― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

歳をとるほど繋がりは大事  ― 淋 しい時だけそばにいて ―

2012-12-27 | 歌・音楽、歌仲間 に関するお話
 
前回は <愛媛に住む歌友> のお話を書きました。
距離の離れている彼女の場合もそうなんですが、
メアド交換を していて 1~2ヶ月お会い していない 近場に住む歌仲間。
そういう方にも 時々メールを入れるように しています。

      電話は 掛けた側の都合が強くなるので、私からは
      相手の都合を優先 しやすい メール しか … いたしません
                               ( 「ドクターX ~外科医・大門未知子~」 より)
      メールでも <強要> と感 じさせて しまうような 無理なお誘い は … いたしません
      お店や私達のことを 思い出 してほ しい!
      声をかけることで、足が遠退くほどに強くなってしまう <行き難さ> や <面倒くささ> を
      解消できたらいいな~!  そんなことを思いながら送信 します。
      私自身が、その方を忘れないでいたい との思いもあります。

              あなたの歌が聞けないと淋 しいです。  
                あんまり来ないと顔を忘れちゃいますよ。
                都合がつくようなら出て来てくださいね。


      主となる内容はそんなものですが、中身は送る相手や その時によって違ってきます。
      ただ、相手と 思いが一緒 とは限らないので、自分勝手な <独りよがり> にならないよう
      注意 しつつ、お店の近況などを交えながら 打算のない気持ちを伝えるよう心がけています。


メールを したから といって すぐに、 あるいは 必ず、来てくれるというわけではありません。

      お仕事の都合で 来られない方も、様々な事情で来なくなった方も いらっしゃいます。

それでも今のところ、たまにの <声かけ>が 嬉 しいと思っていただけては いるようなので、
駄目でも、 来れないのがわかっていても、 しつこくならない程度の内容と間隔で また してみます。


そんなことから、 ある方(Si 氏)にも何度かメールを出 しました。
そして いつものように 幾度かのやり取りがあり、
<もう しばらくは行かれない!> というようなお話で 一段落!

ところが、 1週間ほど経ったある朝、
その方のほうからメールが届きました。

      そんなことも 珍 しくはなかったので、何気なく開いてみると …
         〔 ん? 何かあったの!? 〕
         〔 齢をとってくると 突然 気になり始める なんてことも出て来るのかな!? 〕
      そんな風に感 じる内容が書かれていました。

   彼の年齢は 私より かなり上だったと思いますが、  
   若く見えるし さり気なくオシャレだし、なかなかカッコいい方です。

      <人の歳> は、さほど気にならないので 教えてもらっても ほとんど すぐに忘れて しまいます。
      覚えていても 「確か ○十代 だったかしらね~!?」 なんて おおざっぱ!
                                (単なる、<加齢による 物忘れ> だったり して …!)
      友人とは <性別>とか<歳>に囚われない、人対人 のお付き合いを したいと思いますし、
      <気にする>より <気にかける>を さり気なく出来たらいいな と思っています。


   そんな彼が 今回 くれたメールの中には
              俺も けっこう 偏屈 だから 友達も いないし、  
                誘ってくれる人を大事に しなきゃって思うよ。
                ほんとに誘われなくなったら さみしい人生になっちゃうからね。
                孤独死が他人事 じゃなくなったよなんて
                朝の5時頃から起きてるから ろくなこと考えないよ。
                朝っぱらからごめん!


   なんてことが書かれていました。

          彼がいう <偏屈> とは、<人の好き嫌いが はっきり している> ということのようです。
          そういう人は私の仲良しさんの中にもいて、なぜか この二人は気が合うみたい!
          <偏屈同士> と思ったら おかしくなりますが、好き嫌いが激 しいとはいっても 人から
          嫌われないのは、自分を抑えることが出来ているからだと思います。
          思うだけなら自由! 自分を出 し過ぎなければ 友人関係は続けられます。

   すぐには来れないようなお話から、急に どう しちゃったんでしょう!?  
   何か <心境の変化> を引き起こす出来事でも あったんで しょうか!?
   ひとりぼっちで寂 しかったり 苦 しんだり している <変な夢>でも 見たので しょうか!?      
      だけど、<孤独死> については ちょっと考えさせられます。  
      一緒の家に住んでいたって いつ何が起こるかわからないんです。
      一緒にいる時なら助かっても、たまたまひとりの時だったり、急変 して助けも呼べなかったり …
      そんなことだって有り得ます。
      事故や災害も多い上に 年齢を重ねる毎に 自分自身が心配になる時が増えてくるから
      ひとり だと 考えて しまうことも多くなってくるんで しょうね~!
            人の齢 は 気にならないけれど、  
            自分の齢 は … 私も、 <気になるお年頃> になってます!


   そんな時、会話でもメールでも やり取りのできる人がいるというのは
   多少なりとも 心強いものではあるので しょう。
      いざという時、本当に助けになるかどうかは わかりませんが、  
      <ちょっとは繋がっている> って思っただけでも <いつもひとり> よりは良いですもんね~!
      <顔見知り友達 は 違う> って 前回も書いたような気が しますが、
      たとえメールでも、話が出来る人がいるというのは それだけで幸せなことなんだ と思います。





普段 あまり気にすることは ないけれど、 よくよく考えてみれば、
若者達と違って いつも仲間と一緒に(若者言葉なら つるんで?)いるわけじゃないし、
子どもがいる若いお母さん達のように、悩みを打ち明けあったり ランチを したりする
<ママ友> のような存在がいるわけじゃない!

        会社に勤めているなら、 <会社仲間>。
        習い事を しているなら、 <サークル仲間>。
        同 じ趣味を持っているなら、 <趣味仲間>。
      引退 していれば …!?、 定期的に通っていなければ …!?、 趣味がなければ …!?
      <仲間>、<友人>、 そんな風に呼べる人が いない可能性もあります。
      <旧友> や <幼なじみ>、 なかなか会えない人達だって 大事に しないとね~!

彼の場合は 職場に人が少なかったり、不景気で年内閉社も決まっているなどの理由から  
気を病むことが続いて、フッと不安が湧いてきてしまったのかも しれません。
                    (あまり大っぴらにするお話でもないから、ここは サラッと流 しましょう!)

すぐに出来るというものでもない 中高年の友人>。
大事に しなきゃ と言った彼の言葉が 身に沁みます。
      そこで、                                     
              この前 「この歌 合うんじゃない?」 ってCDを くれた曲、
                覚えたから聞いてもらおうと思ってたんだけど、
                あんまり来ないから忘れちゃったかも しれないわ~!

      そんなお話を したら、                             
               聞き損なっちゃったな と思ってたら 取っといてくれたんだね。
                それじゃぁ聞きにいかなくちゃね。

      なんとなく勢いがついてくれたようでした。


<パチンコが趣味> といっている彼だって、やっぱり ひとりは寂 しい といいます。
<パチンコ> って、かなり のめり込んで しまうもののようだから
熱くなっている時は気づかないのかも しれませんが、
周りに人はたくさん いても、基本 ひとりで遊ぶ(勝負する?)ものだからかな!?

                  それなら 寂 しさが重症にならないうちに
                     重荷にならない程度に …
                     必要以上に干渉 しあわない程度に …
                  時々は 一緒に過ごす時間を 作りましょうね~!




<後日談>
こんなお話を したSi 氏は、次の週 お店に来てくれました。
久々の再会で したが、みんなとも打ち解けて 楽 しそうに時を過ごしていたようで、ちょっと安心!
私は、 ずっととっておいた曲に加えて、以前約束 していた新曲デュエットのリクエストにも
何とか対応することが出来、肩の荷が下りたような気が しました。
彼がご機嫌だった最大の理由は、  
急に <職場存続> が 決まったことに対する安堵感があったから のようでした。
   (耳打ちで話 してくれたから 内緒話だったのかも!
                     でも良いほうに転んだんだから良かったよね~!)


        良い気分で迎えられる新年なら 本当に良かった!
        また 〔 寂 しいな~! 〕 なんて思う 繰り返 し波 が来ないよう、
        次回も また、来る気になれるといいわね!


<余談話 パート1> 
この日、私は ママから 2回目の皆勤賞 を いただいてしまいました。  
受賞 したのは、姉妹で来ているお姉さんのほう と 私の二人だけ!
本当は 私、新年に1回だけお休みを しているんですが、 
ママは それを承知で くださったようでした。
   お休みの理由は、旅行の帰りに渋滞に嵌って行けなかった というものでした。
                    (旅行話の詳細については こちら の 一日目と二日目 で ご覧ください。)

      基本は 楽 しみで出かけて行くのに、 など いただいて しまうと、
      逆に 来年も 頑張らなきゃいけないのかな? なんて思っちゃいそうです!
      こうなりゃ 殿堂入り でも目指そうかしら!?


<余談話 パート2> 
翌週 には 最大 8時間半 いられるという クリスマス会 が開かれ、
ママからは 「本日は お話を しようと 踊ろうと 何でもありの 無礼講~!」 との宣言が飛び出 しました。
みんなを乗せるため 「お面 被って踊ろう!」 などと 無茶振りをされて戸惑うこともありましたが、
 「よくやってくれました!」 と缶ビールのご褒美を いただき、
“主さん”からは ビール、Si 氏からも ワインを いただいて いい気分に …!

      和気藹々ムードの中、驚いたのは 9分もある曲を披露 した方がいら したことでした。
      <何でもあり> と云われても、大人としての常識 くらいは持ち合わせていたいなと思いました。


帰りには お仕事で来られなかったQ氏から
 「もも焼き、食べさせてあげたいと思って取っといたから取りに来ない?」 と連絡が入って、急遽 寄り道!
お寿司までご馳走になって しまいました。

      自分では しっかりしていたつもりが 車内で寝てしまったようで、けっきょく 多摩川線を 3往復!
      Q氏が気を遣って早く帰 してくれたのに、終バスに間に合いませんでした~!
      だけど、初めて体験することがいろいろあって 楽 しい一日でした。




時はどんどん流れて行って しまいます。
        <子育てが終わったら …、 50を過ぎたら …、
                 残りの人生 自分が楽 しむために使え!

なんてお話を聞くと、
臆病 だったり マイナス思考 だったりすることも 出来れば卒業 して、
自分第一 にはならずに ちょっとだけ積極的 になれたらいいな~ なんて思う 今日この頃!
慌てずに のんびりと 私らしく、頑張ろ~ っと!

              今さら 慌てても しかたがないから  亀は亀らしく、自分の歩幅で 前向きに歩こう!
                              歳をとるほど、繋がりは 大事に しよう!


‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥    ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

淋 しい時には仲間に声をかけてね … ということで
1994(平成 6)年 9月21日発売、
     青江三奈 さん の  『淋 しい時だけそばにいて』
                (作詞 = 麻こよみ さん/作曲 = 鹿紋太郎 さん)

「一年たつのが ほんとに はやいよね  誕生日さえ この頃うれしくなくて
                  バックを ぶらぶら 揺らして 一人  ほろ酔い気分で 夜ふけ街」
   「自由も いいけど 男も いいね  淋 しい時だけ そばにいて
                    身勝手すぎると ネオンが笑う  大目にみてよね 今夜だけ」
   「お酒も いいけど 男も いいね  淋 しい時だけ 抱きしめて
                    ショーウィンドーに 写った私  まだまだいけると 自惚れる」

   淋 しい時 だけ って、「いつも自分の都合ばっかりね!」 って思うような人から言われたら
     「調子よすぎ!」 って思っちゃいそうな言葉ですが、相手がそれを許せるなら 問題 は ない!
     <わがまま> を 大目にみたりみられたり、<甘え> を 笑って受け入れたり受け入れられたり …!
     そんな仲になれたらいいのだけれど、<寛大でありたい> って思うようなことにだって限界はある
     と思うので、やっぱり 自分の思いばかりが強くならないように しないと いけないので しょうね。
     だけど …、若い子 じゃないから 常に一緒 は かえって重荷 になりそうな気は … します。
     そういった面では、<淋 しい時 だけ> = <時々> って程度が ちょうど良いのかも しれません。
     そうそう、Si さんは まだまだ いけますよ!
     淋 しい時は、<メル友>、<歌友>、 どちらでも対応 します。    
                                   (※ ブログ内容や 歌詞から、その時 感じたことを書いています。)

青江三奈さんが亡くなられたのが 2000(H.12)年の7月ですから、
もう12年も経ってしまったんですね~!
今年は13回忌が行われたようです。

メジャーデビューは 1966(S.41)年、『恍惚のブルース』。
高校在学時から銀座の「銀巴里」で歌っていたらしく、
高校卒業後、西武百貨店の店員さんから クラブ歌手に …。
   ※ 銀巴里:1951(S.26)年~1990(H.2)年まで東京銀座にあった日本初のシャンソン喫茶店。

森進一さんと並んで <ため息路線> と呼ばれ、
特に 『伊勢佐木町ブルース』 の冒頭の ためいき は かなり衝撃的なものでした。
歌は歌えても、よっぽどテンションが上がった時か 場を盛り上げたい時でもない限り、
恥ずかしさが先に立って、私には 難易度が高い曲です。

紅白出場18回。
最後に出場 した1990(H.2)年(第41回)は、
同年12月に亡くなられた 浜口庫之助氏( 『恍惚のブルース』 の作曲家) を偲ぶという形で、
7年ぶりの復帰でした。

歌手活動は 1999(H.11)年1月の 渋谷公会堂のコンサートが最後。
病気(膵臓癌)療養のため というのが理由で、
その後は入退院を繰り返しながら闘病生活を送り続けていたそうですが、
翌年の7月、59歳で他界。
JR 関内駅から程近い イセザキモールには 『伊勢佐木町ブルース』 の歌碑が建立されています。

月一で集まる歌仲間との食事会。
その二次会で 時々行くスナック に、青江さんは たまに顔を出 していたようで、
カウンターの隅が指定席だったと ママさんが言っていました。
お店には 今もサインが飾られています。

同 じカウンターで お酒を飲みながら、生歌を聞いてみたかったな~!

そんな機会があったら きっと、歌とお酒で 酔いしれたことで しょうね~!


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