企業の相談・案内等が増えています。
厳しい時にも、企業経営者の方々は前向きに努力されています。
景気が底を打ったのではないか、いやL字型の底を横打ちをしている状態だ。などいろいろな観測が出されている。 企業経営者、中でも中小企業経営者の方々の実態経済面では、まだまだ厳しいことには変わりがないようだ。ただ、厳しい状況の中で、必死に事業継続のための努力をされている姿には、感銘を受けるし、又、経営者の強さを感じる。日本の大企業を、又ものづくり技術を支えている中小企業の精神力というか、根性というのが伺える。
今、関西や東海地区の会員企業の方々が鹿児島に、又当協会に来所される数が増えている。こういう情勢の中で、県の研究開発の助成についての相談や鹿児島大学との研究課題等の意見交換、中にはこういう厳しい時期にも係わらず、求人の相談もある。
昨日も、名古屋の企業会員の社長さんを鹿児島大学に案内し、いろいろ情報交換の場に同席しました。企業経営者と大学教授、いろいろな情報交換や教授の所有する機器・機材、素材の中から新たな取り組みのテーマであったり、技術向上のポイントがあったりするようだ。
そういう意味では、企業経営者と大学教授の情報交換や、お互いの製造現場や研究現場を見学することは、非常に大事なことではないだろうか。今日のお2人方の情報交換の中にも、お互いで取り組むテーマがあったようであり、又、共感し合えるものがあったようだ。 このようなお2人方の出会いの場を作り、共感されるものがあったことを実感することも、今の私の仕事のやりがいの一つである。
今後も、当協会の業務の柱の一つである「関西・東海の企業と鹿児島の大学、地域の企業、行政機関などとのマッチイング業務」に励んでいきたい。
かごしま企業家交流協会
◇ http:// www.kagoshima-kigyouka.com/