県内の高校生たちが活躍している。

高校生が考案した黒豚やポンカンなど県産の食材を使ったパンが、6日から県内のローソンで販売されている。

商品開発に携わった生徒たちが先日、県庁を訪れ、試食をした三反園訓知事から「どれもおいしい」とお墨付きをもらったそうだ。

先日も、霧島高校生がオリジナルの「ふくれがし」を作り販売した話を聞いたが、県内各地の高校生がオリジナル商品を開発することで地域活性化ににつなげようとする動きが活発だ。同社が企画した今回のパンもその一つ。

販売される商品は、神村学園高(いちき串木野市)の生徒が考えたポンカン風味のメロンパン。鹿屋中央高(鹿屋市)の生徒のアイデアによる黒豚の具が入った麻婆パン。伊佐農林高(伊佐市)の豚みそを使ったピザパン。鳳凰(ほうおう)高(南さつま市)の生徒が考案したカボチャと牛乳のクリームパンなど6種類だそうだ。

高校生の活躍は、高齢化や少子化が加速している鹿児島に採っては明るい情報だ。できたら、その知恵、行動力を卒業後も鹿児島のために使ってもらいたい。まだ、食べていないが、パン好きのものにとっては楽しみだ。是非、パンも食べてみたい。