京セラやIHIなどのメガソーラーが着工
国内最大級の7万9千メガワット
長年空き地が続いていた鹿児島市七ツ島2の埋め立て地にようやく企業誘致が実現した。
どれほどの県職員や関係者が誘致に苦労したことか。懐かしい思いを持つ一人である。建設を計画している国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が、今月3日着工し、現地で安全祈願祭が行われた。
この土地は、IHIが所有する約127ヘクタールの土地に、京セラ製の太陽光パネル約29万枚を設置するもので、総投資額は約270億円と報道されている。来年秋には完成予定で、年間発電量は約7万9000メガ・ワット時。一般家庭で言えば、約2万2000世帯分を賄えるというからすごい規模だ。
この運営会社は、京セラ、IHIなど7社が出資して設立した鹿児島メガソーラー発電である。
安全祈願祭には、前田辰巳・鹿児島メガソーラー発電社長(京セラの副社長)や出資企業の役員、森鹿児島市長など約70人が出席し、神事が執り行われた。
終了後、前田社長は報道陣に対し、「世界最大級の施設で、再生可能エネルギーの有益性を訴えたい」と抱負を語ったという。心配されている桜島の降灰による影響に付いても、「過去のデータを分析すると、建設地は降灰が少ない地域。高速散水車によるパネル清掃などで対処する。」とのコメントをしているという。
この高速散水で、影響がないのであれば幸いである。いずれにしても電力不足や、原発問題が大きな話題になっているおり、このメガソーラーの着工は朗報である。
完成様相図(京セラ提供写真)
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