― 歌・種・記・文 ― (うたたね きぶん)

日々の中で感じたことを書き留めた自分のための雑記帳。
記憶を鮮明にさせてくれる画像や思いが大事な宝物になっています。

高齢女性おふたりの優しさには微笑めたけれど …

2019-03-25 | ちょっと考えさせられたお話

時々 人の言動 が 気になってしまう ということがありますが
今回も ほんのちょっと したことながら 引っ掛かりを感 じてしまった出来事がありました。



それは 友人と会うため いつもとは違う電車に乗った時のこと。
始発駅から乗車すると 車内にはもうすでに空席はなく、
つり革の半分以上が埋まっている
と思うくらいの乗車率 となっていました。

私のすぐ後に 障害をもたれているらしい30代後半?くらいの男性が乗っていらして
入り口付近に立たれていたようでした。
                 (この時は気づいていなかったので こんな表現になりました。)
すると それを見つけた かなり 高齢な女性 が 立ち上がり、  
わざわざその男性のところへ行って ポンポンと軽く肩のあたりを叩きながら
自分が座っていた場所を指 して 「こっちに来て座らない?」 と 席を譲ってくれようと したんです。
でもその男性は 別にありがたそうでもなく なにかボソボソと理由を言って断っていました。
この時 私は
  〔 しっかり聞いていたわけじゃないけど あまり好感のもてる感 じではなかったなぁ! 〕
  〔 こんな風にしてくれた人に お礼も言わなかったし …! 〕 と
すでにちょっと違和感を覚えていました。
すると それらのやりとりには気づかなかったのか        
最初に声をかけてくれた女性とは 入り口を隔てて反対側 に座っていらした
こちらも だいぶ 高齢な女性 が立ちあがって 同じ男性に
 「ここに座っていいわよ。」 と声をかけてくださったんです。
もちろん その男性は断っていたんですが、
なんだかやっぱり つっけんどん な感 じだったものだから
違和感が膨らんでしまって
  〔 声をかけられて迷惑なの?  そうだったとしても その態度はないんじゃない!? 〕 と
嫌な気分になりました。
その男性を改めて眺めてみたけれど 後ろからではよくわからない。 
もしかしたら目が悪いのでしょうか?
白くはないけれど杖を持っていらしたのは気になりましたが
二人の高齢女性自分は立ってでも座らせてあげようと思った くらいなので
なにかわかるようなことはあったのだろうとは推測できました。

座るか座らないかはご本人が決めていいことではありますし、
立っていた方が楽な場合もあります。
すぐに降りるから その場から移動 したり 立ったり座ったりをするほうが大変
なんてこともあるでしょう。
だからお断りするのはまったく問題ないとは思います。
だけど あれだけ高齢の方 が声をかけてくださったんですもの             
  〔 大人なら 「ありがとうございます」 のひと言 くらい あって然りなん じゃないの!? 〕
私にはそう思えました。
もし目が悪くて見えなかったとしても、
お年寄りの しゃがれた声を聞けば 大まかな見当 くらいは つくで しょうに …。


         なにか障害をお持ちらしい その若めの男性の、
         ちょっと残念な態度 には すっきりしないものを感 じながら、
         周りにはもっと若い方たちがたくさん座っていらしたのに
         立ってまで声をかけてくださった ご高齢な二人の女性 には
           〔 素敵! 〕                             
           〔 いつでも、いつまでも、さりげなく こんなことの出来る人でいたいわね! 〕
           〔 嫌だなと思ったことより 良いことのほうを記憶に残 したいわよね! 〕 と
         最後にはそう思えました。


こういうことは歳には関係なくて
けっきょくは 人柄の問題 ってことになるんでしょうね。
お年寄りでもカッコよく見えましたよ!


                                     お読みいただきましてありがとうございます。
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コメント (2)
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