よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

鹿児島湾に架橋/鹿児島の話題・情報(44)

2010-02-23 08:02:55 | 鹿児島の話題・情報

薩摩半島と大隅半島を結ぶ「錦江湾横断交通ネットワーク」の想定ルートに3ルート

鹿児島県が「鹿児島ー桜島」案の検討が適当との基礎調査結果を公表

鹿児島湾を挟み薩摩半島と大隅半島は、これまで架橋構想が何回となく議論になるが、これまで実現していない。鹿児島県は、2月5日に想定ルートや概算工事費をなど「基礎調査結果」を公表した。

基礎調査結果では、現在フェリーが運航されている次の3ルート案が検討されたとのこと。

① 「鹿児島ー桜島」

② 「鹿児島ー垂水」

③ 「指 宿ー根占」

3ルート案を比較検討した結果、事業費や交通需要などの観点から、「鹿児島ー桜島案を中心に検討することが適当」と判断したとのこと。

それによると、「鹿児島ー桜島」案は、橋が1,300億円、トンネルが1,200億円掛かるとのこと。県は、2010年度以降も調査を続けるとのことであるが、公共工事をめぐる状況は厳しく、すぐに具体化する段階ではないとのこと。

県政の検討課題になっていることはいいことだが、大隅半島住民にとって、大隅半島と薩摩半島の横断交通の実現は念願となっているが、その実現はまだまだ簡単な話ではないようだ。

かごしま企業家交流協会

http:// www.kagoshima-kigyouka.com/

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