華やかなお花などを想像しがちですが、
なにも お花だけの問題 に限られるわけではありません。
緑の葉っぱだって ちゃんと 春を知らせてくれています。
薄っぺらで ショボショボだった マルバマンネングサ も
急に緑が濃くなって来て 顔が上がり、 艶と 厚みが 増してきました。
春 って とってもわかりやすく近づいて来るんですね~!
だから今年も 青々と広がる緑の空間を楽しみにしていたんです。
(マルバちゃん関連話は なんだか癒される多肉植物 と
ポチャ系アイドル マルバちゃんにも ・・・ で ご覧ください。)
ところが ・・・ 近隣住宅の不動産屋さんが変わり、
我が家の通路近辺にも手が入る可能性が出てきました。
そうなると 心配なのは この マルバ ちゃん。
〔 "雑草" として扱われて 駆除でもされてしまったら大変 ! 〕
〔 だったら ... ? 今のうちに救出 しよう ! 〕 ということになりました。
雑草が はびこる通路付近の舗装等 については 可能性がある という程度。
けれども 住宅のリフォーム工事が始まってしまったら
材料などが置かれたり 踏み荒らされたりする可能性は上がるのに
勝手に動き回ることはしにくくなってしまうことでしょう。
それに、 私にとっては "癒 しの場" であっても、
今 流行りの 多肉植物 と云えども、
環境が整っていなかったり そのものに価値を感じなければ
ただの "雑草" として 手荒く扱われてしまうことも 想像の範囲。
荒らされてしまってから後悔 しても後の祭りだし、アタフタ したくもありません。
大事にされないのなら 大切にしたいと思う者が守ってあげるのが一番 と考え、
救出作戦を決行することにしました。
決行 したのは 2週間ほど前のことでした。
土が詰まったブロックは重いので ひとつ移動させるのも大変!
さらに その移動を始めた直後 には
カエルちゃんとの思いがけぬ再会 もあり、驚いたり喜んだり!
(カエルちゃん関連話は 新旧 カエルくん話 と
今年も会えたカエルちゃん で ご覧ください。)
腰が痛いと思いながら 2つ目、下の段のブロックを移動させたら
冬眠中の カエルちゃん を見つけてしまいました。
ここ数年 逢えていなかった カエルちゃん。
たぶんすぐ近くで生きていてくれているはず とは思いながら
逢えないことへの寂 しさは感 じていたので
びっくりした以上の感動がありました。
・・・ とはいえ まだ 冬眠中だった と思われる彼女? を
早急に何とかしなくてはなりません。
マルバちゃん救出作戦のため ブロックをどけたら カエルちゃんが ・・・!
まだ 冬眠中らしく まったく動きません。
おとなしく寝ているだけなのに、怪獣みたい! そんな風に見えちゃうけど 良い子です。
うしろ姿って あんがい見ていないものです。
上から見ると 平らな感 じ。
前脚(右) と 後ろ脚(左)。 水掻きがあるのは後ろ脚だけなのね!
そっと背中まで撫でてみたけど まったく無反応!
瞳のように見えたのは 瞼の縁に付いた土でした。 あれっ、ちょっと目が開いた!?
しつこく観察 していたからか 薄目を開けたように見える時もあったりして
ハッとさせられましたが 相変わらず まったく動くことはなかったので
急いで先に環境を整え、そのあとそっと抱き上げて移動させました。
手の中で 目を開け、足を何度か大きく動かした カエルちゃんの様子に
〔 わー 完全に起こしちゃった? ごめん! 〕 と慌てましたが
ブロックの隙間に入れてあげると モゴモゴ動いて位置を決め
また眠りについたようなので 安心して過ごせるよう 周りを囲っておきました。
ちょっと目が開いたようだったけれど まだ動かないので 先にマルバちゃん移動。
以前の状況に近いよう並べつつ カエルちゃんのための住居も考慮。
ブロックの隙間 に入れてやりました。
移動時のバタつきが嘘のよう! 安心 したのか またボーッとして 動かなくなりました。
外敵予防 と 明るさ対策 になればと 周りを囲ってやりました。
暖かい日もあったので 目覚めたのか、それとも あれ以来 熟睡できなかったのか、
カエルちゃんは 1週間ほどしたら いなくなっていました。
毎日1度は そっと覗きに行っていたのだけれど 囲いはそのまま
崩れてもいなかったので 乗り越えて出て行ったものと思われます。
自分で移動 したんなら 春を感 じたからだと思いたい!
いなくなった後は ふさいでいた囲いを取り、枯れ葉も取り除いて、
様子を見ながら、今度はマルバちゃんにいい環境作りを目指 したいと思います。
以前も ブロックが積んであったのは コンクリートの上。
だけど すぐ傍には土もあったから しばらく様子を見てから考えましょう。
敷石に利用するも 割れてお役目を終えた 古いブロック。
それらを端に置いておいたら、いつからか マルバ ちゃんが付着して
少しずつ増えていきました。
茎に節があり 柔らかいので どこからでも折れてしまう マルバ ちゃん。
けれども その折れた先からも どこかに触れた節からも 根が生えてきて、
地中でも 地上でも 茎や根を伸ばしていく。
繊細で弱いのに、なんて強い子なんだろうと驚かされることも多い マルバ ちゃんです。
強風雨でちぎれ飛び そこで根を生やすもの、
地表や地面の浅い辺りを這うように根を伸ばすもの、
石壁の割れ目や継ぎ目に入り込み壁面を這うもの、
様々な方法で 緑の絨毯を拡大させようと画策しているような彼らなんですが ・・・
雑草化した自然の姿は この周辺以外では見たことがない。
〔 いったいどこからやって来たのかしら? 〕
小鳥さんなのか 風なのか ・・・ 、 謎です。
以前には 〔 果たしてどこでも増えるものなのかしら? 〕 と
雑草駆除の際に折れてしまったものを集めて あちこちに植えてみたことがありました。
その子たちも みんな元気。
陽当たりの良い場所で 少しずつですが緑が広がって行っています。
だけど、以前は裏庭 にボウボウ生えてきていた スギナ も、
ギッシリと はびこっていた ドクダミ たちも、いつの間にか衰退。
スギナ なんてひとつも見かけなくなってしまったという経験もあるので
今は元気な マルバ ちゃんだって 増えているからと安心はできません。
まだまだこれから! ちゃんと見守っていきたいと思います。
久々に カエルちゃんにも逢え、
変わりなく元気そうだったので ひと安心!
これからは マルバちゃんの新生活を 見守っていかなくちゃ!
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