずっと気になり続けます。
そんな思いを察 した というわけではないので しょうが、彼女は ことのほか喜んでくれて …
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不安で縮こまっていた心が やっと開放され、〔 報われた~! 〕 という気分を味わうことが
出来ました。
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飲みながら話を していると
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けっこう お酒が回ってきたと思われる彼女が、突然
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と 私の目の前に 画像を突き出 しま した。
いくら老眼になっているとはいえ 近すぎて見えないほど 目前に付き立てられた画像!
〔 あれっ、何だか急に ご機嫌が悪くなった!? 〕 雲行きの怪 しさを予感させられた瞬間でした。
めがねをかけて よく見ると そこには ちょっと奇妙な感 じのする <花束 ら しき物> が写っていました。
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私の答えを待てない彼女が腹立たし気に言いました。
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でも 写真だから <写り>や <色>が悪いのかも しれません。
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だけど どう見たって <誕生日に選ぶ花> じゃないことだけは確かよ。
誕生日 じゃなくたって、常識があれば <贈り物> になんかする物 じゃないと思う。
枯れススキが似合うのなんて おばけ
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それに、だいたい こんな物 売ってる店があるの? って感 じ!
ホントなら 「誰が買うのよ!」 って 突っ込んじゃうところなのに
これが実際に売られてて、買った奴がいて、それが私の所に回って来たのよ!
「世の中 どうなってるの!? 」 って言いたくなる気持ち、わかるで しょ!?
そんなのを 誕生日プレゼントに した こいつの頭の中を見てみたいわ!」
一気 に しゃべり、ひと息ついたと思ったら すぐに続けて
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お任せに したのなら 誕生日用 と して 店員がこんなのを作るわけがない じゃない!
だったら こいつが そのケバケバを指 して、「それを入れて!」 って言ったわけ!?
そんなわけないわよね! どう見たって これは 出来合い だもん!
<出来合い> に したってよ、 いくつもある花束の中から これを選ぶ?
これ しかなかったと したって、これを選ぶ?? 普通の神経なら選ばないわよね~!
これじゃ~ まるで こいつから見た 私の値打ち が、<こんなもん> しかないみたい じゃない!
「選ぶのも面倒だから こんなんでも贈っとけ!」 って あからさまに云われたように思う じゃない!
そうでしょ? それとも そんな風に考える私のほうが ひねくれてる って思う?」
どうやら 相当に うっぷん が溜まっていたら しい!
話 しているうちに また思い出 して腹が立ち、私はその 捌(は)け口 になって しまったようでした。
こういう時の反応の しかたには困ります。
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同調 し過ぎないように … 完全否定 しないように …!
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でも、「いつまでも変わらずに きれいなままでいてね!」 っていうコメント付きで、
ずっと生花のままに見える ブリザーブドフラワー なんか貰ったら、嬉 しいと思う じゃない!?
その人も そういう意味か、あるいは それが <個性的>で良いと思ったん じゃないの?」
一応 そうは言いましたが、私にも
〔 なんで それに したんだろう!? 〕 という思いはありました。
〔 こういうの って あくまでも 自分が好みで買う <自宅用> と して作られた物 のはず!
プレゼントには しないほうがいい って わからなかったのかしら!? 〕
だけど、そんな思いを知らず 怒りが治まらない彼女は、私の <ひと言> に反応 して 食ってかかりました。
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<個性的な物>って <変な物>ってわけ じゃないで しょ!
私、 ゲテモノ趣味 じゃないのよ!」
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でも そこで ハッと したようで、
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普段なら <気を遣った言いかた> だって すぐわかるのに、なんか興奮 しちゃった!
私も 最低ね! なんかショック~!」
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今度は 急にショボン!
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そう言いながら、〔 これで ちょっとは落ち着いてくれるかな!? 〕 と思いました。
だけど それは間違いで、 彼女の言葉には 続きがありました。
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こんなもん くれるくらいなら、くれなくていいよ!
こんな無神経な奴に 「ありがと~!」 なんて笑顔でお礼言ってた私は 偽善者か!
なんて思えちゃって、腹が立って腹が立って …、家に帰ってすぐ 叩きつけちゃったわよ!」
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だって、昔からずっと 「くれるなら薔薇
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のよ! それなのに なんか 年々手抜き になってきてる感 じで、今年は これよ!
そこまで どうでも いいわけ!? <いくらなんでも> は こっちが言いたいセリフだわ。
こいつは いい加減に選んだ物で私が傷ついていることさえ 知っちゃいないのよ!
そんな風に思わせるなんて 最低 じゃない! そんなところが余計に腹立たしくなっちゃうのよ!」
お酒の勢いもあってか、興奮 冷め遣らぬ彼女!
文句は しばらく続き、私は 出来るだけ聞く側に徹 し、オーバーに同調 しないよう、
話題を違う方向に持っていくよう神経を遣って、疲れてしまいました。
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確かに、<好きなお花> を知っていたのなら それを贈れば間違いはなかったので しょうね。
だけど、彼女が云いたかったのは きっと 気持ち の大切さ!
だから <他のお花> だって <量> に差が出たと したって、
<ちゃんと考えてくれた感> が伝わってくれば 怒ることなんてなかったんだろうと思います。
私自身も <薔薇1本> の暖かさを 改めて感 じたところだったので その点は わかる気が します。
(薔薇1本の暖かさに関する記事 については こちら で ご覧ください。)
それに しても …、 女の人って やっぱり <薔薇> が1番 なのかしらね~!?
女心 に至っては、その 微妙さ を あなどって考えたら お互いの怪我の元 になる!
いろいろ再認識できた <実践勉強> ではあったんだけど …
そこまで怒らなくても よかったんじゃないかな~!
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彼女の過激なお話のせいで、私も 似たようなことがあったのを思い出 していました。
それは 私の場合も 今年の誕生日にいただいた花束のうちのひとつでした。
水色と紫の絵の具を吹きかけた綿 のようなものが入った 微妙に奇妙な花束。
「わ~ きれい!」 とか 「可愛い~!」 って言えない花束 は、
やっぱりちょっと違和感を覚えて しまうものなのかも しれません。
〔 どういう状況で これを選んだんだろう!? 〕
確かに私も そんな風に思いました。
明らかに <出来合い> とわかる品で、しかも 目立たないように したせいなのか、紙袋の中で潰れていた!
〔 渡す時に ちょっと潰れを直す気遣いがあれば少 しは違うのに、何にも考えないのね~! 〕
そんな風に思ったのも事実 で した。
要するに、私も その時は 気遣いに欠けている とは感 じていたんです。
ただ、頭にきたり イライラ したりすることがなかったのは
<いつもこんな感 じよね!> という <記憶への入力> が なされていたせいなのだと思います。
その違い は、 たぶん
<相手への期待度> が 有るか無いか なのかも しれない と思えました。
<これは何かの間違いだ!> とか <たまたま のことよ!> なんて気持ちかな!?
いずれにしても 彼女には 相手に <こうしてほしかった!> という思いがあった。
だから とても 残念 だという気持ちが強くなって、極度に腹を立てる結果になってしまった!
その分 寂 しさ も あったのかな~ と思えてきたら …
こんなに過激に怒った彼女が、なんだか 切なく、可愛くさえ思えて しまいました。
そんなことを考えていたら、
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もうひとつ思い出 したことがありました。 いただいた花籠 (マーブル付き)
私の誕生日から 1ヶ月半ほど過ぎた頃、
「遅くなっちゃったけど お誕生日おめでとう!」 といって渡された とても可愛い 籠入りのお花。
思いがけない時に 素敵なプレゼントを いただくって 嬉 しいものです。
遅れたって、気持ちが感 じられたら 嬉 しいんです。
逆に、<時間がないから …> <面倒だから …> なんて思いが見えてしまったら 嬉 しくはない!
<こんなのでいいや感> に腹を立てていた彼女も きっと
〔 こんな物を いただいていたら 大喜びで報告 してくれたんだろうな~! 〕
そう思ったら、さらに切なくなりました。
だけど、考えてみれば、
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きっと こういうことって 面と向かって本人には言えない んで しょうね。
だから 悶々と して、その <うっぷん> が 私に向けて爆発 して しまった!
本当なら そんな気持ちを相手にきちんとぶつけるか、(言いかたもあるので気をつけないと …)
こういう人なんだと諦めてしまうか、(大目に見られるかどうか ということにもなります。)
そんな風にできればいいんで しょうが、今の彼女には無理みたい!
それでも きっと、表に出 したことで 気分は楽 になっているん じゃないかしら!?
その分の跳ね返りはあったけど、彼女の <心の内> を思えば 少 しは良かったんじゃない!?
そうでなかったら … 重い!
初めは 「頑張りすぎじゃない!」 と思うほど頑張るけれど、
それを 持続できない ことが多い。
女性 は、
嬉 しい経験 をすれば、それを ずっと覚えている。
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そのあたりの ズレ が大きいほど ガッカリ感 も強くなって、こんなことも起きてしまうので しょうね。
ろくに考えもせずに、<無神経> ととれて しまうような対応を してしまうと
女性の 大切にされていないセンサー が 大きく 負 の方向に動き、
腹を立てたり 落ち込んだり してしまう!
今回の彼女の言動は そんな <典型的パターン> のような 気が しました。
女性のセンサーは敏感! ずっと変わらない対応が出来るか、進化する しか許されない
のかもしれません。 それに、ワイルドな人はいいけど鈍感は嫌 だの、神経質でギスギス
した人は嫌い だのって 難 しいことを言ったりもする。
だけど それもこれも、ちょっ した気配りがあれば 解決 して しまうのかも!?
相手が喜んでくれることは 自分にとっても嬉 しいこと だと思うから
女の人は けっこう頑張って対応 しようとするような気がするんですが、
<サプライズすることを 自分自身でも楽 しめる男性> というのは
あまり いないんで しょうか!?
「普通の男性に そんなことを求めても 無理 無理!」 なの!?
女心 がわかる マメ な男性 なんていったら、
<プレイボーイ> と云われるような人達 しかいないの!?
わかってもらえれば 当然 嬉 しいから、そういう人が <モテる>のも わかるけど、
そんな人達だけじゃ ちょっと寂 しいな~!
とにもかくにも、

普通の男性にとっては 女心 を理解するのは 難 しいことなのかも しれません。
それでも、どうでもいい感 は 問題です。
たとえ 何万円 も していたプレゼントが 1000円、500円 になって しまったと しても、
それを きちんと自分のために選んでくれたんだと感 じる ことが出来たなら
怒らないんじゃないの? と思う私。
だって、誕生日に歌仲間から お花を いただいたら、
それを見て 次の週にくださった 2足目の <わらじ>、 嬉 しかったですもの!
「スリッパより足の刺激になるよ!」、そして今回の 「そろそろボロになった頃で しょ?」
ちゃんと考えてくれているなって思えたら 嬉 しいものです。
<サプライズ感> も 良い感 じでした。
(その <わらじ> に関する記事 については こちら と こちら で ご覧ください。)
ただし、はっきりと <金額>で <その価値>を見い出 したい女性も 多々いるようですから
そんな甘いものでもないのかも しれませんけどね。
それでも
選ぶ時、渡す時 には、少 し 気を遣って いただけたら …
無神経 だなんて 思わせないように していただけたら … 嬉 しいです。
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女の人は こんな気遣いも 嬉 しいんです。
ちなみに、
神経質な人 は 女性に嫌われるNo1 だという記録も あるようですから、
細か過ぎず、無頓着でなく … ってくらいのところがいいので しょうか!?
女性は <サプライズ> も大好きなはずだから、嬉 しい驚きなら大歓迎 じゃないかしら。
心が繋がって、笑顔が見れたら 嬉 しい じゃない!
プレゼント って 品物を贈る というより 気持ちを贈る ものなんだから
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贈るなら 気持ちを込めて
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少 しの気遣いで 修復できることがあります。
<案ずるより 生むが易 し> という ことわざ があるくらいだから、
彼と彼女も、意外と 普通にお付き合い出来ているのかも しれません。
それでも、彼が ちょっと頑張ってくれたら、そして彼女も大目に見れるようになったら、
もっと良くなるんじゃない!?
とにかく、 仲良くやってよね!
ちょっと相手を思いやる気持ちがあった ら、 気づかない、気遣いがない、無神経 …
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結果は ずいぶん違ってくるのに …! 気をつけないと <お仕置き> されそう!
プレゼント選び は 心を込めて … ということで
1969(昭和44)年 3月25日発売、
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(作詞 = 山上路夫 さん/作曲 = 三木たかし さん)
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安易な選びかたを して 相手に嫌な思いをさせたら とても失礼にあたります。
きちんと思い浮かべたら、その顔が <笑顔> になるよう、しっかりと選ばないとね!
(※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)
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森山良子さん 9枚目のシングル。
『禁じられた恋』 の B面として収められていた曲です。
♪ パパヤパパ パパ パヤパパパ … なんていうコーラスが入った
いかにも <その時代> を思われる曲。
当時 彼女は21歳でした。
両親の影響で デビュー前は ジャズシンガーになりたかったという彼女。
事務所やレコード会社の方針で フォークシンガーとしてデビュー。
ミリオンセラーとなった この曲のA面 『禁じられた恋』 が ムード歌謡のようであったことから
目指 しているものとの方向性の違いに悩み、休業まで していた時期があったなんて 知ってましたか!?
当時は凄くヒットしていたし、私はとても好きな曲だったから 意外でした。
それでも 長女出産後には復帰 し、ジャズ歌手 と しての活動も開始されたようですから、
思いが叶って よかったですね~!
透明感のある歌声が好きで 昔から 彼女の歌は ずいぶん聞いていましたし、
聞きながら一緒に歌ってもいましたが、
この歌は ずいぶん久しぶりに思い出 した気が します。
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まずは 当時が蘇るかどうか、聞いてみて!
お読みいただきましてありがとうございます。
ランキング投票に ご協力いただけると 嬉 しいです。
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