高校生と地域企業経営者との「語る会」で得たもの。
県立吹上高校の男子高校生の体験
鹿児島県立吹上高校の男子高校生が「地域企業の経営者等と高校生の語る会」で体験したことを、昨日の南日本新聞の若い目に寄稿していたので紹介します。
「私は、地域企業との語る会に参加しました。普通だったら絶対に体験できない企業の見学や、企業の方の生の意見を聞くことができて、とてもすばらしい体験ができたと思います。語る会では、ある企業の方が『メモを取れ』という言葉がとても印象に残っています。僕はその時、ペンを持っていなかったので、とても恥ずかしくなりました。企業の方々を見ると、皆さんメモを取っていたので、やはりメモを取るというのが、とても大切なことなのだと分かりました。見学では、貴重な作業現場を見ることができました。就職まで、長いようであっという間です。今回の体験をきっかけに、本格的に就職について考えて行こうと思いました。」
企業ではというか、社会ではごく普通のことでも、まだ教育現場では、「このようなことも徹底していないのか」という気がしますが、それでもこの高校生に「すばらしい体験」と言わせるほどいい語る会だったのだと思うと、このような機会をもっともっと増やすべきだと、改めて強く感じました。
かごしま企業家交流協会
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