財務省が今月10日に2009年末の「国の借金を871兆5104億円」と発表
国民1人当たりの借金は約683万円となるそうです。
国の借金は、国債と借入金、政府短期証券を会わせた債務残高の総額で、四半期ごとに財務省が公表しているが、08年末に比べると24兆8199億円増え、過去最大を更新したそうだ。
借金残高の拡大の主な理由は、前麻生政権が打ち出した経済危機対策の財源を賄うための国債増発で、09年12月末の国の借金を09年9月末と比べると、6兆9878億円増えている。四半期ごとにみた国の借金残高は、世界的な金融危機に伴う景気悪化を背景に、09年6月末に過去最高を更新したことになる。その後も政府の相次ぐ景気対策や税収減を受けて増加し続けている。
これは、個々の家庭感覚で言うと、大変なことだ。国の借金だから、国の職員、国会議員の感覚が、「みんなで渡れば怖くない」という感覚に陥っているのではないだろうか。
全ての事業を見渡し、1年、あるいは当面据え置ける事業等をストップする勇気というか、感覚を持てるかではないだろうか。
このままの感覚で行くと末恐ろしい感じもするが、一方では後ろ向きになると、成長が止まり、悪循環になりうる可能性もあり、どういう判断をするか難しい。
はっきり言えることは、日本の置かれた状況は、それほど難しい状況に追い込まれていることだけは事実だ。
かごしま企業家交流協会
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