とうとう鹿児島県でも口蹄疫の危機が迫った。
曽於市ではウイルス進入阻止のため、宮崎県都城市との県境6市道を通行止め。
どこまで広がるのか、菅首相が「国家的な危機」と発言した口蹄疫は、宮崎県の南部、都城市まで広がった。隣接の鹿児島県曽於市では防疫体制に追われている。
曽於市は、全国でも有数の牛豚の産地である。もしも曽於市にウイルスが侵入するとなると全国一の畜産県としての鹿児島県だけの危機だけでなく、安心・安全な食の国日本の危機である。その意味では、まさに「国家的な危機」である。何としても撲滅してもらいたいものです。
ただ一方では「九州南部が梅雨入り」し、ウイルスが消滅しにくくなるのが気になる。もしも、これを食い止められなければ、地域経済だけでなく、少なくとも九州経済への脅威であり、最悪は九州経済の崩壊に繋がるほどの危機感が必要ではないだろうか。
その意味では、九州への災害派遣要請で、全国から自衛官派遣など、専門家の現場対応が強く望まれる。ともかく曽於市をはじめ関係者の方々の24時間体制での防疫業務に敬意を表し、ぜひともウイルス感染危機を乗り切って頂きたいと強く願ってやまない。
かごしま企業家交流協会
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