― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

短期大量販売から考えること

2018-03-15 | ちょっと考えさせられたお話
父のことなどいろいろあって
こちらも 遅ればせながらの投稿 になってしまいました。
迷ったけれど 自分への発信として この時の気持ち、
来年以降見返した時に同じことを思うんだろうか?
改善されている点もあるんだろうか?
そう考えて載せることにしました。



2月3日の土曜日、 
お仕事のあと 渋谷へ トンカツを食べに行く約束があって
チッチたちと品川駅の京浜急行改札付近で待ち合わせていました。
時間があったので構内をブラブラしていると          
あちらでも こちらでも 恵方巻 販売合戦 をしていて、
 〔 こんなに売っていたら 売れ残り は 計り知れない数になるんじゃないの!? 〕
と驚かされました。

もはや 「節分」 という 行事 より 有名になった 恵方巻

   なんだか 本来の意味を取り違えているようで 違和感を覚えずにはいられません。
   日本の文化 として伝えていきたいのは、恵方巻食べることじゃない
   節分 の由来や 豆まき という風習の意味 を大事にしていくべきなのに、現代は
   家を汚 したくない という人や 少子化 の問題などもあるようで、またしても、商法
   としての 恵方巻 ばかりが 沸騰していて なんだかな~! という感じ!
   豆撒きで室内を汚したくないなら 汚れないように、少しずつまとめてラップに包む
   などして、やめてしまうのではなく、後で拾いやすい工夫をして 実行してみては?
  豆を撒く って 昔は お父さんのお役目。 あるいは
   父親と子供の楽しい共同行事 でもあったのに、淋しい世の中になりました。
   せめて 福豆を食べながら 親子で話す機会くらいはあってほしいものだと思います。


近年 その日だけ、あるいは数日間だけ
店頭販売 しているお店が増えていることは知っていましたが
すべてのお店が参加してるんじゃないか と錯覚するほどの 店舗数
積み重ねられた 恵方巻数の多さ
 〔 どこのお店だって 絶対に完売できる なんて思っていないはず よね!? 〕
 〔 それなのに なぜ こんなに作るんだろう!? 〕
実際 廃棄される量 も 半端じゃないとの報道がありました。
 〔 家畜の餌 になるにしたって 食べ物を軽く見すぎていませんか? 〕
心配にもなってしまいました。

   販売側からすれば、福豆 より売りやすく、高額にもなるので、商品価値があると
   踏んで飛びつくのでしょう。 そして 気に入ってもらえるよう 顧客に忖度し、多種
   の商品を作り、売り切れなどで苦情がきたり 買ってもらえたはずなのに無い など
   というような勿体なさを軽減しようとするあまり こんな酷い状況になってしまって
   いる ということのようです。
    ☆ 売り切れてしまうと 苦情が来る?
      ・ あんなにどこでも販売しているんだから 完売時は 別のお店で買えばいい
        だけのこと。 文句 って ひと言言いたいだけ の場合もあるんじゃない?
      ・ どうしても食べたいお店には早くから出かけて行って並ぶのでしょうから
        どうしても欲しい商品なら 早い時間に買いに行くか 予約をすればいいと
        いうことになりますよね。 
      ・ お店側も、数量に限りあり と記載しておけば 問題ないのでは?
    ◇ 売り切れで顧客を逃 したら 勿体ない?
      ・ 完売したら、余ったら ... 次の年には それを考慮して生産する。
        単純に多く作ればいいというわけではないと思うんですが ・・・!
      ・ 売り切れるくらいのほうが 大量に残ったお店の物より 評判がいいように
        見えますよ。

   どんなに完璧にしたいと思ったって すべての人に対応できるわけじゃないんだし、
   お客のほうだって 要望や苦情ばかり云うんじゃなくて 探して選ぶ努力をするか
   妥協する。 それでいいんじゃないかしら?


一部で 高級志向化 している というのも ちょっと気になる点ではあります。

   このところ 高額な商品 が次々販売されている という現状も指摘されています。
   具材に特色を出すのもいいでしょう し、たくさん入れてぶっとくするのもいいで
   しょう。 選ぶのは消費者のほうなんだから ・・・!
   だけど、ホントに あんな太い物を 黙ったまま一気に食べられるものなの?
   間食の域を超えていると思うのだけれど、みなさん 昼食や夕食に しているの?
   確かに私も 〔 美味 しい太巻き を食べてみたいな! 〕 と思うところはありますが、
    〔 太いなら その分 短くしてくれないと ひとりで1本食べる自信はないわ! 〕
    〔 どうせその量を食べるなら 2~3種類 食べ比べてみたい気がするなぁ! 〕
   ・・・そんなこと言うから いろんなのを作ろうとして 散らかっちゃうんでしょうね!
   だけどね、食べ比べるなら普通の量はいらないし、どんどん高額になってしまうと
   いうのであれば 半量などで価格を下げる努力も必要 になるんじゃないの?
   ラーメンなどでも 半量を販売し 相乗効果で販売率がアップしたなんてケースが
   ありわけですし、ひとり暮らしの高齢者が増えていることなども考慮していかない
   と かえって 無駄な戦略になりかねない! 企業としても問われるところでしょう。
   深く掘り下げて考えてほしいものです。


近年 いろんな イベント が増え、    
・・・ というより 次から次へと 一年中 イベント を仕掛けてくる 今の商法。
あちらもこちらも、あれもこれもと 参加する企業が増えているようですが、
 「せめて 量を考えて作ったらいかが!」 と言いたくなる現実!
それらのすべてに関わっているような コンビニスーパーなども
大いに気になるところです。

   恵方巻 なんて、ほぼ当日 しか売れない、しかも 生ものが入った商品 です。
   単純に取っておけるとか 半月前からでも販売できる、バレンタインチョコレート
   や ハロウィンキャンディー クッキー などと同じように考えるのは
   間違っていますよね。 あらゆる商品に関係する コンビニスーパー などの
   ような店舗では、関わっている分 当然のように 廃棄も多くなるはずです。 
   恵方巻 に限らず、無駄のない対策を 率先して行ってほしいものだと思います。




      餓死するほど食糧のない国もある。
      日本にだって 困っている人はたくさんいるはずなんです。
      こんな無駄は恥ずかしいすぎませんか?
      そういえば、クリスマスケーキ なんかもそうなんでしょうね。
      お弁当 なども 一時期 問題提起 されていました。
      改めて考えたら いっぱい出てきそうです。

            戦後の食糧難。
            映像を見るたび考えさせられます。
            生きていくのは大変だけど、その頃から比べたら
            比較にならないほど豊かにはなっている現代。
            そんなこともすっかり忘れてしまったのか!?

いろんな面で ... 「日本 って 大丈夫なんでしょうか?」 と思ってしまいます。

 
気づかないうちに毒されている!?
大切なことは忘れちゃいけないと思うんだけど
人間って勘違いしやすい生き物だから 怖い!
これは ボケの問題 じゃないんだもの!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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