大阪・梅田北ヤードが着工された。
「大阪最後の一等地」と言われる再開発である。
東京一極集中が進み、関西とりわけ大阪の落ち込みは止まらないと言われる中でのJR大阪駅北側の大阪北ヤード再開発事業の先行開発区域(約7ヘクタール)が先月31日に着工、開発事業者12社が安全を祈願する地鎮祭が行んわれた。
地鎮祭には、三菱地所やオリックス不動産など12社の社長らが出席し、商業施設や分譲マンション、高級ホテル、オフィスなどで構成する高層ビルを建設し、2012年度下期の完成を目指すものだ。
何と言っても、目玉は、中核施設の「ナレッジ・キャピタル」。企業の先端技術を紹介するほか、ロボット技術のショールームや研究者の交流拠点、シンクタンクの設立が計画され、関西の強みである技術力を国内外に発信するものだ。
“大阪最後の一等地”の街づくりが、地盤沈下の続く関西の活性化の起爆剤になることにぜひ期待したい。
大阪北ヤード開発地域
かごしま企業家交流協会
http:// www.kagoshima-kigyouka.com/