「アラ100」で働いているサラーリーマン
どうなるのだろう日本の労働形態
昨日、平均70.5歳の熟年パワーのNPOの紹介をしましたが、今日は、100歳で現役のサラリーマンの話です。
敬老の日も近づきますが、毎日電車通勤して働いているサラリーマンが東京にいます。この人は、福井福太郎さん 1912年5月生まれの100歳。
最近の日経ビジネスに掲載されたが、藤沢市の辻堂から東京の「東京宝商会」まで、毎日電車で通勤されているという。勤務時間9時半から13時半まで。月給30万円。仕事内容は宝くじ券の整理や売上金の管理だそうだ。
この方の言葉、「長生きできたのは毎日働いていたからだと思う。」、今でも最低でも1日7000歩は歩くとのこと。「若い頃からエレベーターは使わず、長い間オフィスまで階段を使っていた」とのこと。
更に、「衰えはかんじないねぇ。まあ、97歳を越えた頃から、老化を感じることになったけど。」という、淡々とした言葉には、感心というか、ビックリを越えてしまう。
96歳の時に辞めようと会社に申し出て慰留されたというが、福井さんの「人間は自分勝手になってはなってはいけない。自分のためではなく、人のために行動すべきだよ。」という経営理念が、ここまで働き続ける根幹かも知れない。
日本は少子高齢化時代を迎えているが、若者とこのような超高齢者とのコラボによる勤労形態が世界のモデルになる日が来るのかも知れない。
日経ビジネス掲載「福井福太郎氏」
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