経営不振に陥った日本企業の中国企業によるM&Aは今後も加速するのか?
レナウン、本間ゴルフ、ラオックスなど著名企業の買収事例の成功がカギになるのでは。
韓国企業による鹿児島のゴルフ場の事例はあるが、まだ、製造業へのM&Aの話は聞かないが、日本では、確実にその事例が増えつつあるのには、不安もある。
中国企業が日本企業の経営不振に陥った企業を救っている事例が日経ビジネスで報道されていたが、中国の買収に帝国データーバンクの調査では、78.1%の企業が脅威になると回答している。
いずれにしても、今や中国企業は日本の経営不振企業を買収・資本参加する資金力、人材を確実に持っているという事実だ。
日経ビジネスによると、中国企業のM&Aの事例として、
○製造業で
・本間ゴルフ、アキヤマ印刷製造、MSK(太陽電池)、オギハラ館林工場(自動車部品)、日興電機工業(自動車部品)、池貝((工作機械)
○衣料で
・レナウン、フェニックス(スポーツウェア)
○その他で
・ラオックス(家電量販)、SJI(システム開発)、山九製薬(旧東亜製薬)
を掲載している。
これは、あくまで一部に過ぎないだろう。身近なところで、中国企業の食指が伸びているのは間違いない現実なのだろう。
どうするか、 菅政権が言っている強い日本経済を急いで立て直すことに尽きぬのではないだろうか。
かごしま企業家交流協会
http:// www.kagoshima-kigyouka.com/