急に 日が暮れるのが早くなった と感 じるようになりました。
娘からもそんなLINEが来たので
「 秋の日はつるべ落とし 」 と送ったら
「何それ!?」 って返信がきて びっくり!
えっ、学校で習わなかったの!?

考えてみれば、
つるべ が もうわからないんで しょうね!
井戸なんて見ないし …
だったら 知っている人は
「秋の日はつるべ落とし」 を ことわざ のひとつとして知っているか
「つるべ落とし」 を 俳句 の 秋の季語 として知っているか
それら を 雑学 として認識 している ってことになるのかしら!?
もちろん 高齢者は 誰でも知っていると思います。
だったら いったい どれくらいの年齢まで学校で習っていたのかしら ?
そういえば 私が幼い頃だって 自宅近所 に 井戸 なんてなかったから
時代劇 で見るのが一番多かった というのが現実だったような気も します。
それでも ちゃんと理解は出来ていたし、秋になれば 普通に使っていた言葉でした。
それだけに ちょっとショック!
※ つるべ

井戸から水を汲み上げるための道具 (桶)。
縄や竿の先に取り付け、滑車を利用 して井戸の中に落とし、
手元の縄を引くことで井戸の水を汲み上げる仕掛け。
※ 秋の日はつるべ落とし
井戸の中へ落とすと まっすぐに一瞬で落ちる つるべのように
秋の日もこれに似て たちまち暮れてしまう という例え。

「つるべ落とし」 に関する 雑学
落差20m のこの滝は 別名 「幻の滝」 とも呼ばれており、
水量が多い梅雨の時期以外には見られないことも多いそうです。
※ 妖怪 の名前 でもあるようです。
京都 ・ 滋賀 ・ 和歌山 ・ 岐阜 ・ 愛知 などに伝承されており、
古い樹木などの下に死体を埋めると その生き物の魂が木に取り付き
「つるべ落とし」 となって つるべのように落ちて来ては 下にいる生き物を
脅 し、生気を吸い、襲って食べる などと云われているようで、
一説では 殺 したやつを 同方法で取り殺すとも云われているそうです。
ちなみに、
アニメ 「ゲゲゲの鬼太郎」 では 1985年 エンディングの妖怪絵で登場。
同じく 2007年には 妖怪横丁のコンビニの店主として登場 しているほか、
2001年の宮崎駿監督作品 「千と千尋の神隠し」 で 湯婆婆の部屋にいる
「おいおい」 しか云わない 3匹の頭(かしら)。
同じく宮崎駿監督の1994年作品 「平成狸合戦ぽんぽこ」 でも 狸が化ける
妖怪のひとつとして登場 していたとか!
妖怪 「つるべ落とし」 って けっこう有名だったの!?
知らなかったわー!!

目に、あるいは 耳に しないものは想像することも難 しくなるから
言葉として伝わりにくくなってしまい、どんどん追いやられてゆく。
「 秋の日はつるべ落とし 」 という ことわざ も
そんな中のひとつになってしまうのでしょうか!?



ことわざ なんかは特に
聞けばすぐにわかる とは言えない表現も多いから
ますます 使われなくなってしまうものが増えていってしまうんでしょうねー!
日本らしい言葉が消えてゆくようで寂しくなるなぁ!
お読みいただきましてありがとうございます。
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