
(平成 30 年)


始終勝手に動き回っているイメージの 鶏 さんから
相手を思いながら動けるイメージの強い 犬 さんへと バトンタッチ。
頭もよく 人懐 こく 、 "忖度" も出来る。
十二支の中で 最も人間と親 しい関係にあると思える 犬 さんです。
その上、機敏さや 器用さ も持ち合わせている。
そんな点から考えれば、
今年は
周囲 に "配慮" しながら "誠実" に対応する。
そういった心がけが大事な年 なのかもしれないわね~!

戌 (いぬ) は
「滅」 という字から来ているとされることから
実りの季節を終えて、草木が枯れ始める、 散りゆく季節。
また、「戈 (ほこ)」 と 「一」 という二つの漢字を合わせたとされることから、
刈って収穫した農作物を一つにまとめる という意味があるそうです。


午前0時を中心と した 23時~1時に 十二支の 「子」 を割り当てたため、
11番目の 「戌」 は 午後の7時~9時となります。 正刻の鐘 は 宵五つ。
<戌の月> は 旧暦 9月 (太陽暦では 10月頃)。

古代中国では、冬至を含む月(陰暦の11月)が年初 とされ、
「子」 が割り当てられたため、「戌」 は 9月に当たるそうです。
<方角> としての 「申」 は 西北西よりやや北寄り。

正しくは 北西微南:北基準右廻り300°の方角 にあたるそうです。


<十干> と <十二支> を組み合わせたもの。
☆ <十干> は
「甲 ・ 乙 ・ 丙 ・ 丁 ・ 戊 ・ 己 ・ 庚 ・ 辛 ・ 壬 ・ 癸 」 の10種類の漢字からなる。
<陰陽五行説> に基づいて 万物の元となり天運を表す 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」
の五行 に 「陽 ・ 陰」 を 一対 として配置。
「陽」 は、 「兄(姉)」 を意味 し、 「え」 と読ませて、 「剛」 を表わす。
「陰」 は、 「弟(妹)」 を意味 し、 「と」 と読ませて、 「柔」 を表わす。
十干の訓読みは、
き の え (木の兄/甲) ・ き の と (木の弟/乙)
ひ の え (火の兄/丙) ・ ひ の と (火の弟/丙)
つちのえ (土の兄/戊) ・ つちのと (土の弟/己)
か の え (金の兄/庚) ・ か の と (金の弟/辛)
みずのえ (水の兄/壬) ・ みずのと (水の弟/癸)
今年の十干 は 戊 で 陽 の土 となります。 <干支> は、等級区別 に使われる。
☆ <十二支> は
「子 ・ 丑 ・ 寅 ・ 卯 ・ 辰 ・ 巳 ・ 午 ・ 未 ・ 申 ・ 酉 ・ 戌 ・ 亥 」 の12種類の漢字からなる。
<陰陽五行説> に基づいて これにも 「 木 ・ 火 ・ 土 ・ 金 ・ 水 」 を 四季 として配置。
その際 「木」 が <春>、 「火」 が <夏>、 「金」 が <秋>、 「水」 が <冬>、
そして 「土」 は 各季節の最後の月にあたり、<季節の変わり目> を表す。
また、「陽 ・ 陰」 は、<子>から始まって 奇数番目が陽、偶数番目は陰となる。
十干に四季を配置すると、
春 … 寅 (木/一月) ・ 卯 (木/二月) ・ 辰 (土/三月)
夏 … 巳 (火/四月) ・ 午 (火/五月) ・ 未 (土/六月)
秋 … 申 (金/七月) ・ 酉 (金/八月) ・ 戌 (土/九月)
冬 … 亥 (水/十月) ・ 子 (水/十一月) ・ 丑 (土/十二月)
今年の十二支 は 戌 で 陽 の土 となります。 <十二支> は、年・月・方角・時間を表わす。
☆ <干支> の組み合わせは 60通り。
と云われているようです。
☆ 十干 と 十二支、<五行の互いの関係> は
その組合せによって 吉凶 を占うことができるとされているようです。
五行の互いの関係 には
「相生 ・ 相剋(相克) ・ 比和 ・ 相乗 ・ 相侮」 という性質が付与されていて、
「比和」 意外の4つ には、それぞれに さらなる分類があるそうです。
ちなみに、今年は 比和 となるそうです。
相 生 (順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。)
木生火 ・ 火生土 ・ 土生金 ・ 金生水 ・ 水生木
相 剋 (相手を打ち滅ぼして行く、陰 の関係。)
木剋土 ・ 土剋水 ・ 水剋火 ・ 火剋金 ・ 金剋木
(土は水を濁 し、水は火を消 し、火は金を溶かし、金は木を切り倒す。
天地の平衡が失われるため 凶 とされる。)
比 和 (同じ気が重なると、その気は盛んになる。 その結果が良い場合には
ますます良く、悪い場合には ますます悪くなる。)
相 乗 (乗とは陵辱する、相剋が度を過ぎて過剰になったもの。)
木乗土 ・ 土乗水 ・ 水乗火 ・ 火乗金 ・ 金乗木 ・
土虚木乗 ・ 水虚土乗 ・ 火虚水乗 ・ 金虚火乗 ・ 木虚金乗
相 侮 (侮とは侮る、相剋の反対で、反剋する関係にある。)
木侮金 ・ 金侮火 ・ 火侮水 ・ 水侮土 ・ 土侮木 ・
火虚金侮 ・ 水虚火侮 ・ 土虚水侮 ・ 木虚土侮 ・ 金虚木侮
大いなる繁栄を意味する十干の 「戊」 と、滅亡を意味する十二支の 「戌」 が、
「比和」 という関係によってその威力を最大限に強め合う年。
「比和」 は 同じ性質の組み合わせ を意味すると云われ、
今年は 「土」 が重なり その勢いが増すという。
「土」 は 万物を育成し保護する 、四季の変わり目 という性質があり
大きな変化が起きる と推測されるようです。
ただし その変化も どちらに転ぶかは不安定な境界線上にあるというのだから
良いほうに転べばいいけれど、悪いほうに転んだら最悪!?
プラス思考の人間ではないので 祈りたくなります。

身近に居すぎて、犬 というものについて わざわざ調べることもなかったのだけれど、
犬 って ネコ目 (食肉目) ・ イヌ科 ・ イヌ属 に分類される哺乳類の一種 なんだとか!
イヌ科 ・ イヌ属 と云われても解りにくいのに ネコ目 って!?
だって 犬 と 猫 の関わりかたは 犬 のほうが格段に長い はず。
それなのに分類上は ネコ目 ?
調べても これまた よく理解できませんでしたが、とりあえず話を進めると ・・・
地球上で一番最初に家畜化された動物 は やはり 犬。
家畜 として固定されたのは 約 15,000年も前 だと云われているそうです。
他に、約 9,000年前 に ヤギ、
約 8,000年前 に ブタ ・ ヒツジ ・ ニワトリ、
約 5,000年前 に ウマ、
約 3,000年前 に アヒル ・ トナカイ、 そして ネコ なんだそうです。
猫 と 犬 の差の大きさには驚きますが、

そもそも "家畜化された意図" が違う ので納得はいきます。
狩猟 や 採集 が主流だった時期 には
見つける 、捕まえる という作業を手伝える イヌ が作られました。
その後 いろいろな動物たちが 家畜化 されるようになると
牧畜 や 農耕 という生活が中心となってゆき、
それに伴い 穀物などを狙う ネズミ なども増えてきたため
それらから収穫物を守る ネコ が作り出された というわけです。
犬 は 人間が オオカミ (タイリクオオカミ) を家畜化 し、
自分たちが好む性質を持つ個体に作り上げていったもの。
そのため 社会性 も 忠誠心 も あって当然 と云えそうです、
付き合いも古く、親しみ深く、信頼関係も厚い 犬。
人間も、良い面は見習って
配慮も出来る誠実なお付き合いが出来るといいですね。



2007(H.19)年(

ちょうど 干支(十二支)の並び順と同じ <子> から始まったお正月も
11 回目を迎えて、戌 まで来ました。





















かぶりものを拒絶するパワーは増大し、
若さに任せて抵抗するから太刀打ちが出来ず
さんざん試みたものの
こちらのほうがエネルギー切れとなってしまって 別撮り!
そういえば 小さい頃のマー君も
帽子は絶対拒絶だったな~!
それにしても このかぶりもの、
"犬" というより
「天使にラブソング」 の "シスター" にしか見えなくない!?
ロック以外は男の子だけど...!
こんな私 と 破壊魔ちゃんたち。

お読みいただきましてありがとうございます。
右の<自分らしさ>か 下の<日本ブログ村> を クリック して

ランキング投票にご協力いただけると嬉 しいです。 にほんブログ村
※ 関連歌はお休み中です。
詳しくは こちら で ご覧ください。
イラスト素材の一部は、下記を利用させていただいています。/
「賀詞工房」 「今日もわんパグ」 「ILLUST BOX」
