よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

鹿児島のスーパー高齢者/鹿児島の話題・情報(146)

2012-09-13 10:32:18 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島の100歳以上1,118人

13年連続増加。最高齢は112歳。

昨日に続き、スーパー高齢者の話です。鹿児島県が11日、満100歳以上の人口は過去最高の1,118人に上ると発表したと報道されました。

男女別で言うと、圧倒的に女性が多くて999人。昨年から74人増加している。一方男性は前年比33人増の119人。全体の約10%強。

又、人口10万人当たりの100歳以上の高齢者数は65.80人。地域別では、やはり大島地区が最多で132.01人。

次が、南薩地区が79.26人。大隅地区が74.51人。姶良・伊佐地区69.63人、北薩地区64.57人。熊毛地区57.68人。最後が鹿児島地区で48.17人となっている。

全国レベルでいうと、今年度の厚労省の発表はまだないようなので、23年度の数字で行くと人口10万当たりの数字で行くと、鹿児島は島根県、高知県、沖縄券、山口県に次ぐ全国第5位。高齢者先進県と言える。

高齢者の長生きの秘訣は、くよくよしない。好き嫌いなく食べる。よく歩くなど。色々言われますが、やはり環境も影響するのではないだろうか。

今後、この100歳以上の人口は、今年度5万人を突破し、2033年には30万人、2051年には、70万人を突破すると推計されています。

皆さん、団塊の世代が、40年後には、「アラ100」を迎えることも夢ではなく、現実になる時代です。 

鹿児島県の百歳以上長寿者(平成23年9月1日現在) 

総人口(千人)

百歳以上長寿者数(人)

性別

人口10万人当たり百歳以上長寿者数(人)

男性

女性

 1,706

  1,011

 86

925

 59.25(全国第5位)

 

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100歳のサラーリーマン/どうなる日本経済(249)

2012-09-12 08:43:20 | どうなる日本経済

「アラ100」で働いているサラーリーマン

どうなるのだろう日本の労働形態

昨日、平均70.5歳の熟年パワーのNPOの紹介をしましたが、今日は、100歳で現役のサラリーマンの話です。

敬老の日も近づきますが、毎日電車通勤して働いているサラリーマンが東京にいます。この人は、福井福太郎さん 1912年5月生まれの100歳。

最近の日経ビジネスに掲載されたが、藤沢市の辻堂から東京の「東京宝商会」まで、毎日電車で通勤されているという。勤務時間9時半から13時半まで。月給30万円。仕事内容は宝くじ券の整理や売上金の管理だそうだ。

この方の言葉、「長生きできたのは毎日働いていたからだと思う。」、今でも最低でも1日7000歩は歩くとのこと。「若い頃からエレベーターは使わず、長い間オフィスまで階段を使っていた」とのこと。

更に、「衰えはかんじないねぇ。まあ、97歳を越えた頃から、老化を感じることになったけど。」という、淡々とした言葉には、感心というか、ビックリを越えてしまう。

96歳の時に辞めようと会社に申し出て慰留されたというが、福井さんの「人間は自分勝手になってはなってはいけない。自分のためではなく、人のために行動すべきだよ。」という経営理念が、ここまで働き続ける根幹かも知れない。

日本は少子高齢化時代を迎えているが、若者とこのような超高齢者とのコラボによる勤労形態が世界のモデルになる日が来るのかも知れない。

         

                日経ビジネス掲載「福井福太郎氏」

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熟年パワーNPO/どうなる日本経済(248)

2012-09-11 10:24:59 | どうなる日本経済

平均年齢70.5歳の「経営支援NPOクラブ」

大企業出身者達で経営指南

全人口の1/4の人口を占めるようになった高齢者。高齢者は社会のお荷物という人もいるが、私の運営する企業経営者もまだまだ第一線で会社を引っ張っておられる元気な高齢者が多い。

この高齢者の方々で、NPO法人を立ち上げ、高齢力を発揮されている集団がいる。それは、「経営支援NPOクラブ」だ。

東京で、大企業等を勇退された方々で、2002年に三井物産のOBを中心に設立され、中小企業の競争力の底上げに貢献することを目的にしております。

このクラブメンバーは約160人。最高齢者は86歳。平均年齢70.5歳。元商社マンがメインだそうだ。仕事は数ヶ月先まで予定が埋まっており、業務改善や取引開拓、人材紹介など、日当1,000円という格安料金、海外経験者も多く、現地にも通じているとのこと。

この仕事であれば、若者の職場を奪う心配もない。シルバーセンターとはちがう、高齢化時代の仕事パターンとして、参考になるのではないだろうか。

       

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銀行経営も変化/どうなる日本経済(247)

2012-09-10 10:26:07 | どうなる日本経済

銀行の常識は世間の非常識

面白い経営者「りそなホールディングス会長

今、企業経営の潮流が大きく変わっていることは、このブログでも何回か書きました。

銀行界は、企業からの借り入れに支えられ、「殿様商売」が長く続いているが、その銀行界でも、顧客や時代の変化に対応し、自らも変わり続ける続ける以外に道はないということで、世間からすると一般的なのだが、銀行からすると大胆な取り組みをしている銀行経営者がいる。

旧国鉄の分割・民営化を成功させ、公的資金を投入され国有化された「りそなホールディングス」の経営をまかされた細野英二氏だ。

就任後100日で、過去に抱えていたウミを一気にだし、翌年から8期連続黒字経営に導いいた手腕はすごい。

その改革のポイントが、「企業風土の改革」。いわゆる「民間企業のマネジメントの原則」の実行である。難しいが、簡単に言えば、銀行もサービス業であり、その本分を実行すると言うことだろう。

その具体的な事例が、他の銀行がやっていない「午後5時まで営業店を開ける。」という改革をしている。決定から実行まで8ヶ月かかったと言うから社員の抵抗があったことが伺える。

縦割りの官僚的な組織の銀行の中で、「市場のパイを増やして利益を上げる努力。それには顧客や時代のニーズの変化にすぐ対応」できる「民間企業のマネジメントの原則」を実行するということなのだが、これが保守的な銀行界では難題だったわけだ。

この他、窓口にお客を待たせないための、決済処理端末のシステム導入、伝票の1/4の削減、そして、今春から大手銀行では初めて、年中無休店を開業している。

この「世間では非常識、銀行では常識」という改革を実行することは、大変な抵抗があったとようだが、この顧客や時代の変化に対応したトップの決断の実行については、日本企業の大きな潮流変化の中で生き延びていくための事例として、他の銀行はもちろん、企業経営者にもも見習うべきものがあるのではないだろうか。

                 

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職場実習生の受入/鹿児島での活動(176)

2012-09-07 09:26:43 | 鹿児島での活動

今年度3人目の職場実習生の受け入れ

今回は、1ヶ月間です。

鹿児島県立姶良高等技術専門校の委託先から職業訓練生を昨日受入ました。

当協会では、この職場訓練生を年5~6名。1ヶ月から3ヶ月。永い方は1年近くの期間で受け入れております。この他にも大学生のインターンシップ生を受け入れており、今年は既に3人受け入れました。

今回の実習生は1ヶ月間。これまで旅行会社で働いておられた女性です。

事務部門での仕事を希望しているということで、昨日は、基本的な事務部門で必要な「接遇」、「5S」、「報連相」、「仕事の確認やメモ」など、基本的なことから、当協会のミッション、業務内容など、細かくオリエンテーションをしました。

昨日は、訪れた5人の方への接客、名刺交換など、基本的なことをまず実践してもらいました。

人の教育は簡単なようで難しい。杓子定規ではなく、その人のこれまでの経験、個性などを見極めながら、出来るだけ実践に役立つ指導。そして何よりも、前向き、積極的な行動をとれるような教育が必要だと思っております。

1ヶ月間は、あっという間なので、しっかり次の職場、仕事に活かせるよう訓練をしていきます。頑張ってください。

               

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天文館に新たな複合施設/鹿児島の話題・情報(145)

2012-09-06 11:01:31 | 鹿児島の話題・情報

天文館に新たな商業文化施設

天文館の新たな復活につながるか?期待がかかる。

長らく天文館の電車通りを挟んだ「タカプラ」正面の空き地(駐車場)をみては、寂しい気持ちを持ってた一人だったが、ようやく今月3日、新たな複合施設整備の計画が明らかになった。

所有者である岩崎グループが、「いわさきホテル・ザビエル450」(かっての、かごしま林田ホテル)跡地に、小売り・飲食の商業機能と美術館や多目的広場を併設する複合施設の整備計画を明らかにした。

施設は、2013年度着工され、14年度完成の予定で、約3100平方メートルの敷地に2~3階建てビル(延べ床面積6600平方メートル)、160台収容の立体駐車場を建設する予定だという。

この地にあった以前のホテルは、ボウリング場、ビヤガーデン、レストラン、ブックショップ、特産品販売など、いろいろな変遷を経た後、老朽化もああって08年に閉鎖されたが、かっての天文館の待合いの場所、交流の場所として、天文館の人の流れの核施設であり、おそらく多くの人が、私個人としても色々な思い出の残る施設だったのではないだろうか。

鹿児島は、新幹線の終着駅として鹿児島中央駅に人の集中化が進んでおり、天文館の活性化が課題になっているが、何といってもやはりかっての天文館の魅了は忘れられない。

新たな魅力創出の核施設して整備されることによる天文館の復活が期待される。

             

                  南日本新聞掲載写真(12.9.3)

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メガソーラーが着工/鹿児島の話題・情報(144)

2012-09-05 08:47:53 | 鹿児島の話題・情報

京セラやIHIなどのメガソーラーが着工

国内最大級の7万9千メガワット

長年空き地が続いていた鹿児島市七ツ島2の埋め立て地にようやく企業誘致が実現した。

どれほどの県職員や関係者が誘致に苦労したことか。懐かしい思いを持つ一人である。建設を計画している国内最大級の大規模太陽光発電所(メガソーラー)が、今月3日着工し、現地で安全祈願祭が行われた。

この土地は、IHIが所有する約127ヘクタールの土地に、京セラ製の太陽光パネル約29万枚を設置するもので、総投資額は約270億円と報道されている。来年秋には完成予定で、年間発電量は約7万9000メガ・ワット時。一般家庭で言えば、約2万2000世帯分を賄えるというからすごい規模だ。

この運営会社は、京セラ、IHIなど7社が出資して設立した鹿児島メガソーラー発電である。

安全祈願祭には、前田辰巳・鹿児島メガソーラー発電社長(京セラの副社長)や出資企業の役員、森鹿児島市長など約70人が出席し、神事が執り行われた。

終了後、前田社長は報道陣に対し、「世界最大級の施設で、再生可能エネルギーの有益性を訴えたい」と抱負を語ったという。心配されている桜島の降灰による影響に付いても、「過去のデータを分析すると、建設地は降灰が少ない地域。高速散水車によるパネル清掃などで対処する。」とのコメントをしているという。

この高速散水で、影響がないのであれば幸いである。いずれにしても電力不足や、原発問題が大きな話題になっているおり、このメガソーラーの着工は朗報である。

       

              完成様相図(京セラ提供写真)

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企業の撤退/鹿児島の話題・情報(143)

2012-09-04 08:32:07 | 鹿児島の話題・情報

又、危惧する辞退が発表された。

富士通グループの鹿児島工場の撤退

日置市のパナソニックグループの鹿児島からの撤退に続き、またしても鹿児島から老舗の工場が閉鎖されることが発表された。

NPO法人として、企業誘致に係わるものとして、とても心配していたことが現実になった。これまでのNEC,パイオニア、パナソニックに続き、今度は、富士通グループの半導体メーカーである「富士通セミコンダクター」(本社横浜市)が、8月31日にグループの九州工場(薩摩川内市)を、2年後には閉鎖する意向とのこと。

 同社の九州工場は1978年10月に操業。従業員数は約700人で、8割以上が県内採用ということらしい。従業員は、譲渡先の「ジェイデバイス」(大分県臼杵市)の大分県杵築、臼杵市と福岡県宮若市の工場に転籍するか、富士通グループで再配置するとしている。

工場閉鎖の時期は未定だそうだが、富士通セミコンダクターとジェイ社は2014年3月までに生産設備の移管を終える方針とのこと。県内に大きな受け皿はないことを考えると、県内採用が多い従業員の対応はとても心配される。

地元、薩摩川内市や県の今後の対応も、日置市等のパナソニックや、アルバックの従業員の問題もあり、大変な状況だと思われる。

願わくは、次の次がでないことを願うしかないのが残念でならない。

         

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SPP講座報告会/鹿児島での活動(175)

2012-09-03 12:49:32 | 鹿児島での活動

鹿児島大学でSPP講座の成果報告会開催

5班のグループそれぞれ6日間、3講座の成果を報告

平成24年度の「(独)科学技術振興機構」の事業採択を戴いて実施した「平成24年度のSPP講座」が無事に終了しました。

今年度は、8月3日~4日(第1回)、11日~12日(第2回)、18日~19日(第3回)、それぞれ鹿児島大学で実施し、そして、9月2日に、「3回分6日間の講座の取りまとめ、成果報告会」を開催しました。

この間、講義を9回、実験実習を12回、討議・発表を3回と、みっちりと組まれたカリキュラムで、鹿児島大学や企業等から講師(副講師を含む)延べ34名に参加を戴いて実施しました。

SPPは本来の目的である、

・科学技術や理数科への興味・関心を持ってもらうこと。知的探究心を育成すること。進路意識の醸成すつなどが、主な目的ですが、

この他に、今回も異なる県内4校の専門高校生同士の交流、更には大学の教授の講義や第一線の経営トップの講義など多彩な講師、そして鹿児島大学の院生等TAとの直接の意見交換、触れ合いなど、各高校での教育・講義とは異なる様々な内容を織り込んだ講座でした。

今回も参加した約30名のうち、2/3を占めたのは高校1、2年生で、今後の学校教育に大きな刺激を与えた7日間だした。

昨日の、5班のグループ毎に、11組の高校生が成果発表会で、パワーポイントを駆使し、6日間の成果を堂々と発表し、質疑にもはっきりと答えていました。

5班の成果報告会での内容は、それぞれ個性ある内容で、成長がはっきりと伺える発表をしてくれました。

本当に、猛暑の中、睡魔と闘いながら頑張った高校生、そしてそんな高校生に、優しくアドバイスして成果報告に協力してくれた鹿児島大学のTAの皆さん。毎回引率して参加された各高校の先生方、そして講師の鹿児島大学、企業の皆さん方、本当にありがとうございました。

この結果は、今年度も成果報告書として10月末までには、印刷紙、発表させていただきます。 

    

 

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